競馬ブックが提供するオンラインサービス3種の月額料金と特徴を紹介

競馬ブック 競馬予想サイト一覧

競馬ファンであれば誰もが一度は聞いた事がある位に有名な競馬専門誌の一つである競馬ブック。時代の流れにより競馬新聞だけでなく、競馬ブックは競馬情報を提供するオンラインサービスにとても力を入れています。

現在「競馬ブック」が提供しているオンラインサービスは『競馬ブックweb、競馬ブックwebライト、競馬ブックsmart』の3種類です。

それぞれの違いや特徴、料金形態などがどのように違うのかをこちらの記事で解説していきたいと思います。

大阪杯(G1)
3サイトで無料提供!

そもそも「競馬ブック」って何?

競馬ファンであれば誰もが一度は聞いた事がある位に有名な競馬新聞が競馬ブックです。

1946年の初創刊以来、現在まで多くの競馬ファンに愛されている競馬情報を取り扱っている会社です。

『競馬ブック』と『研究ニュース』の2つの競馬新聞を発行していて、馬関連を取り扱う出版社としては国内最大規模を誇っています。

1部500円で現在も発売されている全国版の競馬新聞では、レースに対する総評的な予想や本命馬や印付け。

水木曜日で行われた追いきりでの取材時点での厩舎コメントの掲載であったりスタッフの見解を掲載しています。

また、調教タイムの掲載に関しては今週の本追い切りで走ったコースでのベスト調教タイム、前走の本追い切りの調教タイム、前回2着以内に入ったときの調教タイムも併せて掲載しているので、それとの比較で今回の状態をはかることも可能です。

調教タイムを競馬予想の柱にしている人にとっては大いに役立つ情報が提供されていると言う事になります。

またレースごとのコラムも充実していて、馬連・馬単・3連複・3連単の本誌予想買い目を掲載。

馬連・馬単は本紙予想トラックマンよりも多めに買い目を示している。

3連複は1頭軸流し、2頭軸流し、ボックスのいずれか、3連単はフォーメーション予想などがあります。

スタッフ予想とコンピュータファクター分析も話題になっています。

能力表に印を打っている以外のトラックマンの印、馬の総賞金額(本賞金+ステークスマネー)、道悪巧拙(ダート戦の場合はダート巧拙)・距離適性・コース適性・前走・調教・実績(新馬戦の場合は実績・前走などの代わりにゲート・血統・仕上など、障害戦の場合は道悪巧拙の代わりに飛越巧拙に置き換わる)の評価、過去3走の中央競馬におけるスピード指数、これらの要素にレイティングなどを加味したコンピュータによるグラフ分析及び印・買い目が一まとめになった表を掲載しています。

競馬ブックのオンラインサービス料金比較

競馬ブックのオンラインサービス料金比較

元々は競馬新聞のみを提供していた競馬ブックですが、ネット文化の発達と共にオンラインサービスにも力をいれてきています。

競馬ブックが提供する主なオンラインサービスは上でも説明した3種類。

「競馬ブックweb、競馬ブックwebライト、競馬ブックsmart」です。

それぞれ特徴と使い方、月額料金等が異なりますが、ここからはまず料金比較からしていきたいと思います。

  • 競馬ブックweb:月額3000円
  • 競馬ブックwebライト:月額1000円
  • 競馬ブックsmart:月額300円(アイフォンだと月額480円)

このように月額料金には大きな違いがあります。

まず驚くべきは競馬ブックwebの月額3000円という料金設定。

これは他の競馬メディアを見ても驚くべき高額です。高いのは高いのですが確かにそれ位の料金を支払う充実なコンテンツと豊富なデータを持っているのもまた事実です。

ちなみに競馬ブックwebライトは競馬ブックwebのお試し版みたいな感じで、競馬ブックwebで使う事ができるデータなどを少なくしたような感じです。

少々具体的に説明すると、例えば出走馬の調教タイムが最新の3本しか見られないのが競馬ブックwebライト、全て見る事ができるのが競馬ブックwebです。

月額料金が3倍違いますから得られるサービスも限られてしまうという訳です。

しかし競馬ブックwebライトでも多くの情報を得る事ができますので、まずはお試しでライトにしてみて、もっと多くの情報を得たいと思ったら競馬ブックwebにするというのが良いかもしれないですね。

競馬ブックwebと競馬ブックsmartの大きな違いはウェブかアプリかです。

競馬ブックsmartはアプリで配信されていて、月額料金もアプリを通して支払う形になります。

ネット競馬の最大手であるnetkeibaでもウェブ版とアプリ版を分けていますので、どちらを使用するかはそれぞれの使い方次第でしょうか。

しかし月額料金に大きな開きがあるように、競馬ブックでもウェブ版とアプリ版では情報量に大きな違いがあるという事は覚えておきましょう。

競馬ブックweb、競馬ブックwebライトの特徴

それでは早速ここからは競馬ブックが運営するオンラインサービスそれぞれの特徴を紹介していきたいと思います。

まずは競馬ブックwebと競馬ブックwebライトの違いとそれぞれの特徴からいきましょう。

競馬ブックwebは最強の情報量を網羅

競馬ブックのオンラインサービスの中で最も高額な月額料金3000円の競馬ブックwebは、競馬関係のネットコンテンツの中でも最高クラスのコンテンツ量を網羅しています。

月額料金3000円は確かに高額ですが、それに見合う対価はきちんと得られると考えて間違いないでしょう。

どちらかというと上級者向けです。

競馬予想を色々な観点から調べて判断したいと思っている競馬玄人の人は入会して損なしと断言できる程の情報量を誇っています。

特筆すべきは調教動画を見る事ができるという点です。

レース展開において調教タイムや併せ馬と走った様子などは非常に大切で、穴馬を当てる為には必要不可欠な要素であると言われています。

競馬ブックwebに入会すれば調教している要素を毎週金曜日に配信されますのでチェックする事ができます。

重賞レースなどのメインレースが中心になりますが、それでも普段は絶対に見る事ができない調教の様子を見る事ができるのは上級者の方にとっては嬉しいですよね。

調教結果の詳しい解説も合わせて掲載されているのも特徴です。

続いてデータ面。

完全データと言われるトラックマンも利用している競走馬の生涯データベースをチェックする事ができます。

出走時のすべてのタイムやレース直前の様子はもちろん、レース前、レース後の陣営のコメントなども細かく見る事ができますので、レース予想に置いて欠かす事ができない要素を全て満たしていると言っても過言ではありません。

更にネットならではのスピード感として、開催当日のレース情報をリアルタイムで常に更新していますし、最新情報を常に配信していますので、土日も逐一レース情報を確認して常に新しい情報を得る事ができます。

レース結果を速報で知る事ができ、調教動画やコメントなどから狙い馬を絞る事もでき、膨大なデータベースから馬の情報を得る事もできます。

競馬ファン、特に競馬予想上級者の方にとっては欠かす事ができないサイトになる事間違いなしと言っても過言ではありません。

競馬ブックwebライトは初心者向け

競馬を始めてまだ間もない方、そこまで詳しくは良いけどある程度はレース予想の参考になる情報が欲しいと思っている方には競馬ブックwebライトをオススメします。

競馬ブックwebが月額料金3000円なのに対し、競馬ブックwebライトの月額料金は3分の1である1000円と安値です。

イメージとしては競馬ブックwebのお試し版といった感じでしょうか。

しかしそれでも膨大な量の情報を得る事ができます。

出走馬の調教タイムを得る事もできますし、データベースから馬の情報を知る事もでき、レース当日もリアルタイムで情報を得る事ができます。

しかし上でも軽く触れた通り、競馬ブックwebで得られる情報よりは限りなく少ないです。

競馬ブックwebでは調教馬のタイムが全て見れますがライトでは最新の3本だけといった制限をかけられます。

それでも競馬ブックwebの雰囲気を感じる事はできますので、最初から月額料金3000円を支払うことに抵抗がある方はまずは競馬ブックwebライトに入会する事をオススメします。

そこで雰囲気を感じ取り、良いなと思ったら更に色々な情報を得られる競馬ブックwebに入会するようにしましょう。

競馬ブックsmartの特徴

競馬ブックweb、ライトの特徴紹介を上でしてきましたが、ここからはアプリで配信されている競馬ブックsmartの特徴を紹介していきたいと思います。

中央だけでなく地方競馬情報も!

アンドロイドは月額300円、アイフォンは月額480円と非常に安価で得られるサービスがとても充実しています。

アプリからダウンロードして月額料金を支払うことで様々なコンテンツを見る事ができるようになります。

出馬表やオッズ、調教タイムといった基本的な情報はもちろん配信されていますし、トラックマン直前情報などの個性溢れるコンテンツが多いのが特徴です。

最新情報案内ではパドックで出走馬たちの状態の良し悪しを判断する事が出来るパドック情報が掲載されていますので、実際に競馬場に行かなくても馬の状態をチェックする事ができるのも嬉しい所ですよね。

競馬ブックのトラックマンが動画に出演してG1などの重賞レース展望を行う「TMトーク」は競馬ブックスマートの中でも人気の高いコンテンツです。

他にも、美浦・栗東それぞれのトラックマンが1人ずつ登場し、とっておきの軸馬を紹介する「推奨馬VTR」という動画コーナーもとても充実しています。

さらに中央競馬だけでなく地方競馬の情報も満載です。

地方競馬の重賞レースはもちろんの事ですが、普通のレース情報、競馬ブック地方競馬班のトラックマンたちがとっておきの馬を紹介する「自信の推奨馬」はレース当日の正午ごろから提供される人気コンテンツです。

まとめ

という訳で、競馬ブックが運営しているオンラインサービス「競馬ブックweb、ライト、競馬ブックsmart」の特徴や料金などを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

総括してまとめてみると…

・競馬ブックwebは上級者は入って損なしの膨大な情報量!月額料金が3000円と高額なのが難点
・競馬ブックwebライトは競馬ブックwebの雰囲気を安価で味わう事ができる初心者向け
・基本的な情報を全て網羅する事ができる競馬ブックsmart

このような感じでしょうか。

どのサービスもそれぞれメリットとデメリットがありますので、自分の競馬歴や、競馬予想において何を重視しているかなどで選ぶサイトを決めるのが良いかもしれませんね。