複勝転がしとは?複勝転がしの成功率や利益を出すコツを紹介!

複勝転がし 競馬の基礎知識

複勝転がしって名前は聞くけど結局何をやってるの?
複勝転がしをやってみたいけど、コツが知りたい!
複勝転がしで思うように勝てない!

こういった悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

私も競馬初心者の頃に複勝転がしという単語を聞いたときには何も理解できていませんでした。

ですが、転がしは決して難しくありませんし、馬券代も抑えられる初心者向けな買い方でもあります。

この記事では、複勝転がし基本的な解説から、転がしで利益を出すコツまで紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

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1:複勝転がしとは

複勝転がし

複勝転がしとは、複勝で賭け、的中した払い戻しの全額を次のレースで賭ける方法のことです。

転がしの醍醐味は初期投資の低さに対するリターンの大きさで、1,000円の投資が、数万円、数十万円になることも十分にあり得ます。

例えば、最初のレースで複勝1.3倍の馬に1,000円を賭けて的中した際の払い戻し金額は1,300円になります。

そして次のレースで、当たった1,300円の払い戻しを全額賭け、当たった配当を次レースに賭けていくことで大きな配当に繋ることができるのです。

1-1:複勝転がしが成功する確率は?

複勝転がし

複勝転がしで大事になってくるのは、その成功率です。
転がしが成功しなければ、大きく儲けることはできませんよね。

複勝転がしが、果たしてどれだけ成功するのか気になっている人も多いでしょう。

例えば、1番人気が3着以内に入る確率はおおよそ70%です。
つまり、1番人気の馬の複勝転がしをしたときに、1回目が当たる確率は70%で、2回連続で的中する確率は49%となります。

およそ5割の確率で、複勝転がしが成功するということです。

3回連続で的中する確率は、34.3%となります。

仮に1番人気の複勝オッズが1.3倍だったと仮定し1,000円から複勝転がしを始めたときに、3連勝で約2,200円の払い戻しとなります。

3連勝で資金が倍になると考えると、複勝転がしは悪くない賭け方だと言えますよね。

複勝のメリットは高い的中率を維持できる点で、競馬初心者でも馬券を当てることが可能です。
連勝が続けば続くほど大きな払い戻しも期待できるので、馬券が当たらないと悩んでいる方は複勝転がしを試してみるのもいいですよ。

2:複勝転がしで利益を出す4つのコツ

複勝転がし

複勝転がしは、いかに連続で馬券を的中させられるかが大事になってきます。
闇雲に複勝転がしをしていても、利益を出すことは難しくなります。

そこで、複勝転がしで利益を出すコツを紹介するので、参考にして回収率アップに役立ててくださいね。

2-1:オッズに惑わされない

オッズに惑わされない

競馬予想に重要なファクターは数多くありますが、その中でも惑わされてしまいがちなのがオッズです。
予想をするときにオッズが目に入ってしまって、自分の予想が揺らいでしまうという経験をしことがある人も多いのではないでしょうか。

危険な人気馬だと思っていても、圧倒的1番人気に支持されているとついつい馬券を買ってしまいますよね。

自分の予想に自信がないという人は、オッズだけを見て予想をしてしまうケースもあるかもしれません。
しかし、オッズはあくまで馬券を買っている人たちの意見の集約であり、間違っていることも多くあります。

例えば、マスコミなどで大きく報道されると、その馬は実力がなくても人気になってしまいます。

過剰人気となっていることに気付かず馬券を買ってしまうと、年間の回収率は下がってしまうので注意が必要です。

複勝転がしで連勝をするなら、オッズに惑わされないことが大切です。

常に客観的に、冷静に分析をしなければ、連続で的中させることはできません。
できるだけオッズは見ないようにして、自分が本当に自信がある馬の馬券を買うようにしてください。

2-2:レースを厳選する

レースを厳選する

複勝転がしで高い的中率を維持するのなら、しっかりと賭けるレースを厳選することが大切になってきます。
競馬は、1つの競馬場で1日に12レース行われていますよね。

3場開催のときは、1日に36レースも行われていることになります。

36レース全てで予想するのは、いくら時間があっても足りません。
そのため、賭けるレースはできるだけ絞って、予想に時間を費やすことが大切になってきます。

ついついやってしまいがちなのが、自信のないレースでも賭けてしまうことです。

自信がないレースでも馬券が的中することもあるので、「当たるかもしれない」と考えて賭けてしまうことも多いですよね。
ただし、競馬で長期的にみてプラス収支にするなら、勝負レースを絞った賭け方が大事になってきます。

レースを絞るときには、自分が得意とする条件を見つけるのが重要です。

例えば、ダート戦が得意、新馬戦が得意、雨のレースが得意など、「この条件なら馬券の的中率を上げることができる」と自信が持てる条件を探すようにしましょう。

どのレースの馬券を買えばいいか迷ったときには、重賞レースだけに絞るという方法もあります。
重賞レースは条件戦などと比べて情報量が多いので、予想に役立つデータなども手に入りやすいです。

とにかく予想に時間を費やしで精度を高めるのが大切なので、賭けるレースは増やさずに自分の予想力を高めてくださいね。

2-3:止めどきを見極める

止めどきを見極める

複勝転がしで利益を出すために最も重要なのが止めどきです。
連勝を続けて調子が良かったとしても、どこかで止めなければいつかは馬券が外れて利益がゼロになってしまいます。

「どこで複勝転がしを止めるか」
それを考えておかないと、複勝転がしで利益を出すことはできません。

ただどこで止めていいかわかりにくいのが複勝転がしですよね。

そこでおすすめしたい止めどきが、4連勝や5連勝あたりです。
仮に的中率が70%だとして、4連勝する確率は24%で、5連勝する確率は16.8%となります。

それ以上はさらに確率が下がっていくことになるので、多くても5連勝あたりで止めておきたいところです。

5連勝までいったら一度賭ける金額を最初の金額に戻して、再スタートすれば大丈夫です。

そのように止めどきをしっかりと考えて、複勝転がしを再スタートさせることが利益を出すコツになります。

3:転がしは複勝以外でもできる?

転がし

転がしは複勝以外の馬券で行うことも可能です。
ただし、連続で的中させないといけないことを考えると、的中率の最も高い複勝が向いています。

単勝で転がしをすると的中率も下がり、転がしが成功する可能性も低くなってしまいます。

転がしは前のレースで的中した払い戻しを次のレースで全て賭ける賭け方なので、リスクが大きいというのがデメリットです。
高い的中率を維持する必要があるので、できるだけ複勝で転がしをするようにしてくださいね。

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まとめ

複勝は競馬の馬券の中で、最も的中率が高い馬券と言えます。
前のレースの払い戻しを次のレースに全額賭ける転がしとの相性が良く、複勝転がしを使って利益を出している人も多くいます。

複勝転がしを成功させるなら、闇雲に全てのレースに賭けてはいけません。

できるだけ予想に時間を費やすために、自分が勝負するレースを絞る必要があります。
オッズやマスコミなどの報道に惑わされないことも重要で、常に冷静で客観的な目線が必要になります。

止めどきがわからないという人は、4連勝もしくは5連勝を基準にしてみると良いでしょう。

最後まで賭け続けると途中で予想を外してしまって、それまでの勝ち分を全て失うことになります。
止めどきについてはしっかりとルール化しておいて、機械的に転がしをするようにしてくださいね。