「馬連とワイドってどっちがいいの?」
「馬連があるならワイドはいらないんじゃ?」
競馬をやっているとこのように感じる時がありませんか?
馬連とワイドはどちらも着順に関係なく2頭を当てるという点で共通しています。
その上で、馬連の方が配当が高いこともあり、ワイドを買わない人も一定数いることでしょう。
ですが、馬連とワイドの違いを理解して買う事で回収率を上げることが可能なんです。
この記事では馬連とワイドの違い、使い分け方やおすすめの併用方法を解説します。
是非最後までご覧ください。
- この記事を読んで分かる事
- 馬連とワイドはどっちがいいのか
- 馬連とワイドでの狙い目レース
- ワイドと馬連のおすすめ併用方法
- 馬連とワイドの併用が効かないケース
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目次
馬連とワイドはどっちがいいのか
まずはじめにみなさんが思うのが、馬連とワイドはどっちがいいのかという点ですよね。
結論から言えば、馬連とワイドの特徴を理解した上で使い分けることが重要です。
その上で、まずは馬連とワイドの特徴と違いを理解しておきましょう。
理解しておくことで、後述する使い分けや併用もしやすくなります。
馬連の特徴
馬連は2着までに入る2頭の馬を着順に関係なく当てる馬券です。
例えば、馬連で3番、5番の2頭の馬を選んで買ったとします。
この場合、1着、2着に入った馬が3番、5番の2頭であればどちらが1着であっても的中となります。
着順は関係がないため、馬単などと比較した場合には的中率が比較的高くなります。
また、馬連は3着以下の順位が一切関係ないので、見るべき点が分かりやすいのも特徴です。
ワイドの特徴
ワイドは3着までの馬の中から2頭を当てる馬券です。
例えば、ワイドで3番、5番の2頭を選んで買ったとします。
この場合、3着以内に3番、5番の馬が2頭とも入っていた場合には着順に関係なく的中となります。
3着以内、かつ、着順が関係ないので、馬連以上に的中率は高くなりますが、配当が低くなりやすいのも特徴です。
また、ワイドの最大の特徴として、3通りの的中が存在します。
1着3番、2着5番、3着6番という決着だったレースを例に表で解説していきます。
ワイドの買い方 | 購入買い目 | 的中買い目 | 的中通り数 |
---|---|---|---|
1点買い | 3-5 | 3-5 | 1通り |
1頭軸3頭流し | 3-5、3-6、3-7 | 3-5、3-6 | 2通り |
4頭ボックス | 3-5、3-6、3-7、5-6、5-7、6-7 | 3-5、3-6、5-7 | 3通り |
「3-5」の1通りでの買い方の場合、的中はもちろん「3-5」の1通りのみです。
次に3番を軸にして5.6.7番に流した場合はどうでしょう?
「3-5.6.7」という買い目になり、的中は「3-5」「3-6」の2通りが的中となります。
最後に「3.5.6.7」の4頭ボックスで買った場合には、全ての組み合わせを買うので、「3-5」「3-6」「5-6」の3通りが的中になるのです。
このようにワイドは最大で3通り、トリプル的中まであり得ます。
的中率が高い分、配当が低くなりがちなワイドですが、3通りの的中があるという点は抑えておくと良いでしょう。
馬連とワイドの違い
馬連とワイドの特徴を解説しましたが、それぞれの違いについて下記の表にまとめてみました。
券種 | 着順的中の有無 | 的中範囲 | 的中通り数 | 的中率 | 配当金額 |
---|---|---|---|---|---|
馬連 | 着順関係なし | 2着までの2頭 | 1通り | △ | ○ |
ワイド | 着順関係なし | 3着までの2頭 | 3通り | ○ | △ |
上記の表はそれぞれの特徴をまとめたものになります。
馬連はワイドと比較して的中範囲が狭い分、配当金額が高くなりますが、的中率は低くなりがちです。
逆に、ワイドは馬連よりも的中範囲が広くなるため、的中率は高いものの、配当が低いという点が挙げられます。
ですので、どちらも一長一短あるからこそ、使い分け方が重要になってくるのです。
次項からは馬連、ワイドで狙い目のレースについて解説していきます。
馬連とワイドでの狙い目レース
馬連とワイドの違いを理解した上で、それぞれの馬券で狙い目のレースについて解説していきます。
馬連の狙い目レース
馬連で的中させることを考えた場合、2着以内が堅いという馬がいるレースが狙い目になります。
軸馬が堅いと判断できるレースの多くは、人気サイドから軸馬を選ぶことになるでしょう。
そういった人気馬はオッズも低くなりがちですが、馬連で狙う場合にはそういった馬でも問題ありません。
特に圧倒的な1番人気がいるようなレースでは、ワイドでよりオッズを下げるよりも、馬連で狙って獲る方がおすすめです。
もちろん軸馬は人気馬に限るものではありません。
自分の予想の中で、人気はないものの2着以内は絶対と思えるような穴馬を見つけた場合も、ワイドよりは馬連で狙った方が、的中したときの回収率は跳ね上がります。
実際のレースを例に出してみましょう。
直近のG1で多くの方が軸馬が堅いと判断できたレースといえば、リバティアイランドが一番人気だった2023年のオークスではないでしょうか。
2022年の新馬戦から全て1番人気、阪神JF、桜花賞とG1を2連勝しており、オークスでのオッズも単勝1.4倍となっていました。
こういったケースではリバティアイランドを軸にして馬連流しの勝負がおすすめ。
1.2番人気でのワンツーフィニッシュとなりましたが、2番人気のハーパーが単勝8.8倍だったこともあり、馬連1番人気でも5.9倍のオッズとなりました。
2着以内が堅い馬がいる時には、馬連の1頭軸流しと覚えておくと良いでしょう。
ワイドの狙い目レース
勘の良い方はお気づきかもしれませんが、ワイドで狙い目のレースは馬連とは逆です。
つまり、圧倒的な実力馬がおらず、軸馬不在の混戦レースがワイドの狙い目となります。
人気の面でもどの馬が勝つのか全く分からないような混戦のレースは、馬連では仕留めることが難しく、こういったレースこそワイドの出番です。
ここでも実際のレースを例に挙げて見てみましょう。
2023年の安田記念(G1)はまさに混戦レースで、1番人気のシュネルマイスターが単勝4.2倍。
そこから5番人気のジャックドールの8.0倍まで単勝オッズ1桁台という混戦模様でした。
結果としては、4番人気のソングライン、3番人気のセリフォス、1番人気のシュネルマイスターの順番で決着。
仮に馬連で1番人気のシュネルマイスターを軸にしていた場合には不的中となっていました。
だからといって、オッズが均衡している中での4番人気を軸に据えるというのは中々難しいものですよね。
こういった場合にこそワイドの真価が発揮されます。
1番人気から5番人気までの5頭をボックスで買った場合、今回のケースでは3通り全ての的中得ることができました。
460円、450円、770円の3通り全て的中した場合は1,680円の配当となり、馬連ではカバーできていない部分もカバーすることができるのです。
こうした混戦レースは、馬連で攻めずに、あえて広めのワイド馬券で勝負することも頭に入れておきましょう。
ワイドと馬連のおすすめ併用方法
ワイドと馬連の解説と使い分けについて解説してきました。
ここからは、ワイドと馬連をどのような時に併用したらいいのかについて解説していきます。
併用の際にも狙い目と、避けるべきレースが存在するので、しっかりとチェックしておきましょう。
馬連1点勝負の保険にワイド馬券を購入する
馬連とワイドを併用する場合は、基本的に馬連馬券の保険にワイドを狙う形になります。
たとえ馬連が外れても、ワイドの保険で勝つ、もしくは負けを少額に抑えるということができます。
実例を挙げて説明すると、2021年の根岸Sなどは保険が利いたケースでしょう。
この根岸Sで1番人気に推されていたのがレッドルゼル。
前走カペラSはタイム差ナシの2着。重賞勝ちこそないものの、この根岸Sまでの全成績が【6.5.1.2】と安定して上位に来ていたことが評価され、単勝オッズ250円の評価を受けていました。
2番人気はタイムフライヤー。
前年のエルムSを勝っており、秋には武蔵野Sでも好走していたタイムフライヤーは、この根岸Sでも実績上位の存在。単勝オッズ500円の2番人気も頷けるところです。
3番人気はG1を勝っているもののこの根岸Sが初ダートとなるステルヴィオ。年齢的にも上がり目は考えにくく、実績から3番人気も単勝は950円と上位2頭とは差のある3番人気でした。
この根岸Sは実質1、2番人気の一騎打ちとの予想が中心であり、馬連であれば1点勝負が推奨されるようなレースでした。
結果は1番人気のレッドルゼルが勝ったものの、2番人気のタイムフライヤーは届かず3着。2着には10番人気のワンダーリーデルが飛び込み、馬連は5,440円という波乱の結果となりました。
この根岸Sで、馬連1番人気の1点勝負に加え、同じ買い目のワイドを保険で押さえておけば、ワイド360円が的中。
賭ける金額のバランス次第ですが、同額を賭けておけばプラス収支に、ワイドを少なめにしても、回収0円という事態は避けられたということになります。
馬連1点勝負になりそうなほど上位2頭が抜けているレースでも、何が起こるか分からないのが競馬です。
その保険に予算の一部を回しておくことで、回収0という最悪の結果は避けられますので覚えておきましょう。
馬連流しの保険でワイド馬券を購入する
馬券予想をする中で、軸馬は決まったものの、相手の点数が多く絞り切れない場合、軸馬からの馬連流しで勝負するという方も多いでしょう。
こういったレースでもワイド馬券による保険が利くケースがあります。
馬連で軸馬が決まりながら、相手が絞り切れないということは、軸馬以外は混戦ということ。
馬連だけでは的中は難しくとも、ワイドも併用することで的中率を高めることが可能です。
実例として振り返りたいのが2022年の中山金杯。
1番人気は名牝マルセリーナの仔・ヒートオンビート。
前走のチャレンジCでも2着と好走しており、同距離のここでは軸馬に最適というのが多くの競馬ファンの予想でした。
結果から言ってしまうとこの中山金杯でヒートオンビートは3着。1着は7番人気、2着は4番人気が入りました。
ヒートオンビートを軸に馬連のみを買っていたという方の中にはタテ目を食らったという方も多かったでしょう。
この中山金杯で、馬連と同じ買い目のワイドを押さえていたらどうでしょう?
ヒートオンビートが3着にいますので、相手に1、2着馬が含まれている流し馬券であれば、ワイドは的中となります。
的中した2点の配当は630円と1,090円。
馬連とワイドを買って勝てていたかは微妙なラインですが、少なくとも回収0円という結果にはなっていません。
軸馬が堅いが相手に迷ったというときは、馬連と同じ買い目のワイドも抑えることで、保険が利くケースも多いでしょう。
馬連とワイドの併用が効かないケース
ここまで馬連とワイドの併用方法について解説してきました。
ですが、万能というわけではなく、併用が効かない場合も存在します。
併用があまりおすすめできないのが、馬連ボックス買いのケース。
ボックス買いとは狙った馬が1、2着に入れば必ず的中するように、すべての組み合わせを押さえる買い方です。
馬連ボックス買いで、馬連馬券が外れるとしたら、買い目がまったく絡まなかった場合か、買い目の中に1、3着、2、3着が入っているものの、1、2着がなかった場合です。
ただし馬連ボックス買いの場合、1、3着と2、3着が両方を買っていながら馬連がハズレというケースはありません。
1、3着と2、3着がボックス買いの買い目に含まれているということは、1~3着までの3頭がすべてボックスの中に入っているということ。つまり馬連も当たっているということになります。
馬連ボックス買いをして、馬連は外れたけどワイドが当たったということは、当たったワイドは1点のみになるということ。
ボックス買いは点数が多くなる買い方ですので、ワイド1点で取り返せるということはほぼありません。
また、1レースで2点以上の当たりが期待できるというワイド馬券の良さも生かせないということになります。
馬連でボックス馬券で勝負する場合は、ワイドの保険が利きにくくなるので、無理に保険を掛けずに、すべて馬連馬券に投資した方がおすすめといえます。
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まとめ
馬券を買う以上できるだけ大きなオッズを当てたいところ。
そのため軽視されがちなワイドですが、上手に活用すれば勝ちを拾えたり、負けを減らすこともできる便利な馬券です。
もちろん馬連で的中させる方が回収期待値は高くなりますが、レースによってはワイドで狙ってみる、馬連の保険でワイドも併用してみるといった柔軟性は欲しいところ。
毎レース決まった馬券の買い方ではなく、いろいろな種類の馬券を効果的に狙えるように工夫するのが馬券成績アップの大きなポイントとなりますので覚えておきましょう。