競馬の全通りは稼げる?馬券を全通り買った場合を検証!

投稿日:2021年2月1日 / 更新日:2021年02月01日
競馬 全通り
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1:競馬の全通りとは?

競馬 馬券

「馬券が当たらないなら、全部買えばいいのでは?」
そんな考えが頭をよぎったことはありませんか?

特に高配当が飛び出したときにそう思ってしまうことも多いかもしれません。

例えば、3連単で配当が1000万円を超えたとき。
配当が1000万円を超えるような馬券は、まともに予想していては到底当てることができません。

それぐらいの高配当になると、3着以内の馬が全て10番人気以上の大穴で決まっています。

真剣に予想すればするほど、買いにくい馬券だと言えます。

しかし、馬券を全通り買っていれば、そんな馬券でも的中させることができますよね。
支出が大きくなっても、1000万円を超える馬券なら十分プラス収支になるでしょう。

「競馬で馬券を全通り買いしたらどうなるのか気になる…」

今回は、そう思っている競馬ファンのために、馬券を全通り買いした場合の検証をしてみました。
全通り買いをしてみたいと考えている方は、是非当記事を参考にしていってくださいね。

1-1:全通り買いのメリット

競馬 的中馬券

まず、馬券の全通り買いのメリットとして上げられるのが、自分じゃ買えないような馬券も買えてしまうことです。
高配当が飛び出したレースを後から振り返ったときに、「どうやっても自分では買えなかったな」と感じたこともあるでしょう。

競馬予想はそれぞれ自分のクセがあったりして、絶対に買えないような馬も出てきます。

競馬は何が起こるかわからないのも醍醐味の一つで、誰もが来ると思っていなかった低評価の馬が上位に食い込むこともあります。

3連単などで高配当が飛び出るときは、誰も買えないような馬が上位に来たときです。

誰も買えないような馬券でも、全通り買いをしていれば的中が可能です。

「一攫千金が狙える」
それが、馬券の全通り買いの最大のメリットと言えます。

荒れるレースを見極めることさえできれば、全通り買いは大きく儲けられる可能性がある賭け方です。

1-2:全通り買いのデメリット

競馬 三連複フォーメーション

必ず的中する馬券の全通り買い。メリットしかないなら、皆がやりますよね。

全通り買いのデメリットは、馬券の購入費用が大きくなりすぎるという点です。
馬券の種類や出走頭数にもよりますが、100円ずつ購入したとしても、かなり出費が大きくなってしまう可能性があります。

例えば、フルゲート18頭のレースで3連単を全通り買いしたときの点数は4,896点です。

1点100円ずつ馬券を購入すると、全通り買いで489,600円の出費になります。
つまり、3連単の配当が50万円近くにならなければ、損をしてしまうという計算になるのです。

そもそも、1レースに50万円近くの出費は普通の神経ならできませんよね。
よほど自信がなければ、そのようなリスクは負えません。

もしも、レース結果が荒れに荒れて配当が1000万円超えるようであれば、大幅なプラス収支となります。

反対に、3着以内が全て上位人気の馬で堅く決まってしまい、配当が1万円を下回るようだと50万円近くの損失が確定してしまいます。

馬券の全通り買いは一攫千金の夢がありますが、馬券の購入費が大きくリスクが高いというのがデメリットです。

2:3連単の全通り買いを検証

競馬 赤ペン

一番に気になるのは、3連単を実際に全通り買いしたらどうなるのかですよね。
そこで、直近のレースで3連単の全通り買いをしたときの結果を検証してみました。

2-1:アメリカJCC

まずは、直近の重賞レースであるアメリカJCCについて検証してみます。
2021年1月24日に開催された第62回アメリカJCCでは、1番人気「アリストテレス」が見事人気に応えて勝利しました。

3連単の配当は、14,640円という結果でした。
このレースは17頭立てだったので、3連単を全通り買いすると4,080点となり100円ずつ購入して、出費は約40万円です。

つまり、40万円賭けて、払い戻しはたったの14,640円だったということになります。

全通り買いでは、いかに荒れるかが重要となり、1番人気の馬が上位に来てはプラス収支にするのが難しくなります。
アメリカJCCでは1番人気「アリストテレス」が完勝したので、全通り買いするレースとしては不向きだったということです。

このあたりの見極めが、全通り買いをするときに重要になってきます。

1番人気が危険な人気馬であるかどうか、それを第一に考えなくてはいけません。
今回のアメリカJCCの結果から、全通り買いがいかにリスクが大きいかがわかりますね。

2-2:日経新春杯

次に、アメリカJCCの1週前に行われた重賞の日経新春杯について検証します。
第68回日経新春杯は2021年1月17日に開催され、今回は京都競馬場の改修工事に伴い中京競馬場で開催されました。

レースでは好位置にいた「ショウリュウイクゾ」が最後の直線で抜け出し、2着には後方にいた人気薄の「ミスマンマミーア」が飛び込んできました。

1着の「ショウリュウイクゾ」は7番人気で、2着の「ミスマンマミーア」は13番人気と荒れた結果と言えます。

注目の3連単の配当は、なんと961,790円でした。
このレースは16頭立てだったので3連単を全通り買いしても、出費は336,000円だったことになります。

つまり、3連単全通り買いをしていれば、625,790円のプラス収支でした。

1レースで60万円以上のプラス収支が出せていたという結果になるので、全通り買いはやはり夢があります。
13番人気の馬が2着になるような馬券は、なかなか簡単には買えませんよね。

全通り買いはリスクもありますが、大きなリターンも期待できる買い方です。

2-3:有馬記念

最後に、年末の大一番である有馬記念の検証をしてみます。
2020年の有馬記念では1番人気「クロノジェネシス」が勝利し、3連単の配当は50,150円でした。

16頭立てだったので全通り買いしたときの購入費は、408,000円です。
2着に11番人気「サラキア」が来たのですが、3着が2番人気「フィエールマン」だったことも影響し大幅なマイナス収支という結果です。

次に、2019年の有馬記念についても見ていきましょう。
2019年有馬記念は1着が2番人気「リスグラシュー」、2着が3番人気「サートゥルナーリア 」、3着が4番人気「ワールドプレミア」でした。

3連単の配当は57,860円で、出走頭数は16頭だったのでこちらも大幅なマイナス収支という結果です。

有馬記念は人気馬が実力を発揮しやすいレースでもあるので、大きな配当を期待するのが難しい部分もありますね。

堅く決まってしまうとマイナスになったときの金額も大きくなる、それが全通り買いをしたときのリスクです。

3:全通り買いを続けたら収支はどうなる?

競馬 WINS

全通り買いを続けたら収支はどうなるのでしょうか。
全通り買いは必ず当たる賭け方なので、稼げるのなら是非続けたいところですよね。

3連単の全通り買いの場合、1レースに30~40万円の出費が必要になってきます。

配当がこの購入費を超えるかどうかが、収支をプラスにするためのカギとなります。

中央競馬における3連単の平均配当は約20万円ほどだと言われているので、全通り買いを続けるとマイナス収支になる計算です。
つまり、全通り買いを続けて勝てるほど、競馬は甘くありません。

全てのレースを考えなしに全通り買いをするのは、赤字になる原因となってしまいます。

荒れるレースか荒れないレースかを見極めて、ここぞというときに全通り買いをするのが賢いやり方ですね。

まとめ

馬券がなかなか当たらないと、全通り買いを試してみたい欲求にかられます。
1000万円を超えるような高額配当なら、全通り買いをしても十分プラス収支になります。

しかし、競馬は堅く決まることも珍しくなく、順当に決まれば3連単でも1万円を下回ってしまうこともあるのです。

3連単の全通り買いは1レースに30~40万円ほどの出費が必要になるので、堅く決まってしまうと大きなマイナス収支になってしまいます。

ハイリスクハイリターンであるのが、馬券の全通り買いです。

リスクがあることは常に考慮し、絶対に荒れると自信があるときに全通り買いを試してみるのも良い方法かもしれませんね。

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