地方競馬には「レベル」があります!
よく「地方競馬」と大きくまとめて話されることが多いのですが、競馬場のレース内容などを比較すると「レベル差」があります。
「レベル差を制するは地方競馬を制する!」レベル差は地方競馬のレースを行っていく上で重要な要素と言えるのです!
今回は注目されることの少ないが重要な「地方競馬のレベル」について紹介・解説していきます。
3サイトで無料提供!
目次
【2022年】地方競馬年間の売上ランキング
2022年の地方競馬売上げは以下の通りとなります。
順位 | 場名 | 総売得金 |
---|---|---|
1 | 高知 | 46,784,521,400 |
2 | 大井 | 45,625,652,320 |
3 | 兵庫 | 40,149,246,700 |
4 | 川崎 | 36,865,249,270 |
5 | 船橋 | 34,220,467,110 |
6 | 佐賀 | 30,024,581,500 |
7 | 浦和 | 27,099,336,190 |
8 | 名古屋 | 23,497,868,000 |
9 | 帯広 | 17,365,666,300 |
10 | 笠松 | 14,045,168,800 |
11 | 岩手 | 9,096,949,200 |
12 | 金沢 | 4,088,732,400 |
13 | 門別 | 3,828,531,710 |
地方競馬には「平地」と「ばんえい」の2種
そもそも、地方競馬には「平地」と「ばんえい」があるのをご存じですか?
ちなみに「ばんえい」は世界でも日本が唯一の競争形態となっています。
下記がこの2種類の特徴となります。
サラブレッド
1周1,000m以上を右または左周りで競う
スピードを競っていく
オーソドックスな競馬の競争形態
地方の場合、中央より距離が短いこともある
コーナーが中央より急角度の場が多い
鼻先でゴール判定
現状、開催場は帯広のみ
経営が危ぶまれたが嘆願書や寄付によって辛くも存続
世界で唯一の競走形態
馬体重約1トンの「ばん馬」が出場
直線200mの距離に2つの障害物を越える
鉄製のソリに騎手を載せ競争
ソリの最後尾が通過したらゴール
平地は中央競馬とほぼ同じ形態での開催なので普段、地方競馬をやらない人でも馴染み深いと言えます。
ばんえいに関しては平地とは大きく異なるレース形態となっているので、普段の競馬を見慣れている人からしたらだいぶ新鮮なものとなっています。
地方競馬のレベルは南関>都会>その他の順
冒頭でも書きましたが、地方競馬には「レベル差」があります。
これは明言されていたり、区分けがされているワケでもありませんが、「レベル差」というものは確実に存在しているのが実状です。
地方競馬のレベルを大きく分けて並べるなら
という順番になります。
この順番は個人的な印象もありますが、例えば「モジアナフレイバー」など強い馬がいるのは実際、南関競馬のことが多いです。
とはいえ「南関競馬の一番弱い馬」と「園田競馬の一番強い馬」を比べると、さすがに後者の方が良い成績を残しているので、一概にこのとおりとは言えませんが、大きい枠の話をするならこの認識で問題ないでしょう。
地方競馬のレベルは賞金額に比例する
もうひとつ、地方競馬のレベルの指標になるのが「賞金額」です。
なるほど、というか、この賞金額もさきほど紹介した
上記のような順番になっています。
賞金額上位のレースを紹介すると以下のような感じです。
1位
東京大賞典(G1)
1着賞金 8,000万円
2位
川崎記念(G1)
1着賞金 6,000万円
3位
かしわ記念(G1)
1着賞金 6,000万円
トップ3はすべて南関競馬ですね。
これも絶対的な指標ではありませんが、実際、賞金額は競馬場のレベルを確認する指標になっています。
馬産地北海道はレベルの高い馬が多い
ここまでで紹介した内容に関連がある要素として、「競走馬のレベル」があります。
南関競馬、賞金が高いレースに出走している馬は「馬産地が北海道」であることが多いです。
過去に地方競馬で良い成績を残している「アランバローズ」「サブノジュニア」は南関競馬所属、かつ馬産地は北海道です。
北海道産まれの馬以外が活躍することもよくあるので、「競馬場」「賞金額」という要素に比べると少し弱い気もしますが、馬産地北海道の馬が多くいる競馬場はレベルが高いと思っていいでしょう。
【2021年】地方競馬年間の売上ランキング
ここで昨年、2021年の競馬場別、売上ランキングを紹介します。
まずは売上ランキングを見てみましょう。
順位 | 競馬場 | 売上金額(円) |
---|---|---|
1 | 大井競馬場 | 178,970,065,940 |
2 | 園田競馬場 | 94,483,234,400 |
3 | 高知競馬場↑ | 93,905,490,600 |
4 | 川崎競馬場↓ | 93,198,440,340 |
5 | 船橋競馬場↓ | 84,076,804,290 |
6 | 浦和競馬場↓ | 66,592,242,620 |
7 | 名古屋競馬場 | 62,110,401,100 |
8 | 佐賀競馬場↑ | 58,996,965,300 |
9 | 盛岡・水沢↓ | 57,514,866,700 |
10 | 門別競馬場↓ | 51,850,116,930 |
11 | 帯広競馬場 | 51,286,032,600 |
12 | 金沢競馬場↑ | 31,395,520,400 |
13 | 笠松競馬場↓ | 13,378,626,700 |
2位の園田競馬場がかなり善戦していますが、やはり南関競馬が上位を占めています。
園田競馬場が2位になっている理由は開催日数が多いからで、1日あたりの売上はそこまで多くはないようです。
売上というのは各競馬場のレベルに密接に関わってくるので、次の項目でその理由を説明しますね。
1位である大井競馬場は売上差が圧倒していますね!やはり東京というのも大きいのでしょうか。
売上が多ければ馬の育成に力を入れられる
売上がなぜ競馬のレベルに関係するのか、それは「売上が大きい競馬場のほうが育成にお金をかけられる」からです。
売上が多ければ施設への設備投資、人件費や飼料なども本当に最適なものを選べるので、育成の質があがりますよね。
さらには関わる人への還元もできるので、競馬場全体の士気アップにもつながります。
それゆえ、売上が多い競馬場ほどレベルが高いと言われているのです。
「ステイホーム」需要!?地方競馬の売上が前年度比約30%増
地方競馬の売上に関する豆知識ですが、2020年4月~の売上は前年度比約30%増となりました。
これはコロナウイルスの影響で、ステイホームが加速、自宅にいながら投票ができる「地方競馬」を新たに楽しむ人が増えたからだと言われています。
自粛要請も要因のひとつですが、2020年には特別給付金、パチンコ店の営業自粛などの要素も重なり、ギャンブラーの需要が毎日投票できる地方競馬に集中したことが大きいでしょう。
コロナウイルスの影響は今後も続く可能性が高いので、これまであまり売上が大きくなかった地方競馬場にお金が落とされ、地方競馬全体が活性化すれば、これはケガの功名と言えます。
賞金が300円!?地方の騎手の苦しい賞金事情
さきほど、地方競馬の賞金について触れましたが、かつて「地方競馬の賞金が低すぎる」と話題になったことがあります。
中央競馬の賞金は高く、着外になったとしても26,000円の騎乗手当がつきますが、この時話題に挙がった高知競馬の1着賞金は11万円。
騎手の取り分は5%なので、1着になったとしても5,500円、5着の賞金は6,000円なので、この場合騎手に入るお金は300円しかありません。
落馬やケガなどがつきまとう、文字通り「命がけ」の職業にもかかわらず、この仕打ちはあまりにもヒドい、と問題になりました。
この賞金問題は今なお続いているようで、SNSでも取り上げられることがあります。
無料で地方競馬予想が貰えるおすすめサイトTOP3

皆さんは地方競馬予想をどこでゲットしていますか?
自分で予想するのも競馬予想の醍醐味ではありますが…競馬のプロの予想を参考にしてみるのも一つの攻略方法と言えるのではないでしょうか!!
今回は地方競馬を予想する上で参考になる優良予想サイトを3つ選抜いたしました!
どのサイトもそれぞれの特性があり、自身の地方競馬予想におけるスタイルに合わせて選べるよう振るいにかけました!
3つ共に登録は無料&予想無料とお試しでも遊べます!
地方競馬NO.1:「おもいで競馬」

競馬予想サイト「おもいで競馬」のおすすめポイントと詳細
2023-3-24 佐賀2R
514,240円
2023-3-25 浦和10R
604,720円
- ■おすすめポイント
- 365日毎日、競馬予想が貰える!
- 検証で100万円オーバー的中!
- 多種多様な限定情報!
初回料金 | 9,800円 |
---|---|
初回平均獲得額 | 520,220円 |
平均回収率 | 1929% |
平均的中率 | 87.7% |
地方競馬NO.2:「モーカル」

2023-3-22 笠松10R
522,080円
2023-3-22 姫路10R
270,720円
2023-3-24 佐賀1R
190,000円
2023-3-24 笠松10R
320,160円
2023-3-25 佐賀5R
735,720円
- ■おすすめポイント
- 地方競馬特化だから365日毎日参加可能!
- 的中する喜びを常備味わえる!
- 無料情報は展開予想!
初回料金 | 12,800円 |
---|---|
初回平均獲得額 | 550,000円 |
平均回収率 | 1949% |
平均的中率 | 90% |
地方競馬NO.3:「競馬with」

2023-3-25 中山5R
251,280円
2023-3-25 阪神2R
470,300円
2023-3-26 中京8R
79,480円
2023-3-26 中京10R
441,100円
- ■おすすめポイント
- 初心者でも勝てる!当たる!
- 専属馬券師50名以上!
- 無料でも重賞レースが貰える!
初回料金 | 24,800円 |
---|---|
初回平均獲得額 | 557,200円 |
平均回収率 | 4520% |
平均的中率 | 87% |
まとめ
地方競馬には競馬場によってレベル差があり、大きく区分けするなら
南関 > 都会 > その他
という順番でレベルが高いです。
レベルを確認する指標としては以下の通りです!
- 開催されているレースの賞金額
- 馬産地が北海道かどうか
- 競馬場の売上
などがあります。
コロナ媧での売上額増加など嬉しい話題もある反面、地方競馬の賞金が安すぎる問題もあるので、個人的にはこの状況下で地方競馬全体がもっと賑わい、レベルの格差が縮まることを願うばかりです。