※現在、京都競馬場は2023年3月まで改装工事中となっています。
この記事を執筆している2022年5月現在、大規模な改修工事中の京都競馬場。2025年に開場100周年を迎えるにあたって、スタンドなどの大幅な改修工事が行われています。
この改修工事はスタンドなどの改修が中心であり、コース部分に関しては地盤の改修工事は行われるものの、コースの形状に変更はありません。
そこでこの記事では、過去の京都競馬場のデータを基に、京都競馬場の攻略に関してまとめていきます。
順調にいけば2023年4月に再開される京都競馬。その再開に向けて、しっかりデータを整理しておきましょう。
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京都競馬場ってどんな競馬場?
関西圏のメイン競馬場のひとつでもある京都競馬場。コース規模も大きく、毎年5つのGⅠレースが開催される競馬場でもあります。
競馬場としてのサイズ感も東京競馬場と並び最大クラスであり、いろいろな楽しみ方がある競馬場となります。
京都競馬場コースの特徴
まずは京都競馬場の特徴を、数値の面で確認しておきましょう。
コース | 直線距離 | 高低差 | 1周の距離 | 幅員 |
芝Aコース(内回り) | 328.4m | 3.1m | 1782.8m | 27~38m |
芝Aコース(外回り) | 403.7m | 4.3m | 1894.3m | |
芝Bコース(内回り) | 323.4m | 3.1m | 1802.2m | 24~35m |
芝Bコース(外回り) | 398.7m | 4.3m | 1913.6m | |
芝Cコース(内回り) | 323.4m | 3.1m | 1821.1m | 21~32m |
芝Cコース(外回り) | 398.7m | 4.3m | 1932.4m | |
芝Dコース(内回り) | 323.4m | 3.1m | 1839.9m | 18~29m |
芝Dコース(外回り) | 398.7m | 4.3m | 1951.3m | |
ダート | 329.1m | 3.0m | 1607.6m | 25m |
京都競馬場芝コースの周回距離は1,780~1,930mほど。競馬場のサイズ感としてはJRA10場の中でもトップクラスです。
注目は直線コースの距離。競馬場のサイズに対して直線距離が比較的短くなっています。
その分コーナー部分の距離が長いということになり、特に3~4コーナーの部分が非常に大きなコーナーとなっています。
高低差は3~4mと大きな数字になっていますが、その高低差が直線部分ではなく、向正面から3~4コーナーにかけて設置されているのが独特な部分。
向正面の最後100mあたりから上り坂が始まり、3コーナーで頂点へ。そこから4コーナーにかけて下り、最後の直線はほぼ平坦という設計になっています。
京都コースを制すにはこの3~4コーナーの山をどう攻略するかが大きなカギとなります。
京都競馬場馬券の特徴
まずは全競馬場と京都競馬場の配当の平均値を確認しておきましょう。京都競馬場は2020年から改修工事に向けて開催を減らしていましたので、2015年1月1日~2019年12月31日の5年間のデータを比較していきます。
式別 | 全競馬場 | 京都競馬場 |
単勝 | 1,027.0円 | 1,029.3円 |
複勝 | 279.7円 | 281.3円 |
枠連 | 2,141.9円 | 2,273.7円 |
馬連 | 5,821.2円 | 5,753.5円 |
馬単 | 11,484.5円 | 11,282.5円 |
三連複 | 23,087.0円 | 22,159.8円 |
三連単 | 144,566.6円 | 14,037.1円 |
京都競馬場の平均配当を見ると、全競馬場の平均値よりもやや低めの傾向となっています。
大きな差ではありませんが、比較的堅い決着が多い競馬場と考えていいでしょう。
京都競馬場馬開催レース一覧
京都競馬場では例年1月、4月、10月に合計5開催・45日間開催を行っています。そこで京都競馬場の開催タイミングと、そのタイミングで行われるOP特別以上のレースを紹介していきましょう。
★1回京都 1月上旬~1月下旬(京都金杯の週~AJCCの週まで6~7日間開催)
レース名 | クラス | レース条件 |
スポーツニッポン賞 京都金杯 | 4歳以上 GⅢ | 芝1600m(外回り) |
万葉S | 4歳以上 OP | 芝3000m(外回り) |
日刊スポーツ賞 シンザン記念 | 3歳限定 GⅢ | 芝1600m(外回り) |
日経新春杯 | 4歳以上 GⅡ | 芝2400m(外回り) |
紅梅S | 3歳・牝限定 L | 芝1400m(外回り) |
淀短距離S | 4歳以上 L | 芝1200m(内回り) |
若駒S | 3歳限定 L | 芝2000m(内回り) |
すばるS | 4歳以上 L | ダート1400m |
★2回京都 1月下旬~2月中旬(シルクロードSの週~フェブラリーSの週まで8日間開催)
レース名 | クラス | レース条件 |
牛若丸JS | 4歳以上 OP | 障害3170m |
シルクロードS | 4歳以上 GⅢ | 芝1200m(内回り) |
エルフィンS | 3歳・牝限定 L | 芝1600m(外回り) |
アルデバランS | 4歳以上 OP | ダート1900m |
きさらぎ賞(NHK賞) | 3歳限定 GⅢ | 芝1800m(外回り) |
洛陽S | 4歳以上 L | 芝1600m(外回り) |
農林水産省賞典 京都記念 | 4歳以上 GⅡ | 芝2200m(外回り) |
京都牝馬S | 4歳以上・牝限定 GⅢ | 芝1400m(外回り) |
大和S | 4歳以上 OP | ダート1200m |
★3回京都 4月下旬~5月下旬(読売マイラーズCの週~日本ダービーの週まで12日間開催)
レース名 | クラス | レース条件 |
読売マイラーズC | 4歳以上 GⅡ | 芝1600m(外回り) |
端午S | 3歳限定 OP | ダート1400m |
天皇賞・春 | 4歳以上 GⅠ | 芝3200m(外回り) |
天王山S | 4歳以上 OP | ダート1200m |
京都新聞杯 | 3歳限定 GⅡ | 芝2200m(外回り) |
橘S | 3歳限定 OP | 芝1400m(外回り) |
鞍馬S | 4歳以上 OP | 芝1200m(内回り) |
京都ハイジャンプ | 4歳以上 JGⅡ | 障害3930m |
都大路S | 4歳以上 L | 芝1800m(外回り) |
栗東S | 4歳以上 L | ダート1400m |
平安S | 4歳以上 GⅢ | ダート1900m |
鳳雛S | 3歳限定 L | ダート1800m |
葵S | 3歳限定 GⅢ | 芝1200m(内回り) |
安土城S | 4歳以上 L | 芝1400m(外回り) |
白百合S | 3歳限定 L | 芝1800m(外回り) |
★4回京都 10月上旬~10月下旬(京都大賞典の週~天皇賞・秋の週まで8~9日間開催)
レース名 | クラス | レース条件 |
農林水産省賞典 京都大賞典 | 3歳以上 GⅡ | 芝2400m(外回り) |
もみじS | 2歳限定 OP | 芝1400m(外回り) |
太秦S | 3歳以上 OP | ダート1800m |
秋華賞 | 3歳・牝限定GⅠ | 芝2000m(内回り) |
オパールS | 3歳以上 L | 芝1200m(内回り) |
室町S | 3歳以上 OP | ダート1200m |
菊花賞 | 3歳限定 GⅠ | 芝3000m(外回り) |
萩S | 2歳限定 L | 芝1800m(外回り) |
MBS賞 スワンS | 3歳以上 GⅡ | 芝1400m(外回り) |
カシオペアS | 3歳以上 L | 芝1800m(外回り) |
★5回京都 11月上旬~11月下旬(ファンタジーSの週~京阪杯の週まで8日間開催・4回京都とは連続開催)
レース名 | クラス | レース条件 |
KBS京都賞 ファンタジーS | 2歳・牝限定 GⅢ | 芝1400m(外回り) |
みやこS | 3歳以上 GⅢ | ダート1800m |
京都ジャンプS | 3歳以上 JGⅢ | 障害3170m |
デイリー杯2歳S | 2歳限定 GⅡ | 芝1600m(外回り) |
ジャパン・オータムインターナショナル エリザベス女王杯 |
3歳以上・牝限定 GⅠ | 芝2200m(外回り) |
アンドロメダS | 3歳以上 L | 芝2000m(内回り) |
ジャパン・オータムインターナショナル マイルチャンピオンシップ |
3歳以上 GⅠ | 芝1600m(外回り) |
ラジオNIKKEI杯 京都2歳S | 2歳限定 GⅢ | 芝2000m(内回り) |
オータムリーフS | 3歳以上 OP | ダート1200m |
京阪杯 | 3歳以上 GⅢ | 芝1200m(内回り) |
京都競馬場の5つの予想ポイント
京都競馬場は3~4コーナーに山があるという非常にテクニカルなコース。
メイン4場の中で最後の直線に坂がないのもこの京都競馬場のみとなります。
コース形態が特殊であるため、京都競馬場で行われるレースを予想する際は、ほかの競馬場とは違い、京都競馬場に合った予想をする必要があります。
そこで京都競馬場の特徴を5つご紹介。すべて予想に直結するデータですので、確認しておきましょう。
特に断りのないデータは、2015年1月1日~2019年12月31日の5年間のデータを活用しています。
ポイント①:全体的には差し&追込馬有利
まずは、脚質別の成績を確認しておきましょう。
全競馬場のデータと、京都競馬場のみのデータを比較してみます。
脚質 | 競馬場 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 全競馬場 | 【3022.2157.1598.10690】 | 17.3% | 29.7% | 38.8% |
京都競馬場 | 【557.342.248.1553】 | 20.6% | 33.3% | 42.5% | |
先行 | 全競馬場 | 【7604.7445.6445.36794】 | 13.0% | 25.8% | 36.9% |
京都競馬場 | 【1127.1178.1028.5831】 | 12.3% | 25.2% | 36.4% | |
差し | 全競馬場 | 【4534.5184.6231.71343】 | 5.2% | 11.1% | 18.3% |
京都競馬場 | 【704.796.949.10373】 | 5.5% | 11.7% | 19.1% | |
追込 | 全競馬場 | 【1194.1554.2127.66927】 | 1.7% | 3.8% | 6.8% |
京都競馬場 | 【202.268.381.10047】 | 1.9% | 4.3% | 7.8% |
脚質別のデータを見ると、若干ですが差し&追込馬の成績が良く、その分先行馬の成績が悪くなっています。
直線に坂がないコースということで、逃げ・先行馬が止まらないというイメージが強いかもしれませんが、データ上は差し&追込馬有利なコースとなります。
ポイント②:ミスプロ系などスピードタイプの種牡馬に注目
種牡馬別の成績を見ると、全競馬場のデータと同様にディープインパクト産駒がもっとも好成績となります。
全体の傾向を見ると、サンデーサイレンス系の中でもスピード能力に特化したダイワメジャー産駒や、スピードタイプの産駒が多いミスプロ系の種牡馬の活躍が目立ちます。
種牡馬 | 競馬場 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
キングカメハメハ | 全競馬場 | 【792.724.673.5819】 | 9.9% | 18.9% | 27.3% |
京都競馬場 | 【164.138.120.1044】 | 11.2% | 20.6% | 28.8% | |
ダイワメジャー | 全競馬場 | 【607.609.609.5315】 | 8.5% | 17.0% | 25.6% |
京都競馬場 | 【101.98.107.836】 | 8.8% | 17.4% | 26.8% | |
エンパイアメーカー | 全競馬場 | 【315.297.300.3269】 | 7.5% | 14.6% | 21.8% |
京都競馬場 | 【77.74.62.610】 | 9.4% | 18.3% | 25.9% |
キングカメハメハは父キングマンボ、エンパイアメーカーは父アンブライドルドで、ともにミスプロ系のスピード血統となります。
ダイワメジャーはサンデーサイレンス系の種牡馬ですが、自身も安田記念・マイルCSを勝つなど、スピードの勝った血統となります。
最後の直線に坂がなく、芝も時計の出やすい野芝を使用していることからも、こうしたスピードタイプの血統が好成績を収めているのでしょう。
ポイント③:ノーザンダンサー系のBMSが好相性
競走馬の母父、いわゆるブルードメアサイアー(BMS)の成績をチェックすると、基本的には全体的な傾向と同じく、サンデーサイレンスが好成績を残してます。
それ以上に成績の面で目立つのがノーザンダンサー系のBMSの活躍です。
BMS | 競馬場 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
フレンチデピュティ | 全競馬場 | 【486.442.496.4896】 | 7.7% | 14.7% | 22.5% |
京都競馬場 | 【85.72.78.764】 | 8.5% | 15.7% | 23.5% | |
クロフネ | 全競馬場 | 【428.447.410.3901】 | 8.3% | 16.9% | 24.8% |
京都競馬場 | 【68.69.63.605】 | 8.4% | 17.0% | 24.8% |
ノーザンダンサー系のBMSは、サンデーサイレンス系とも、ミスプロ系とも相性が良く、京都競馬場ではその結果が数字に出ています。
フレンチデピュティは全勝鞍の約17.5%が、クロフネは約15.9%が京都競馬場ということになります。
JRAに10か所の競馬場があることを考えると、この数字は非常に優秀な数字といえるでしょう。
ポイント④:穴狙いなら逃げ馬一択
京都競馬場で穴狙いをするのであれば逃げ馬狙い一択でしょう。過去の重賞を振り返っても、何度も逃げ馬が大穴をあけてきたのが京都競馬場です。
3コーナーの山を登り、坂を下りながら4コーナーを回るため、この坂を上手に活かせる器用なタイプの逃げ馬なら、4コーナーで加速しながら最短距離を回れるため、最後の直線でも止まらないケースがあります。
一発を狙うのであれば、ノーマークで逃げられそうな馬を探しましょう。
ポイント⑤:ベテラン騎手の経験を重視
京都競馬場は3~4コーナーが距離的にも長く、しかも山越えという特殊なコース。こういった特殊なコースで力を発揮するのが「ベテランの経験」です。
上で紹介した2004年の天皇賞春では、横山典弘騎手が10番人気のイングランディーレを上手にエスコートし大穴をあけました。
京都競馬場でベテランが活躍しているデータとして、武豊騎手の成績を確認しておきましょう。
騎手 | 競馬場 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
武豊 | 全競馬場 | 【449.418.348.2033】 | 13.8% | 26.7% | 37.4% |
京都競馬場 | 【153.123.114.577】 | 15.8% | 28.5% | 40.3% |
関西所属のベテラン騎手、トップ騎手として、何度も京都競馬場で結果を残してきた武豊騎手。これが京都競馬場の成績に表れています。
京都競馬の予想で迷ったら、経験豊富なベテランジョッキーを頼っても面白いかもしれません。
京都競馬場の距離別特徴&傾向
京都競馬場は芝コースに内回りと外回りがあります。外回りは3~4コーナーでより外側を回るコースレイアウトとなり、3コーナーの上り坂がより急になっています。
芝コースは同じ距離でも内回りコースと外回りコースがあるので注意。内外でやや傾向が変わるケースもありますのでチェックしておきましょう。
コース①:芝1200m(内回り)
向正面の直線中ほどにスタート地点がある芝1200m。ここから内回りコースを走るコースになります。
スタートから最初のコーナーまでの距離が短いため、内枠の先行馬に有利なコースで、特に内枠の馬が圧倒的に好成績を残しています。
コース②:芝1400m(内回り)
京都競馬場の芝1400mは基本的に外回りが中心となりますが、新馬戦・未勝利戦では内回りコースが使用されます。
内回り芝1400mは、2コーナー付近にスタート地点があり、向正面の直線を走ってから3コーナーに入ります。
芝1200mとは違い、最初のコーナーまで距離があるため、枠の内外で有利不利はあまりありません。
差し馬までは勝負になりますが、新馬・未勝利戦ということもあり、追込馬にはなかなか厳しいコースとなります。
コース③:芝1400m(外回り)
内回り芝1400mよりも100mほど前方からスタートする外回り芝1400m。内回りとの大きな違いは、外回りの3コーナーがほぼ直角コーナーであるという点。
コーナーが鋭角のため、3角手前でペースを上げるのが難しく、逃げ・先行馬が一息入れることができるコースとなっています。
成績を見ても逃げ馬・先行馬が活躍しているコースです。
コース④:芝1600m(内回り)
芝1600mも基本的には外回りが中心となりますが、新馬・未勝利・1勝条件などでは内回りが使用されるケースもあります。
芝1600m内回りは2コーナー奥のポケットからスタート。最初のコーナーまで距離があるコース形態でペースはさほど上がりません。
ディープインパクト産駒が圧倒的な好成績を残しており、スローペースからの瞬発力勝負となるケースが多いコースです。
コース⑤:芝1600m(外回り)
内回り芝1600mと同様2コーナー奥のポケットからスタートする外回り芝1600m。GⅠマイルチャンピオンシップが行われるコースはこちらの外回りとなります。
基本的な傾向は内回りと変わりませんが、内回り芝1600m以上に後方からの急襲が届くコースになっています。
人気はなくても鋭い決め手を持っている馬があれば、積極的に狙っていきたいコースといえます。
コース⑥:芝1800m(外回り)
2コーナー奥のポケット地点で、もっとも後ろからスタートするのが芝1800m。ここから外回りコースを回るため、レースの前半900mは平坦な直線を走るというコースになります。
勝負所は3~4コーナーの山越えとなるため、前半はペースが落ち着き、3コーナーからペースが一気に上がる傾向があり、決め手勝負になりやすいコースです。
上がり3F最速をマークした馬の複勝率は70%超え。迷わず決め手重視で予想していいでしょう。
コース⑦:芝2000m(内回り)
京都競馬場芝内回りコースでもっとも長い距離となるのがこの2000m。スタート地点はスタンド前直線の中央付近で、1コーナーまでの距離が短いコースとなります。
スタート直後は位置取り争いでややペースが上がりますが、1コーナーからは比較的落ち着く傾向のあるコース。
注目はハービンジャー産駒。ディープインパクト産駒には及ばないものの、ハーツクライ産駒よりも結果を残しており、このコースでのみ成績があがる種牡馬ですので覚えておきましょう。
コース⑧:芝2200m(外回り)
4コーナー出口の地点からスタートし、スタンド前の直線を進んで1コーナーに入っていく芝2200m。
この距離から3角マクリの成功率が跳ね上がり、勝負所でしっかりと騎手に反応できる馬を狙いたいところ。
仕掛けどころが難しいコースになりますので、ベテランジョッキーに注目するのも面白いかもしれません。
コース⑨:芝2400m(外回り)
日経新春杯や京都大賞典などGⅡが行われる芝2400m。スタートは4コーナー奥のポケットとなり、最初のコーナーまで十分な距離が確保されているコースです。
最初のコーナーまで距離があり、さらにコーナーを4回回るコースだけに、ペースは落ち着きやすく、終いの切れ味勝負になりやすいコースとなります。
コース⑩:芝3000m(外回り)
牡馬クラシック最後の一冠・菊花賞と、万葉Sでのみ使用される芝3000m。試行回数が少ないため、データだけで一概にまとめるのは難しいコースとなります。
スタート地点は3コーナー手前。スタート直後に3コーナーを回るコースであり、ここが大きなポイントとなります。
先手争いをする中で山を越えて4コーナーに向けた下り坂、さらに満員のスタンド前となりますので、気性の悪い馬はかかりやすく、実力を発揮するのが難しいコースとなります。
コース⑪:芝3200m(外回り)
芝3000mの200m後方からスタートする芝3200m。年に1度、天皇賞・春でのみ使用されるコースとなります。
レースのポイントは芝3000mと同様。とにかく前半落ち着いて走れる馬を狙いましょう。
コース⑫:ダート1200m
2コーナー出口付近からスタートするダート1200mは、ペースが落ち着きやすいコースです。
データを見ても逃げ馬・先行馬が圧倒的に強く、黙って前に行ける馬から狙っていきたいコースです。
コース⑬:ダート1400m
逃げ馬の勝率が25%近いダート1400m。逃げ馬を狙う上で欠かせないポイントがスタート地点です。
ダート1400mのスタート地点は、芝コース2コーナーの奥にあるポケット地点から。スタートしてしばらく芝コースを走ってからダートコースに入るコースとなります。
外枠の馬の方が芝部分を走る距離が長くなるため、外目の枠に逃げ馬が入るとかなり勝率が高まるコースといえます。
コース⑭:ダート1800m
スタンド前の直線中央付近から、ダートコースをほぼ1周するダート1800m。注目すべきはパワーよりもスピードです。
最初のコーナーまでの距離が短いため、スタートダッシュで好位置がキープできる馬、内枠の馬に有利。
京都競馬場のダートコースは砂が軽いこともあり、パワー型よりもスピード型に注目しましょう。
コース⑮:ダート1900m
ダートコースの直線入り口付近、ダート1800mよりも100m後方よりスタートするダート1900m。こちらも先行馬有利なコースとなっています。
ただしダート1800mよりも最初のコーナーまで距離があるため、内枠が有利ということはなく、どの枠にも均等にチャンスがあるコースとなります。
京都競馬場の基本情報
京都競馬場は2度の移転を経て、現在の位置で開催を行っています。
上でも少し触れたとおり、2025年には開場100周年を迎える歴史ある競馬場であり、関西開催のメインともいえる競馬場でもあります。
そんな京都競馬場の基本情報をまとめていきましょう。
京都競馬場の概要&歴史
たびたび触れていますが京都競馬場はもうすぐ100周年を迎えます。
京都市に最初の競馬場ができたのは100年以上前、1907年(明治40年)に京都市下京区に誕生した島原競馬場が京都競馬場発足の歴史となります。
その後、現在の京丹波町に移転し名を須知競馬場と改め、1925年(大正14年)に現在の位置に移転し、京都競馬場と名を変えました。
「五大競走(桜花賞・皐月賞・オークス・日本ダービー・菊花賞)」のひとつである菊花賞、さらに「八大競走(五大競走に加え天皇賞・春、秋、有馬記念)」に数えられる天皇賞・春を施行していることから、多くの名馬が引退式を行った競馬場でもあります。
シンザン、タマモクロス、スーパークリーク、オグリキャップ、メジロマックイーン、ナリタブライアンなどなど。直近ではリスグラシューの引退式も京都競馬場で行われました。
京都競馬場の入場方法
京都競馬場は2022年5月現在改修工事中。入場の方法や料金に関してどうなるかは、2023年春の改修工事終了後を待たないと正確なことは言えない状況です。
ただしほかの競馬場、過去の京都競馬場を考えると、おそらく入場料金は200円(15歳未満無料)で据え置きかと思われます。
改修工事中も毎週末パークウインズとしては稼働しており、この点も継続していくものと予想されます。
京都競馬場のアクセス
京都市伏見区にある京都競馬場。京阪本線「淀駅」を最寄り駅とする競馬場となっています。
住所 | 京都府京都市伏見区葭島渡場島町32 |
最寄り駅 | 京阪本線【淀駅】から徒歩約2分 |
JRAの競馬場としては珍しく、駅から非常に近い立地にある競馬場で、交通アクセスは非常に良いといえるでしょう。
京都競馬場には約8,000台収容の駐車場があり、マイカーでの観戦も可能。いずれにせよ非常に立ち寄りやすい競馬場といえるでしょう。
★京都駅からの最短ルート
・近鉄京都線で【近鉄丹波橋駅】へ
・【丹波橋駅】から京阪本線に乗り【淀駅】へ
・徒歩約2分
・所要時間約30分
★大阪駅からの最短ルート
・大阪環状線で【京橋駅】へ
・京阪本線に乗り換え【淀駅】へ
・徒歩約2分
・所要時間約1時間
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まとめ
2022年5月現在、改修工事真っ只中の京都競馬場。この改修工事ではコースレイアウトに変更はないとのことですので、過去のデータが十分に通用するはずです。
全般的には差し・追込馬に有利なコースであり、スピードや切れ味のある馬が活躍するコースです。
コースは3~4コーナーに山がある独特の形状。クセのあるコースレイアウトであり、ベテラン騎手の経験が大きくものをいうコースでもあります。
約2年間開催が行われないため、再開したときに戸惑わないように、今のうちに特徴をよく理解しておきましょう。
★その他の競馬場の情報は下記よりご覧ください★
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