勝率を上昇させる競馬予想は意外な5つの組み立て方で決まる!

競馬予想 組み立て方 競馬の基礎知識

競馬予想を当てる為の組み立て方が分からないという方は、初心者の方でも長年競馬を楽しんでいる人の中でも多いのではないでしょうか。何があるか分からない100%がない競技と言われている競馬ですから確実に的中させる方法はありませんが、「的中確率を上昇させる組み立て方」というのは存在しています。

この記事では競馬予想を当てる為の基本的な組み合わせ方、競馬予想の時に陥ってしまう注意事項などについてご説明していこうかと思います。

最初に断言しておきますが、競馬予想の組み立て方を確立し、それに基づききちんと知識を積み重ねていけば競馬的中確率は必ず上昇します。

組み立て方を確率して勝つ!

競馬予想において最も悩む所は「何をどう判断して購入すれば良いのだろう」という点。つまり組み立て方です。競馬予想でプラス収支を出している人は、自分なりの競馬予想の組み立て方があり、そのロジックを確立している事で、安定した収益を出している場合が多いのです。

反対に競馬で負けが込んでいる方は、競馬予想の際に毎回バラバラの組み立て方をしている場合が多く、自分自身の中で決まった「競馬予想の組み立て方」がない人が多いのです。競馬予想で安定したプラス収支を出す一番の近道は組み立て方を確立する事です。

ここからは的中確率を上昇させる為の競馬予想の組み立て方を、7つのパートに分けて、それぞれ細かく解説しながらご説明していきたいと思います。

勝ち馬をイメージできるレースのみ買う

回収率を上げる為には「買わないレース」を増やす事も大切です。勝ちたいのに買わないとは違和感がありますか?買わないと勝てないから無理して全レースでも購入した方がいいのではないかと思ってしまいがちですが、その思考は大変危険です。競馬は1日1会場で12レースあり、それが複数の競馬場で行われていて、最大出走馬は18頭です。この中からほとんど全てのレースを購入していったらほぼ確実にマイナス収支になると考えた方が無難でしょう。競馬とはそれ程までに当てることが難しいのです。

それではいつどのタイミングで馬券を購入したらいいのか。それは「1着になれる馬をイメージできるレース」です。

1着がイメージできるレースとは抽象的ですが、これを別の言葉に言い換えると「頭から買いたい馬がいるレース」と言えます。馬券購入の際に「軸にしたい馬が何頭もいて絞りきれない…結局多くの点数を購入しちゃって沢山お金を使うはめに…」となってしまうのは避けたいのです。

競馬を楽しむ為であればこのように迷いながら多くの点数を購入するのも良いかと思いますが、確実にプラス収支にもっていきたい場合は点数を絞りきれないレースは最初から買わないと決めるのが良いでしょう。購入するのは、頭から1上位に入るであろう馬を絞れるレースのみ。そのように決める事で、長い目で見た場合、無駄な負け&無駄な出費を抑える事ができます。

一頭軸で単勝・馬単・馬連を買う

組み立て方で最も重要な要素の一つが馬券の買い方です。絶対にこの馬が1着にくるという自信がある場合は、その馬を1着固定にして様々な購入方法で買う事をオススメします。いわゆる「押さえ馬券」と言われるもので、馬単・馬連などを購入しておきながら単勝馬券も購入しておくという方法で、そうすればもしも馬単などが外れても単勝馬券である程度は負けを抑えられるという訳です。

最も重要なのは勝つと思った馬が確実に勝つという事です。もちろん高額オッズの馬がきて高額の払い戻しになるのは嬉しいですし快感ですが、穴馬を的中させる事が確率を考えると、そればかり狙っていたら確実にマイナス収支になってしまいます。それを考えれば、当たる確率が高いものを購入し続け、さらに押さえ馬券を買っておくことで負けを少しでも抑えるという方法も得策だと言えます。

競馬で長期間モチベーションを保ちながらプラス収支に持っていく方法の一つに勝ち続けるというものがあります。いくら安価でも負け続けていたら面白くないですし、いくら払い戻しが少なくても当たれば嬉しいものです。当たれば次もやってみようと思いますよね?その積み重ねでいつか大きな払い戻しがくるかもしれません。要するに実践し続けるという事です。その為にも当たる確率を上げる・負け額を少なくする押さえ馬券はとても必要な要素と言えるのです。

3連単は買わない

3連単の馬券と言えば競馬の中で一番ロマンがある高額馬券として有名です。歴代最高の払い戻し金は約2900万円と超高額で、通常のレースでも多少荒れたレースになれば100円が10万円に変わるといった事も珍しくありません。競馬初心者や慣れていない方は、ロマンを追って3連単の馬券を購入しがちですが、継続的かつ確実な年間プラス収支を目指している場合は絶対に3連単馬券は購入しない方がいいです。

「競馬玄人は3連単を買わない」という言葉があるように、長年の競馬ファンは3連単を選びません。圧倒的な理由の一つはその組み合わせの多さにあり、当たりにくさにあります。

18頭立てのレースの場合3連単の組み合わせは4896通り。4896通りの中からたった1つの当たりを的中させないといけないのは至難の業です。1着~3着の馬の順位を全て当てなければいけないというのは、玄人の方でも予想するのが非常に困難になってきます。予想するのが困難なので3連単馬券を購入する場合は購入点数が無駄に増えてしまうという難点があり、購入点数が増えても当てるのは困難なので、1レースだけで思わぬ大金を失ってしまうという事が往々にしてあるのです。

競馬玄人は3連単は宝くじみたいなものだと話します。宝くじを毎回買うよりも、当たる確率が高い単勝や馬単などで確実にプラス収支を積み上げていくほうが効率的なのです。狙い目の馬を1頭~3頭絞り、その馬を単勝・馬単・馬連などで購入するという方法を試してみるのが良いかと思います。

買い目の方針を絞る

買い目の方針を絞るとは、自分自身がどのように馬券を購入してどのように儲けたいかという方針を決めるという事です。絞る買い目は大きく分けて2つに分かれます。

・回収率重視
・一攫千金穴狙い

違いは一目瞭然で買い目により購入する馬券の種類が大きく変わっていきます。購入馬券の種類が変わると考える事も変わってきますので、同じ競馬と言っても全く違う考えを持っていると考えて良いでしょう。

回収率重視であっても一攫千金の穴狙いであっても、両方ともメリットとデメリットがあります。どちらが良いと断言する事はできませんが、確実に勝利を上昇させて勝ちを積み重ねていく回収率重視が一般的には良しとされています。

しかし回収率重視であると一攫千金は狙えません。3連単などで年に数回起きる万馬券は回収率重視の買い方では一生購入する事はできないでしょう。一方、一攫千金狙いで3連単ばかり買っていれば、もしかしたらいつの日か100円が数百万円になる日がくるかもしれません。一生こないかもしれません。それは誰にも分かりませんので、どちらが良いと断定する事はできないという訳です。

組み立て方を決める際は必ずどちらの方針でいくか決めた方がいいかと思います。どちらの方針で購入していくか決める事で購入する馬券が異なるからです。

回収率重視であれば購入する馬券は「単勝」「馬単」「馬連」です。一般的に当たりやすいが配当は低いと言われている馬券です。

一攫千金の穴狙いで購入する馬券は「3連単」です。最も当たりにくく、回収率を高めるのが目的であれば絶対に購入したら駄目な馬券ですが、年に数回何百万になることもある夢の馬券です。どちらを狙うかは人それぞれなので、まずはそこから考えてみましょう。

軸を決めて流す

まず「このレースで絶対に3着以内に入るであろう」と思う馬を1頭決めます。その馬を軸にして他に掲示板以内(3着内)に入る可能性が高い馬を選び、購入していくという方法です。もちろんこの購入方法にもメリットとデメリットがあります。

メリットは軸となる馬を1頭に絞る事で購入する点数が少なくなるという点です。例えば2万円買ったとしても、購入点数が多く1万円分馬券を買っていたら儲けは1万円です。その点、軸となる馬を決めて、購入点数が少なく例えば1000円で2万円買ったとしたら儲けは1万9000円です。買った後、負けた後の事を考えても、軸を数頭に絞るという方法はとても効果的です。理想を言えば1頭に絞るのが良いですが、最大でも2頭以内に絞るのが良いでしょう。

デメリットは軸となる馬がこなかった場合全ての馬券が外れてしまうという事です。点数を少なくする変わりに当たった時・外れた時のダメージは少なくすみますが、変わりに的中確率が減少します。全てを同時に得る事はできないと考えると、やはり軸を絞り点数を少なくした方が長い目で見た場合は効果的であると考えられています。

・「絶対に1着でくる自信のある馬が1頭いる場合」

絶対にこの馬が1着だろうという圧倒的な強さを誇っている馬がいる場合は、1着固定の馬単流しがオススメです。馬単とは1着と2着の馬を当てないといけない購入方法で、割とオッズも高目で、購入点数も少なく済みます。

絶対的自信のある1頭を1着で固定して、2着に入る可能性のある馬を数点購入します。その時100円ではなく厚く購入する事で払い戻しの額も大きくなります。

・「上位に入りそうな馬が複数いる場合」

2着以内に入りそうな馬が複数いる場合は馬連がオススメです。馬連とは掲示板内に入った馬の順位は問わないというもので、1着~3着まで当てないといけない3連単に比べると圧倒的に当てやすい馬券です。複数がどれ位かにもよりますが、その馬を軸として他に数頭掲示板内に入る可能性のある馬を選びましょう。順位は問われないですし3連単よりも購入点数を抑える事ができるのでオススメです。

まとめ

レース毎に購入方法や方針を変えるのではなく、自分なりの競馬予想や購入方法の組み立て方を確立させる事が競馬においてプラス収支を保つ上で最も重要な事だと言えます。

「買い馬を絞れないレースは参加しない」「3連単を買わず単勝は馬単で勝負し2頭以内で軸となる馬を決める」「買い目の方針を決めてそれを忠実に守る」

上記で説明した、安定した回収率を維持できる方法を、自分なりの競馬予想の組み立て方とアレンジして競馬ライフを送って頂ければと思います。