東京都内にある唯一の地方競馬場・大井競馬場。地方競馬場としては最大規模のサイズ感を持ち、開催するレースの規模も地方競馬随一の競馬場です。
大井競馬場のイメージといわれてもピンと来ない方も多いかと思います。
「地方競馬にしては大きい」
くらいのイメージだと、馬券を当てるのも簡単ではありません。
そこで大井競馬場の基本情報から細かな攻略ポイントまで、まとめて紹介していきたいと思います。
大井競馬場に関する正確な知識を手に、しっかりと的中を積み重ねていきましょう。
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大井競馬場ってどんな競馬場?
大井競馬場は地方競馬場の中では大きなサイズ感の競馬場です。
それだけではなく、世界中の競馬場において初となる「両回り」を実現したコースでもあります。
そんな大井競馬場のコース形状や配当傾向の基本的な情報をまとめていきましょう。
大井競馬場コースの特徴
大井競馬場では2021年から左回りのコースを新設。国内すべての競馬場はもちろん、世界中の競馬場を見ても、右回り・左回りの両方を同時に開催できる競馬場は大井競馬場しかありません。
大井競馬場は元々右回りのコース。左回りを新設したのは、「東京大賞典(GⅠ)」の存在があります。
東京大賞典は地方競馬場で唯一行われる「国際格付けのGⅠ」であり、中央競馬(JRA)で行われるGⅠ競走同様、外国馬の出走も可能な格付けのレースです。
しかし海外競馬場の多くが左回りであることから、外国馬が右回りの東京大賞典に出走するのを躊躇う、断るという状況が発生しました。
広く海外の強豪に出走してもらいたい大井競馬場側(特別区競馬組合)が、新たに左回りコースを新設したという経緯があります。
現状は1650mのみの開催ですが、将来的には東京大賞典(2000m)を左回りコースで開催することも視野に考えられています。
直線距離 | 高低差 | 1周の距離 | 幅員 | |
右・内回り | 286m | 0m | 1400m | 25m |
右・外回り | 386m | 1600m | ||
左回り | 300m |
大井競馬場は高低差のない平坦コース。外回りコースは1周1600mと、地方競馬場としては門別競馬場、盛岡競馬場と並んで最大のサイズとなります。
外回りの直線距離386mは、地方競馬場はもちろん、中央競馬の東京競馬場(500m)、中京競馬場(411m)に次ぐ日本国内3番目の長さ。これだけでも大井競馬場のサイズ感が伝わるかと思います。
コーナーにスパイラルカーブは設けられていないため、基本的には内枠有利ですが、外回りの場合は長い直線で、前後が一気に入れ替わる可能性もありますので覚えておきましょう。
大井競馬場馬券の特徴
最初に大井競馬場で発売されている馬券の種類を確認しておきましょう。
式別 | 的中条件 |
単勝 | 1着に入る馬を予想する |
複勝 | 1~3着に入る馬を予想する(※出走馬が7頭以下の場合は2着まで) |
枠連 | 1&2着に入る馬の枠番を順不同で予想する(※出走馬が8頭以下の場合は発売しない) |
枠単 | 1&2着に入る馬の枠番を着順通り予想する(※出走馬が8頭以下の場合は発売しない) |
ワイド | 予想した2頭が両方3着以内に入れば的中 |
馬連 | 1&2着に入る馬の馬番を順不同で予想する |
馬単 | 1&2着に入る馬の馬番を着順通り予想する |
3連複 | 1~3着に入る馬を順不同で予想する |
3連単 | 1~3着に入る馬を着順通り予想する |
トリプル馬単 | 後半3レースの馬単を全て的中させる ※1 |
※1…特定のインターネット投票でのみ投票可能
中央競馬と同じ馬券に加え、地方競馬の一部が導入する枠単、さらに特定のインターネット投票で購入できるトリプル馬単が大井競馬場で勝負できる馬券の種類。
では、これらの馬券の配当はどのようになっているかを確認しておきましょう。参考にするのは2022年5月23~27日の5日間、60レースのデータです。
式別 | 最高配当 | 最低配当 | 平均配当 |
単勝 | 8,360円 | 120円 | 886.2円 |
複勝 | 3,440円 | 100円 | 310.2円 |
枠連 | 22,980円 | 280円 | 2,524.6円 |
枠単 | 49,290円 | 560円 | 4,644.6円 |
ワイド | 16,470円 | 130円 | 1,447.9円 |
馬連 | 73,230円 | 320円 | 5,342.0円 |
馬単 | 152,800円 | 390円 | 10,224.7円 |
3連複 | 415,500円 | 320円 | 16,570.5円 |
3連単 | 1,555,930円 | 1,250円 | 90,137.1円 |
配当を見ると、一般的に堅い決着が多いイメージの地方競馬場としては高めの配当といえます。
理由としては地方競馬場としては長い最後の直線があり、先行馬ばかりが活躍するわけではないという点が考えられます。
地方競馬というイメージを捨て、中央競馬と同じように検討するのが的中への近道かもしれません。
大井競馬場馬開催レース一覧
地方競馬場とはいえ、大レースも多く開催される大井競馬場。
地方競馬場では唯一国際格付けのレースが行われる競馬場でもあります。
そこで、1年間に行われる国際格付けの重要(GⅠ~Ⅲ)、ダートグレード競走(JpnⅠ~Ⅲ)、そして南関東の重賞(SⅠ~Ⅲ)について、2022年度の開催予定表を基に紹介していきましょう。
開催日 | レース名 | グレード | 出走条件 | 距離 |
4月20日 | 東京スプリント | JpnⅢ | 4歳以上 別定 | 1200m |
4月21日 | ブリリアントカップ | SⅢ | 4歳以上 別定 南関東所属 |
1800m |
5月11日 | 農林水産大臣賞典 東京プリンセス賞 |
SⅠ | 3歳 牝馬 定量 南関東所属 |
1800m |
5月12日 | 羽田盃 | SⅠ | 3歳 定量 南関東所属 |
1800m |
5月25日 | デイリー盃 大井記念 |
SⅠ | 4歳以上 定量 南関東所属 |
2000m |
6月8日 | 東京ダービー | SⅠ | 3歳 定量 南関東所属 |
2000m |
6月28日 | サンケイスポーツ盃 優駿スプリント |
SⅡ | 3歳 別定 南関東所属 |
1200m |
6月29日 | 農林水産大臣賞典 帝王賞 |
JpnⅠ | 4歳以上 定量 | 2000m |
7月13日 | 農林水産大臣賞典 ジャパンダートダービー |
JpnⅠ | 3歳 定量 | 2000m |
7月27日 | 東京スポーツ盃 マイルグランプリ |
SⅡ | 3歳以上 別定 南関東所属 |
1600m |
8月17日 | 日刊スポーツ賞 黒潮盃 |
SⅡ | 3歳 別定 | 1800m |
9月7日 | 東京記念 | SⅠ | 3歳以上 別定 | 2400m |
9月8日 | スポニチ盃 アフター5スター賞 |
SⅢ | 3歳以上 別定 南関東所属 |
1200m |
9月22日 | 東京モノレール賞 ゴールドジュニア |
SⅢ | 2歳 定量 南関東所属 |
1200m |
10月5日 | 農林水産大臣賞典 Road to JBC 東京盃 |
JpnⅡ | 3歳以上 別定 | 1200m |
10月6日 | 農林水産大臣賞典 レディスプレリュード |
JpnⅡ | 3歳以上 牝馬 別定 | 1800m |
11月2日 | サンタアニタトロフィー | SⅢ | 3歳以上 ハンデ 南関東所属 |
1600m |
11月16日 | ハイセイコー記念 | SⅠ | 2歳 定量 南関東所属 |
1600m |
12月8日 | 勝島王冠 | SⅡ | 3歳以上 別定 | 1800m |
12月29日 | 農林水産大臣賞典(国際交流) 東京大賞典 |
GⅠ | 3歳以上 定量 | 2000m |
12月30日 | 東京シンデレラマイル | SⅢ | 3歳以上 牝馬 別定 南関東所属 |
1600m |
12月31日 | 東京2歳優駿牝馬 | SⅠ | 2歳 牝馬 定量 | 1600m |
1月25日 | 農林水産大臣賞典 TCK女王盃 |
JpnⅢ | 4歳以上 牝馬 別定 | 1800m |
2月22日 | 東京中日スポーツ賞 金盃 |
SⅡ | 4歳以上 別定 南関東所属 |
2600m |
2月23日 | 雲取賞 | SⅢ | 3歳 別定 南関東所属 |
1800m |
3月9日 | TOKYO MX賞 フジノウェーブ記念 |
SⅢ | 4歳以上 別定 南関東所属 |
1400m |
3月29日 | 京急電鉄賞 京浜盃 |
SⅡ | 3歳 定量 南関東所属 |
1700m |
南関東競馬では、大井競馬場、浦和競馬場、船橋競馬場、川崎競馬場の4つの競馬場で、重賞格付けのレースを分担して開催しています。
それでもこれだけの重賞が行われるということは、大井競馬場が南関東競馬の中でも中心的な競馬場という証拠でしょう。
南関東競馬でも中央競馬などと同様に、3歳三冠レースが行われます。この三冠レースの中心的な競馬場も大井競馬場となります。
南関東競馬三冠レース日程(2022年) | |||||
日程 | レース名 | グレード | 開催競馬場 | 距離 | |
牡馬一冠目 | 5月12日 | 羽田盃 | SⅠ | 大井 | 1800m |
牡馬二冠目 | 6月8日 | 東京ダービー | SⅠ | 大井 | 2000m |
牡馬三冠目 | 7月13日 | 農林水産大臣賞典 ジャパンダートダービー |
JpnⅠ | 大井 | 2000m |
牝馬一冠目 | 3月17日 | 農林水産大臣賞典 桜花賞 |
SⅠ | 浦和 | 1600m |
牝馬二冠目 | 5月11日 | 農林水産大臣賞典 東京プリンセス賞 |
SⅠ | 大井 | 1800m |
牝馬三冠目 | 6月15日 | 農林水産大臣賞典 関東オークス |
JpnⅡ | 川崎 | 2100m |
牡牝合わせて6レースのうち4レースが大井開催。牡馬三冠に関してはすべて大井競馬場で行われます。
大井競馬場の3つの予想ポイント
★大井競馬場予想3つのポイント
- 予想ポイント①…逃げも差しも活躍する広大なコース
- 予想ポイント②…地方競馬の鉄人が今も活躍
- 予想ポイント③…大井所属の調教師にこだわらない
地方競馬場というよりも、中央競馬場のひとつとして考えた方がいいとも言われる大井競馬場。
とはいえ、中央競馬の競馬場ともその性質は異なります。
もちろん乗っている騎手も、調教している調教師も違うわけですから、単純に中央競馬の気分で予想をするのも難しいでしょう。
そこで馬場の特徴、騎手、そして調教師に関して予想のポイントを3点まとめていきましょう。
ポイント①:予想のポイントは展開を読み切ること
大井競馬場は外回りで1周1600mと、地方競馬場としては門別競馬場、盛岡競馬場と並び最大級の広さを誇ります。
しかも直線距離386mは地方競馬場最長。中央競馬の競馬場にも負けない長さです。
直線の長さもポイントですが、もうひとつ見落としがちなポイントがコーナーのカーブに関してです。
門別競馬場の直線距離が330m、盛岡競馬場の直線距離が300mであるのに対し、大井競馬場の直線は386mあります。つまり1周1600mに対し、直線部分の比率が大きいということになります。
その分コーナーの距離が短く、分かりやすく言うとより小回りなコーナーになっているということになります。
高低差がなくコーナーのカーブが非常にキツいとなると、先行した馬が有利な形状。少々直線が長くても先行馬が粘り切るケースが目立つということになります。
ただし、スタート後、道中などでペースが予想以上に速くなれば、最後の直線で先行馬の脚が止まり差し馬が台頭するケースも当然考えられるわけです。
単純に先行有利、差し有利と決めつけず、道中の展開をしっかりと読み切るのが的中への大きなポイントとなります。
ポイント②:通算7000勝騎手はいまだトップジョッキー
大井競馬場は南関東競馬のひとつですので、大井競馬場で騎乗する騎手の多くは南関東所属の騎手となります。
そこで、2021年度の成績から、大井競馬場で成績の良かった大井競馬場所属の騎手を5名紹介しましょう。
騎手名 | 南関東順位 | 大井競馬場成績 | |||
成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | ||
笹川 翼 | 2位 | 【127.89.80.363】 | 19.3% | 32.8% | 44.9% |
矢野 貴之 | 3位 | 【118.83.60.364】 | 18.9% | 32.2% | 41.8% |
和田 譲治 | 4位 | 【82.79.63.434】 | 12.5% | 24.5% | 34.0% |
真島 大輔 | 7位 | 【77.51.49.177】 | 21.8% | 36.2% | 50.0% |
的場 文男 | 17位 | 【49.64.63.353】 | 9.3% | 21.4% | 33.3% |
大井競馬場所属の騎手で、大井競馬場で好成績を残している騎手は、南関東全体の順位も上位の騎手であり、大井競馬場所属の騎手全体のレベルが高いとも言えます。
注目したいのはやはり大ベテラン的場騎手。2022年9月で66歳となる大ベテランは、通算勝利数で日本歴代1位となる7380勝(2022年6月7日現在)を挙げているレジェンドです。
高齢ということもあり、近年ではほぼ大井競馬場でしか騎乗していませんが、それでもTOP5に入る勝ち鞍を挙げています。
恐らく後年にも語り継がれる伝説のジョッキーとなりますので、大井競馬場の開催で名前を見かけたら、ぜひ注目してほしい騎手となります。
ポイント③:他競馬場所属の調教師も活躍
騎手と同様に調教師に関しても紹介していきましょう。
2021年、大井競馬場での成績がよかった大井競馬場所属の調教師上位5名は以下の通りです。
調教師名 | 南関東順位 | 大井競馬場成績 | |||
成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | ||
荒山 勝徳 | 5位 | 【65.58.30.154】 | 21.2% | 40.1% | 49.8% |
藤田 輝信 | 8位 | 【52.44.32.190】 | 16.4% | 30.2% | 40.3% |
的場 直之 | 12位 | 【52.33.28.199】 | 16.7% | 27.2% | 36.2% |
森下 淳平 | 13位 | 【49.27.25.122】 | 22.0% | 34.1% | 45.3% |
宗形 竹見 | 14位 | 【47.37.25.189】 | 15.8% | 28.2% | 36.6% |
大井競馬場の開催では、やはり大井競馬場所属の調教師が好成績を残しています。
ただし南関東全体で見るとそこまで成績で他場所属調教師を圧倒していることはなく、大井競馬場所属調教師で最高の成績が荒山調教師で5位。
騎手は南関東トップクラスの陣容ですが、調教師は船橋や川崎に後れを取っている印象です。
大井競馬場の距離別特徴&傾向
2021年から左回りコースが加わり、現状大井競馬場で行われる距離形態は11種類。それぞれ特徴のあるコース設計となっていますので、その特徴を確認していきましょう。
コース①:1000m(右・外回り)
スタート地点は向正面の中央あたり。最初のコーナーまで約300mと距離が短く、とにかく先行力がある馬に有利なコースです。
カーブが小回りですので、基本は内枠の先行馬狙いですが、内枠に先行馬が揃い、オーバーペースで進むのであれば、差し馬の台頭もあるコースです。
コース②:1200m(右・外回り)
2コーナー出口付近にスタート地点があり、最初のコーナーまでは500mほどの距離がある1200m戦。
最初のコーナーまでの距離が十分にあるので、序盤はペースが落ち着きやすく、内枠の先行馬有利なコースとなります。
コース③:1400m(右・外回り)
2コーナー奥のポケット地点にスタート地点があり、スタート直後に2コーナーを緩やかにカーブするコース。
スタート直後にコーナーがあるため、内枠の先行馬が有利になるコースですが、この最初のコーナーで外枠の先行馬が仕掛けるとペースが一気に上がり、差し馬有利に変わるコースです。
コース④:1500m(右・内回り)
メインスタンド前の直線中央付近からスタートする1500m戦は内回り。最初のコーナーまでの距離が短く、最初のコーナーまでにレースのペースが決まるコース。
先行馬が外枠に固まっているとペースが速くなる傾向にあり、差し馬にもチャンスがあるコースとなりますが、基本的には先行馬有利なコースです。
コース⑤:1600m(右・内回り)
大井競馬場のマイル戦は、内回りの4コーナー出口付近にスタート地点があり、内回りコースを1周以上するコースとなります。
コーナーを4度回るコースですので、基本的には先行馬、特に内枠の先行馬有利なコースです。
コース⑥:1700m(右・外回り)
1500m戦と同じ地点からスタートし、外回りコースを回る1700m戦。1500m戦と同様に、最初のコーナーまでの距離が短く、傾向も似ていますが、外回りを使うためより差し馬が活躍するコースです。
コース⑦:1800m(右・外回り)
マイル戦と同じ地点から外回りを回る1800m戦。最初のコーナーまでにそれなりに距離があるため、序盤はペースが落ち着く傾向に。
1800mを超えてくると一気にスタミナが要求される大井競馬場だけに、スピードだけではなくスタミナにも注目。
また、内枠よりも中ほどの枠が好成績を残しているコースでもあります。
コース⑧:2000m(右・外回り)
外回りの4コーナー出口あたりにスタート地点が設定される2000m戦。最初のコーナーまで十分な距離がありますので、純粋な力勝負となるコースです。
序盤のペースは落ち着く傾向にありますが、コーナーで外からかぶされやすい内枠の馬が苦戦傾向。
内枠にこだわらず先行馬狙い、先行争いが激しくなりそうな組み合わせなら差し馬の台頭も意識したいコースです。
コース⑨:2400m(右・外回り)
外回り3コーナーの入り口付近にスタート地点があり、スタート直後にいきなりカーブというトリッキーなコース設定。1年間でも東京記念(SⅠ)のみで使用されるコースです。
スタート地点の関係で内枠が圧倒的に有利。基本は先行馬から狙いたいコースです。
コース⑩:2600m(右・外回り)
1000m戦と同じスタート地点から、コースを1周以上する2600m戦。最初のコーナーまでの距離が短く、組み合わせによっては序盤からハイペースになることもあるコースです。
コーナーを6度回るコースだけに、基本は先行馬狙いですが、ペースが上がると一気に差し馬有利なコースとなります。
コース⑪:1650m(左・外回り)
2022年現在まだ施行数も少なく、データはそろっていませんが、現状唯一の左回りコース。
最初のコーナーまでは200m程度と距離が短く、序盤の先行争いが激しくなるコースと考えていいでしょう。
差し馬から狙うこともできるコースですので、まずは序盤どのようなペースになるかを見極めて狙いましょう。
★大井競馬場の注目レース攻略
大井競馬場の基本情報
東京都内唯一の地方競馬場である大井競馬場。
中央競馬の1年の締めくくりは有馬記念ですが、日本競馬全体の締めくくりと言われているのが大井競馬場で行われる東京大賞典(GⅠ)です。
2017年の東京大賞典では、東京大賞典1レースで42億円以上を売り上げるなど、地方競馬場とは思えないような売り上げ記録をマークしています。
そんな大井競馬場の基本情報やアクセス情報などを紹介していきましょう。
大井競馬場の概要&歴史
大井競馬場の誕生は1950年(昭和25年)と比較的遅く、開場当時は「大井オートレース場」も併設された施設でした。
大井競馬場が一躍有名になったのは1973年(昭和48年)。この前年7月に大井競馬場でデビューしたハイセイコーが大井競馬6戦6勝の実績を引っ提げて中央競馬に移籍。
移籍後も連勝を伸ばしたハイセイコーは、皐月賞を含む4連勝で無敗のままダービーに挑戦。3着に敗れたものの、社会現象ともなるほどの人気を得て、第一次競馬ブームをけん引します。
大井競馬場ではハイセイコー以降も有力馬を輩出。80年代にはスーパークリークやオグリキャップのライバルとして活躍したGⅠ3勝馬・イナリワンも大井競馬場デビューの怪物でした。
大井競馬場の入場方法
大井競馬場の入場料金は100円。3月から12月にかけて長期間ナイター競馬(トゥインクルレース)を開催しており、仕事帰りのサラリーマンなどが立ち寄るスポットとしても人気です。
専用駐車場も併設されていますが、都心部に近く周辺は常に渋滞するため、あまりおすすめできません。
大井競馬場のアクセス
東京都品川区にある大井競馬場。最寄り駅は東京モノレールの「大井競馬場前駅」となります。
住所 | 東京都品川区勝島2-1-2 |
最寄り駅 | 東京モノレール【大井競馬場前駅】から徒歩約2分 |
東京都心からさほど離れていない位置にある大井競馬場。
東京モノレールはJR山手線の浜松町駅と羽田空港を結ぶ路線ですので、地方から飛行機で観戦に行く場合は電車1本で、新幹線で向かう場合も乗り換え1回で行ける立地となります。
また、JR総武線の【錦糸町駅】からは無料バスも運行。大井競馬開催日は往復で運行しています。
また、復路のみですが、競馬開催終了後、大井競馬場から品川駅直行の路線バスも無料で運行しています。
★東京駅からの最短ルート
・JR山手線で【浜松町駅】へ
・東京モノレールで【大井競馬場前駅】へ
・徒歩約2分
・所要時間約30分
★新宿駅からの最短ルート
・JR山手線で【浜松町駅】へ
・東京モノレールで【大井競馬場前駅】へ
・徒歩約2分
・所要時間約1時間
★品川駅からの最短ルート
(路線バス利用)
・都営バス「大井競馬場前行き」に乗車し終点まで
・所要時間約20分
(京浜急行線利用)
・京浜急行線で【立会川駅】へ
・徒歩約15分
・所要時間約20分
(モノレール利用)
・JR山手線で【浜松町駅】へ
・東京モノレールで【大井競馬場前駅】へ
・徒歩約2分
・所要時間約30分
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まとめ
地方競馬場の中でもサイズ、開催レースの規模ともに日本一ともいえるのが大井競馬場。
2021年には新たに左回りコースも新設され、世界の競馬場で唯一左右両回りの競馬場となりました。
外回りコースは386mという長い直線を持ち、単純に先行馬だけを狙っていれば獲れるというコースではありません。
出走する馬の力関係や、コースの特徴を理解して、先行馬狙いか差し馬狙いか、狙い方をハッキリさせて挑みましょう。
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