かつては5つの競馬場で開催されていた「ホッカイドウ競馬」。
しかし財政難などもあり、現在は門別競馬場1ヶ所での開催となっています(帯広競馬場はばんえい競馬のみの開催で、ホッカイドウ競馬には所属していない)。
北海道で唯一地方競馬の開催を続けている門別競馬場にはどのような特徴があるのか?
その特徴を知ることで馬券の的中率も上がるはずです。
インターネット投票を利用すれば全国どこからでも買える門別競馬場。そんな門別競馬場の特徴を把握し、しっかりと馬券成績につなげていきましょう。
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門別競馬場ってどんな競馬場?
現在は唯一のホッカイドウ競馬開催競馬場となっている門別競馬場。
元々は北海道の地方競馬に出走する馬たちのためのトレーニング施設でした。
そんな門別競馬場の特徴や、馬券の傾向、開催しているレースに関してまとめていきましょう。
門別競馬場コースの特徴
門別競馬場は地方競馬のコースとしては全国でも最大級です。
直線距離 | 高低差 | 1周の距離 | 幅員 | |
内回り | 288m | 1.54m | 1376m | 25m |
外回り | 400m | 1600m |
地方競馬の競馬場で1周の距離が1,600mあるのはこの門別競馬場と、盛岡競馬場、そして東京の大井競馬場のみ。
また幅員も広く、フルゲート16頭に対応できる地方競馬場は大井競馬場と門別競馬場のみです。
内回りコースは2015年に新設されたコースで、この内回りの設置により、より多くの距離形態のレースを行えるようになりました。
門別競馬場馬券の特徴
まずは門別競馬場で発売されている式別をチェックしておきましょう。
式別 | 的中条件 |
単勝 | 1着に入る馬を予想する |
複勝 | 1~3着に入る馬を予想する(※出走馬が7頭以下の場合は2着まで) |
枠連 | 1&2着に入る馬の枠番を順不同で予想する(※出走馬が8頭以下の場合は発売しない) |
ワイド | 予想した2頭が両方3着以内に入れば的中 |
馬連 | 1&2着に入る馬の馬番を順不同で予想する |
馬単 | 1&2着に入る馬の馬番を着順通り予想する |
3連複 | 1~3着に入る馬を順不同で予想する |
3連単 | 1~3着に入る馬を着順通り予想する |
トリプル馬単 | 後半3レースの馬単を全て的中させる ※1 |
※1…特定のインターネット投票のみで投票可能
発売されている馬券の種類は中央競馬(JRA)と同様で、枠単の発売はありません。
また、JRA特有のWIN5の発売はありませんが、一部インターネット投票では、トリプル馬単の馬券を購入することができます。
ではこれらの馬券の配当がどの程度になっているのか、2022年5月3日~5月5日の3日間に行われた31レースの配当金データをチェックしてみましょう。
式別 | 最高配当 | 最低配当 | 平均配当 |
単勝 | 8,320円 | 100円 | 589.0円 |
複勝 | 900円 | 100円 | 192.8円 |
枠連 | 3,600円 | 110円 | 900.0円 |
ワイド | 9,480円 | 100円 | 705.2円 |
馬連 | 43,700円 | 130円 | 811.6円 |
馬単 | 18,670円 | 140円 | 2,046.5円 |
3連複 | 13,480円 | 180円 | 2,381.0円 |
3連単 | 125,190円 | 490円 | 14,862.3円 |
ほかの競馬場やJRAの配当と比較しても、平均配当はかなり低い傾向にあります。
もちろん3日間分のみのデータではありますが、それを考慮しても堅い決着が中心と考えていいかと思います。
門別競馬場のレースを予想する場合は、人気サイドを中心に、さらに点数を絞るなどの考え方が重要になりそうです。
門別競馬場馬開催レース一覧
日本の競馬にはいろいろなグレード分けがあります。
中央競馬(JRA)は国際的にも最上位の格付けにありますので、国際的なグレードであるGⅠ~Ⅲの表記が利用できます。
一方地方競馬は基本的には国際的な評価を得ていませんので、グレード分けは日本国内の地方競馬独自のグレード分け、JpnⅠ~Ⅲを利用しています。
門別競馬場も地方競馬の一つなので、基本的にはJpnⅠ~Ⅲということになりますが、この地方競馬全体のグレード分けの他に、ホッカイドウ競馬独自のグレードも導入されています。
ホッカイドウ競馬(門別競馬場)独自のグレード分けがHⅠ~Ⅲ。
そこで1年間に行われるHⅠ~Ⅲ、及びJpnⅠ~Ⅲのレースを、2022年の番組表を基に紹介しましょう。
開催日 | レース名 | グレード | 出走条件 | 距離 |
4月21日 | ★サッポロビール杯 コスモバルク記念 |
HⅡ | 3歳以上 別定 | 1800m |
4月28日 | ★道新スポーツ杯 北斗盃 |
HⅡ | 3歳 定量 | 1600m |
5月4日 | ★HBC杯 エトワール賞 |
HⅢ | 3歳以上 別定 | 1200m |
5月19日 | ★AIR DO賞 ヒダカソウカップ |
HⅡ | 3歳以上 牝馬 別定 | 1600m |
6月2日 | 農林水産大臣賞典 北海道スプリントカップ |
JpnⅢ | 3歳以上 別定 | 1200m |
6月16日 | ★STV杯 北海優駿(ダービー) |
HⅠ | 3歳 定量 | 2000m |
6月23日 | ★楽天競馬杯 赤レンガ記念 |
HⅡ | 3歳以上 別定 | 2000m |
6月28日 | ★TVh杯 栄冠賞 |
HⅡ | 2歳 定量 | 1200m |
7月5日 | ★雪印メグミルク杯 グランシャリオ門別スプリント |
HⅡ | 3歳以上 別定 北海道所属 |
1000m |
7月7日 | ★サンケイスポーツ杯 ノースクイーンカップ |
HⅡ | 3歳以上 牝馬 別定 | 1800m |
7月14日 | ★ソメスサドル杯 フルールカップ |
HⅢ | 2歳 牝馬 定量 | 1000m |
7月21日 | ★サンケイスポーツ杯 星雲賞 |
HⅢ | 3歳以上 別定 | 1600m |
7月28日 | ★Netkeiba.com杯 ブリダーズゴールドジュニアカップ |
HⅠ | 2歳 定量 北海道所属 |
1700m |
8月10日 | ★UHB杯 フローラルカップ |
HⅢ | 2歳 牝馬 定量 | 1600m |
8月11日 | JBC協会賞 農林水産大臣賞典 ブリダースゴールドカップ |
JpnⅢ | 3歳以上 牝馬 別定 | 2000m |
8月16日 | ★北海道新聞杯 王冠賞 |
HⅡ | 3歳 定量 | 1800m |
8月24日 | ★サッポロクラシックカップ | HⅡ | 2歳 定量 | 1700m |
9月8日 | ★競馬ブック杯 イノセントカップ |
HⅢ | 2歳 定量 | 1200m |
9月15日 | ★ホクレン杯 旭岳賞 |
HⅡ | 3歳以上 別定 | 2000m |
9月21日 | ★HTV杯 リリーカップ |
HⅢ | 2歳 牝馬 定量 | 1200m |
9月22日 | ★大阪スポーツ杯 サンライズカップ |
HⅠ | 2歳 定量 | 1800m |
9月29日 | ★ウポポイオータムスプリント | HⅡ | 3歳以上 別定 | 1200m |
10月4日 | ★HBA賞 ブロッサムカップ |
HⅡ | 2歳 牝馬 別定 | 1700m |
10月13日 | ★中京スポーツ杯 瑞穂賞 |
HⅡ | 3歳以上 別定 | 1800m |
10月20日 | 農林水産大臣賞典 報知新聞社賞 エーデルワイス賞 |
JpnⅢ | 2歳 牝馬 定量 | 1200m |
11月3日 | ★農林水産大臣賞典 JBC2歳優駿 |
JpnⅢ | 2歳 定量 | 1800m |
11月9日 | ★東京スポーツ杯 道営スプリント |
HⅠ | 3歳以上 別定 北海道所属 |
1200m |
11月10日 | ★農林水産大臣賞典 道営記念 |
HⅠ | 3歳以上 別定 北海道所属 |
2000m |
1年間でJpnⅢの競走が4つ、それ以外にHⅠ~Ⅲの競走が24レース行われます。
特徴は2歳戦の多さ。 北海道が馬産地ということもあり、多くの馬が門別競馬場でデビューするということも関係しているでしょう。
馬産地特有のポイントとしては、上で紹介したホッカイドウ重賞のレースで★マークがついている競走には、副賞として種付け権が発生するというポイントも挙げられます。
★マークがついたレースは「スタリオンシリーズ」と呼ばれ、毎年優勝馬のオーナーに種付け権が贈与されます。
2022年の副賞を紹介すると、ブリーダーズゴールドジュニアカップ(HⅠ)の副賞はシスターミニスターの種付け権、コスモバルク記念(HⅡ)の副賞はゴールドシップの種付け権になっています。
門別競馬場の3つの予想ポイント
- ★門別競馬場3つの予想ポイント
- 予想ポイント①…深い砂と海風に注意
- 予想ポイント②…名手・服部騎手と若手のホープ石川騎手&落合騎手に注目
- 予想ポイント③…2歳戦は所属厩舎にも注目
高低差はほぼなく、競馬場のサイズは地方競馬でも最大級となる門別競馬場。では予想のポイントはどこにるのか?
普段門別競馬場の馬券を買わない方はご存じないであろう、騎手、調教師、そして馬場の特徴を紹介しましょう。
ポイント①:よりパワーが問われる競馬場
門別競馬場は比較的海に近い立地のため、海風の強い競馬場となります。風向きによってはレースの結果にも大きな影響があり、この強い海風に負けないだけのパワーが必要となります。
また、門別競馬場のコースの特徴として、「砂厚が深い」という点が挙げられます。 ほかの地方競馬場、中央競馬の競馬場のダートコースは、おおよそ8~10cm程度の砂厚のところ、門別競馬場の砂厚は12cm。
ほかの競馬場と比較するとコースの砂がより柔らかく、パワーがないと走れないコースとなっています。
ポイント②:門別競馬場騎手成績
地方競馬全般にいえることですが、その競馬場で成績のいい騎手、調教師を知ることは重要です。
中央競馬を予想するにあたって、どのジョッキーの成績がいいかはなんとなくイメージできるかと思います。
地方競馬も有力馬には有力ジョッキーが乗るもの。そこで2021年度の成績から、門別競馬場の成績上位の騎手を5名紹介しておきましょう。
騎手名 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
石川 倭 | 【131.102.81.351】 | 19.7% | 35.0% | 47.2% |
服部 茂史 | 【126.84.74.318】 | 20.9% | 34.9% | 47.2% |
桑村 真明 | 【99.98.88.468】 | 13.1% | 26.2% | 37.8% |
落合 玄太 | 【94.94.98.407】 | 13.6% | 27.1% | 41.3% |
小野 楓馬 | 【87.89.71.478】 | 12.0% | 24.3% | 34.1% |
2021年のリーディングジョッキーは、2021年度ホッカイドウ競馬の三冠(北斗盃・北海優駿・王冠賞)を制したラッキードリームの主戦騎手でもある石川騎手。
通算でも777勝(2022年5月20日現在)を挙げている26歳の若手有望ジョッキーです。
2位の服部騎手は46歳(2022年5月20日現在)のベテランジョッキー。
1994年に中津競馬場(大分県・現在は廃止)でデビューし、中津競馬場廃止と同時にホッカイドウ競馬に移籍してきたジョッキーです。
通算で2,000勝以上を挙げており、中央競馬や南関東競馬でも結果を出している有名ジョッキーになります。
成績ではこの2人が一歩リードですが、若手注目株が落合騎手。
98年生まれの24歳(2022年5月20日現在)ですが、すでに300勝を超える勝鞍を挙げています。
2020年、2021年はクインズサターンに騎乗し、1年最後の大一番道営記念(HⅠ)を連覇している騎手となります。
ポイント③:門別競馬場調教師成績
門別競馬場は2歳戦のレースが非常に多い競馬場です。
2歳馬は扱いが難しく、ほかの競馬場を見ても調教師の腕が試される部分があります。
そこで、門別競馬場で好成績を残している調教師をチェックしておきましょう。データは2021年の成績となります。
調教師名 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
田中 淳司 | 【143.104.71.338】 | 21.8% | 37.7% | 48.5% |
角川 秀樹 | 【99.92.78.330】 | 16.5% | 31.9% | 44.9% |
小野 望 | 【84.79.60.281】 | 16.7% | 32.3% | 44.2% |
林 和弘 | 【53.32.39.155】 | 19.0% | 30.5% | 44.4% |
米川 昇 | 【48.46.24.202】 | 15.0% | 29.4% | 36.9% |
田中調教師は通算1400勝を超える名伯楽。中央競馬からの移籍馬も多く管理するなど、馬主サイドからの信頼も厚い調教師です。
調教師成績2位は、2019年に道営記念(HⅠ)を制し、2021年も赤レンガ記念(HⅡ)、瑞穂賞(HⅡ)を勝ったリンノレジェンドを管理する角川調教師。
リーディング上位の桑村騎手、阿部騎手が所属する厩舎となります。
門別競馬場の距離別特徴&傾向
門別競馬場はダートコースのみ。内回りコースを増設したこともあり9つの距離でレースは行われます。 それぞれのコースの特徴と狙い方を紹介しておきましょう。
コース①:1000m(外回り)
向正面の直線中央付近からスタートする1000m戦。
最初のコーナーまでの距離が270mほどとあまり長くないこともあり、スタート直後に先行争いが激しくなる傾向があります。
それでも平坦コースということもあり、先行馬が有利なことは変わりません。
また、内枠の馬はどうしても序盤にオーバーペースで進む必要があるため、外枠の方が有利な傾向にあります。
コース②:1100m(外回り)
2歳の新馬戦・未勝利戦のみで使用されるコース。
スタート地点は1000m戦よりも100m後方となります。
1100m戦は2歳新馬戦が中心ですので、コースの特徴どうこうよりも素直に馬の実力を予想するのがおすすめです。
コース③:1200m(外回り)
2コーナー奥のポケット地点にスタートがある1200m戦。
向正面を目一杯使った序盤戦の動き次第でレース結果も大きく変わります。
序盤であっさり隊列が決まるような場合は先行馬有利、序盤から先行争いが激化するようであれば差し馬有利のコースです。
門別競馬場のコースの中では比較的差しが決まりやすいコースといえます。
コース④:1500m(内回り)
スタンド前の直線中央付近からスタートする1500m。ここから内回りコースを1周します。
最初のコーナーまで200m弱しかなく、しかも4つのコーナーを回るコースだけに、先行馬が有利。
どちらかといえば内枠の先行馬に注目したいコースです。
コース⑤:1600m(内回り)
4コーナー出口付近から内回りコースを1周プラス直線分走るマイル戦。
最初のコーナーまでは300mほどと、ある程度距離がありますが、やはり先行馬有利なコース。
もちろん内枠の方がコースロスが少なくなるので、マイル戦も内枠の先行馬から狙いましょう。
コース⑥:1700m(外回り)
1500m戦とほぼ同じ位置からスタートする1700m戦。こちらは外回りコースを使用します。
基本的には1500m戦と同じ考え方ですが、序盤の先行争いが激しくなると、最後の直線で差し馬が台頭するシーンも。
外回りの直線は400mありますので、展開次第で差し馬から狙う手もあります。
コース⑦:1800m(外回り)
1600m戦とほぼ同じ地点にスタート地点があり、外回りコースを回る1800m戦。
最初のコーナーまである程度距離がありますので、基本的にはペースが落ち着き先行馬有利なコースです。
枠の内外では、外からかぶせて好位を獲りに行ける外枠が有利。
外枠の先行馬を中心に考えましょう。
コース⑧:2000m(外回り)
4コーナー付近にあるポケット地点にスタートがある2000m戦。
最初のコーナーまで500m近くの距離があり、序盤はペースが落ち着く傾向にあるコースです。
ただし外回りコースは直線が400mと長く、ペース次第では最後の直線で前と後ろがガラッと入れ替わるケースも。
先行争い次第では差し馬にも台頭の余地があるコースといえるでしょう。
コース⑨:2600m(外回り)
1000m戦とほぼ同じ位置からスタートし、コースを1周半する2600m戦。
しばらく活用されていなかったコースですが、2021年から復活した距離になります。
コーナーを6回回る長距離コースですが、最初のコーナーまでの距離が短く、序盤の位置取り争いが激しくなると、先行馬がスタミナ切れを起こすケースがあります。
展開次第では差し馬も狙えるコースと思われますが、まだ試行回数が少なくデータ上では判断しにくいコース。
基本は外枠の先行馬狙い、差し馬の台頭に注意といったところが狙い方になるかと思われます。
門別競馬場の基本情報
唯一ホッカイドウ競馬を開催する門別競馬場は、馬産が盛んな地域にあることから、門別でデビューしてからほかの地方競馬場やJRAに移籍するケースや、その反対のケースも起こりやすい競馬場になります。
門別競馬場(ホッカイドウ競馬)デビューの名馬といえば、まず真っ先に思い浮かぶのがコスモバルクでしょう。
2003年に旭川競馬場でデビューすると、旭川・門別で4戦2勝2着2回の成績を残して中央競馬に参戦。厩舎を移籍することなく、ホッカイドウ競馬所属のままの挑戦となりました。
中央挑戦の初戦で後の青葉賞勝ち馬ハイアーゲームを下して百日草特別を勝利。続くラジオたんぱ杯2歳S(GⅢ)では再びハイアーゲーム、さらにディープインパクトの全兄になるブラックタイドを退け重賞初挑戦で初勝利を挙げます。
その後弥生賞(GⅡ)も勝ち、皐月賞は2着、ダービー、菊花賞にも出走を果たしました。地方所属馬でJRAのクラシック競走をすべて完走したのはこのコスモバルクのみです。
古馬になると、シンガポールで行われた国際GⅠ・シンガポール航空インターナショナルカップに勝利。
地方馬としては初となる芝GⅠ制覇、2頭目となる海外GⅠ制覇を果たしました。
最後は10歳まで現役をつづけたコスモバルクは、皐月賞、ジャパンカップで2着するなどの輝かしい競走結果を残し引退しました。
そんなコスモバルクを生んだ門別競馬場の基本情報に触れておきましょう。
門別競馬場の概要&歴史
最初にも少し触れたように、門別競馬場は元々ホッカイドウ競馬全体のトレーニングセンターでした。
中央競馬でいうところの栗東トレーニングセンターや美浦トレーニングセンターと同じ施設です。
ホッカイドウ競馬は、気候の影響もあり冬季は開催を行いません。この開催がない期間も、各馬平等に滞在できる、訓練ができる施設が必要となり、1985年(昭和60年)に門別トレセンが完成しました。
その後ホッカイドウ競馬の売り上げが伸び悩み、その影響で北見、岩見沢、旭川などの競馬場が閉鎖。帯広競馬場は平地競走を取りやめ、ばんえい競馬のみの開催となります。
ホッカイドウ競馬存続を願う馬産関係者や馬主たちの要望もあり、門別トレーニングセンターを改装したのが現在の門別競馬場となります。
元々トレーニングセンターだったこともあり、敷地内にはウッドチップコースや屋内坂路コースなど、調教用のコースも整備されており、地方競馬としては異例と呼べるほどトレーニング設備が整っている競馬場でもあります。
門別競馬場の入場方法
門別競馬場の入場料は無料。誰でも気軽に訪れることができます。
また隣接する駐車場も無料で開放されており、門別競馬場の開催日はもちろん、ほか地方競馬場の開催時の場外馬券場としても活用されています。
さらに門別競馬場では、中央競馬の馬券購入も可能。
近隣に中央競馬場の場外馬券場がない地元の方に愛される競馬場となっています。
門別競馬場のアクセス
北海道沙流郡にある門別競馬場。鉄道の駅からは距離がある立地で、一応最寄り駅はJR日高本線の「鵡川駅」となります。
住所 | 北海道沙流郡日高町富川駒丘76-1 |
最寄り駅 | JR日高本線【鵡川駅】から 車・バスで約15分 徒歩約2時間 |
門別競馬場へ行く場合、マイカーで行くか、バスを利用するかが一般的です。
鉄道を利用する場合、JR鵡川駅が最寄り駅となり、そこから路線バスで「軽種馬トレーニングセンター前」まで行くことになります。
バスを利用する場合、鵡川駅からの路線バスだけではなく、札幌駅や新千歳空港からも高速バスが運行しています。
さらに門別競馬場開催日は、札幌駅からの無料バスも運行しています。ただし2022年5月現在は、新型コロナウイルスの感染防止のため、この無料バスの運行は休止中です。
★札幌駅からの最短ルート
(無料送迎バス利用)
・札幌駅北口から門別競馬場まで直行 ※2022年5月現在休止中
・所要時間約1時間30分
(高速路線バス利用)
・札幌駅から路線高速バス「ペガサス号」に乗車し、【門別競馬場前】まで
・所要時間約2時間
(マイカー利用)
・道央自動車道と日高自動車道を利用して【鵡川IC】で下車
・所要時間約1時間30分
★新千歳空港からの最短ルート
(路線バス利用)
・道南バス「千歳空港線」で【苫小牧駅】へ
・道南バス「苫小牧静内線」で【門別競馬場前】へ
・所要時間約2時間30分(千歳空港線約1時間・苫小牧静内線約1時間30分)
(マイカー利用)
・日高自動車道を利用して【鵡川IC】で下車
・所要時間約50分
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まとめ
ホッカイドウ競馬を唯一開催している門別競馬場。
全体的に平坦な作りの競馬場ですが、1周の距離は1600mと、地方競馬場としては最大級の大きさを誇る競馬場です。
馬産地北海道ということもあり、多くの2歳馬がデビューする競馬場であり、門別競馬場でデビューした馬が、後にほかの地方競馬場や中央競馬に移籍して活躍するケースも多いのが特徴です。
馬券攻略としては、基本的には外枠・先行馬の有利な競馬場ですが、外回りコースは直線が400mと長く、差し馬が台頭するコースもありますので注意しましょう。
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