PR

JBCクラシック2023予想!買い目・注目馬・穴馬を無料公開!

更新日:
重賞予想

2023年のダート競馬の祭典がやってきました!

今回はJBCクラシックを過去のデータ・競馬場の特徴などあらゆる角度から分析し予想します。

独自の予想なので是非参考にしてください。

この記事の監修者
後藤孝男
後藤孝男(ごとう・たかお)
大学卒業後、東京タイムズ社に入社。中央競馬担当記者となり全国の競馬場を初め美浦、栗東トレセンなどへ赴き、取材に、予想にと活躍。同紙休刊後は、実績を買われて競馬専門紙「馬三郎」に創刊メンバーとして参画、一昨年からは美浦トレセン北馬場時計班として毎週、サラブレッド達の調教に目を凝らす。
監修者プロフィールを見る 後藤孝男のwikipediaを見る

地方競馬で勝てる
オススメ3サイト

JBCクラシック2023とは?基本情報を紹介!

開催日時 2023年11月3日(金) 17時00分発走予定
グレード Jpn1
開催競馬場 大井競馬場 11R
コース ダート2,000m
性齢 3歳以上
斤量 定量
1着賞金 1億円

JBCクラシック2023は11月3日Jpn1指定の地方競馬で行われ、“ダート競馬の祭典”にふさわしく、地方競馬では最高額の1着賞金1億円の重賞です。

JCBとは、アメリカのブリーダーズカップをモデルとしており、「生産者が主導するレース」として設立。JBCクラシックが行われる日には、短距離のJBCスプリントや牝馬限定競走のJBCレディスクラシックも開催されます。これらの競走もJpn1レースに指定されており、ダートの短距離最強馬や最強牝馬を決める一戦となっています。

さらに、北海道の門別競馬場ではJBC2歳優駿も開催されるため、JBCが開催される日には合計で4つの交流重賞競走が行われることとなります。そのため、JBCが行われる日は「JBCデー」として地方競馬の祭典として広く認識されています。

JBCクラシックは、3歳以上の馬が性別に関係なく出走できる中距離競走です。秋の中距離G1競走には、中央競馬におけるチャンピオンズカップや年末の東京大賞典などがありますが、JBCクラシックは最も早く開催される競走として知られています。そのため、夏の時期に放牧をはさんだ実績馬や、夏に力をつけたダート馬が出走し、メンバーレベルも高いです。

JBCは毎年、開催競馬場が変わることでも有名ですが、今年は地方競馬の主要競走場である大井競馬場で開催されます。今年も多くの有力馬が参戦し、ダート競走の頂点を目指す馬に注目です。

JCBクラシック2023の出走馬と枠順

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 所属
1 1 トランスナショナル セ7 57.0 松戸政也 金沢
2 2 ノットゥルノ 牡4 57.0 森泰斗 栗東也
3 3 テーオーケインズ 牡6 57.0 松山弘平 栗東
4 4 ケイアイパープル 牡7 57.0 藤岡康太 栗東
5 5 ウィルソンテソーロ 牡4 57.0 菅原明良 美浦
6 6 サベージ 牡3 55.0 石崎駿 大井
7 7 メイショウハリオ 牡6 54.0 濱中俊 栗東
7 8 ミヤギザオウ 牡4 57.0 今野忠成 大井
8 9 キングズソード 牡4 56.0 Jモレイラ 栗東
8 10 クリノドラゴン 牡5 57.0 幸英明 栗東

JBCクラシック2023予想!コースの特徴

大井競馬場2000

  • 直線が長くトップスピードの早い馬有利。
  • 最初のコーナーまで500mと長く外枠の馬の自由度が高く好走しやすい。
  • シンプルに実力が高い馬が勝ちやすい。

大井競馬場のダート2,000mは、ビッグレースである帝王賞や東京大賞典などでも使用される重要な舞台。このコースには内回りと外回りコースが存在しますが、2,000mの競走では外回りコースが採用されます。

スタート地点は外回りコースの4コーナー出口付近に位置し、最初の1コーナーまでの距離は約500mもあります。序盤のポジション争いは稀で、ゆったりとしたペースで競走が進行します。1~2コーナーと3~4コーナーはどちらも鋭角なコーナーであり、向こう正面もスタンド前直線と同じくらいの距離があります。

最後の直線は約386mもあり、地方競馬の中では最も長い直線で、トップスピードを発揮しやすいことが特徴。大井のダート2,000mは全長1,600mのコースを1周強で回る形で、道中には勾配はほとんど存在しないため、ペースのコントロールは相対的に容易です。ただし、2つのコーナーはカーブがきついため、ロスのない立ち回りが求められます。

このコースは直線が最も長いため、トップスピードを維持しやすく、多くの馬がここで好走の実績を持っています。外枠からスタートする馬は、500mの長い距離を有効活用し、好ポジションを取りやすい傾向があります。一方、内枠は総じて不利なコースとされており、やや外枠に収まる馬が狙い目と言えるでしょう。今年のJBCクラシックも、大井競馬場2000mの外回りコースで行われ、外枠からのスタートが成功への第一歩となるかもしれません。

JBCクラシックの過去10年のデータ分析の予想ポイント

次にJBCクラシックの過去データから予想を深めていきましょう。
過去10年のデータから注目すべき

  • 人気別の成績
  • 枠順成績
  • 前走ローテ

以上3項目についてみていきましょう。

過去10年の人気別の成績

人気 成績 単勝率 連対率 複勝率
1番人気 【4-1-2-3】 40.0% 50.0% 70.0%
2番人気 【1-6-1-2】 10.0% 70.0% 80.0%
3番人気 【3-2-2-3】 30.0% 50.0% 70.0%
4番人気 【1-1-1-7】 10.0% 20.0% 30.0%
5番人気 【0-0-2-8】 0.0% 0.0% 20.0%
6~7番人気 【1-2-0-17】 5.0% 15.0% 15.0%
8番人気以下 【0-0-0-70】 0.0% 0.0% 0.0%
1番人気の結果
1着4回
2着1回
3着1回
圏外4回

過去10年の人気別の成績を見てみると、上位人気の馬が結果を残す傾向が強いですね。特に過去5年で見てみると、1番人気が3勝を挙げているのは注目すべきでしょう。

8番人気以下は結果を残せていない

特に注目すべき箇所は8番人気以下が10年間1頭も馬券に絡んでいないという点。
さすがに10年間で0%という数字を見ると8番人気以下の馬を購入するのは避けた方が良いでしょう。

過去10年の枠番別成績

枠番 成績 単勝率 連対率 複勝率
1枠 【1-1-1-10】 7.7% 15.4% 23.1%
2枠 【0-0-3-12】 0.0% 0.0% 20.0%
3枠 【1-5-0-10】 6.3% 37.5% 37.5%
4枠 【1-0-2-14】 5.9% 5.9% 17.6%
5枠 【0-1-2-16】 0.0% 5.3% 15.8%
6枠 【4-0-0-16】 20.0% 20.0% 20.0%
7枠 【1-1-0-18】 5.0% 10.0% 10.0%
8枠 【2-2-2-14】 10.0% 20.0% 30.0%

一番勝率が高かったのは6枠。コースの特徴でもお話ししましたが大井競馬場ダート2000mはやや外枠有利な会場ですので6枠はそれなりに固く見て良いのかなと。
6枠だけでなく8枠も結果を残していることが多く、データ的には人気上位馬かつ6・8枠での出走馬という条件が揃えば期待していいかもしれませんね。

過去10年の前走の着順から見るポイント

前走着順 成績 単勝率 連対率 複勝率
1着 【3-5-2-25】 7.7% 15.4% 23.1%
2着 【5-2-2-13】 0.0% 0.0% 20.0%
3着 【1-2-3-11】 6.3% 37.5% 37.5%
4着 【1-0-1-11】 5.9% 5.9% 17.6%
5着 【0-1-0-6】 0.0% 5.3% 15.8%
6着以下 【0-0-2-44】 20.0% 20.0% 20.0%

前走着順をまとめてみると前走で馬券に絡んだ馬は明らかに好成績を収めていますね。
特に前走で1.2着だった馬は30%で馬券に絡んでいることがわかります。

ポテンシャルが発揮されやすいコースのため前走から調子の良い馬が結果を残しやすいと言えます。

JBCクラシック2023の有力馬2頭

JBCクラシック2023で私が注目している有力馬は以下の2頭です。

  • メイショウハリオ
  • キングズソード

順に紹介します。

有力馬①:メイショウハリオ

JBCクラシックは過去のデータから、やや外枠・人気がストレートに結果に反映されやすいという事が確認できますが、その条件に一致している馬がメイショウハリオ。

6月の帝王賞で史上初の連覇を果たしたこの実力派競走馬は、去年の帝王賞で初めてG1タイトルを手にしてからは一気に力をつけ、今年のかしわ記念と帝王賞も連破しました。そのため、帝王賞と同舞台の大井開催の今年、再び主役候補として注目を浴びています。

差しの競馬を得意としているメイショウハリオは、大井との相性が抜群に良く、帝王賞もJBCクラシックと同じ大井のダート2,000mで行われており、コース適性に問題はありません。

今回は得意の大井でレースが行われるため、力を発揮できるでしょう。ウシュバテソーロの不在を考慮すると、オッズが高くなる可能性がありますが、この馬を買わないとこのレースは始まらないでしょう。

有力馬②:キングズソード

オープン緒戦のアンタレスSでは3着に終わりましたが、その後の三宮Sと阿蘇Sでオープン特別を2連勝し、着実に地力を強化している印象があります。

3走前と前々走では後方からの競馬を強いられる厳しい状況にありましたが、前走では小回りの1700mで初めて58キロの斤量に挑戦。それにもかかわらず、6番手のポジションを取るなど、前回までと比べて改善された走りが見られました。

このような要素からも、アンタレスSはオープンの競走に対応できるように着実に成長していると言えるでしょう。

スタミナ面の不安もなく、過去10年のデータからも条件はそろっているので要注目。

JBCクラシック2023の穴場2頭

有力馬に続いて穴馬の紹介。私が予想する穴馬は以下の2頭です。

  • ケイアイパープル
  • ウィルソンテソーロ

順に説明します。

ケイアイパープル

前走の負け方は気になるが、人気が下がることを考えると勝つ可能性とオッズが良い意味で釣り合っていないまさしく穴馬となるでしょう。
旬が過ぎているという事は否めない。ただ実力は間違いなくありオッズを考えると一番魅力的なのはこの馬かもしれません。

ウィルソンテソーロ

なんといっても地方重賞3連勝中と勢いに乗っており、どんな場面でも最後に伸びてくる走りに期待。
距離やコース、左右の回りも関係なく、常に力を出し切れており有力馬に匹敵する可能性は大いにあり。

JBCクラシック2023の予想買い目

  • ◎メイショウハリオ
  • 〇キングズソード
  • ▲テーオーケインズ
  • △ケイアイパープル
  • 注ウィルソンテソーロ
ワイドでの買い目
【メイショウハリオ】――【キングズソード】

この1点に集中するのもアリ。

3連複での買い目
【メイショウハリオ】【キングズソード】
2頭軸でオッズ次第で総流しでも。

単勝は推奨はしませんが、安定を取るなら【メイショウハリオ】。
オッズの事を加味すると一番おいしいのはキングズソードでしょうか。

JBCクラシック2023の予想まとめ

馬券的にもかなり面白いレースになる今年のJBCクラシック。
テーオーケインズが外枠であれば鉄板だったのですが、内枠に入ったことで一気に可能性が広がりチャンスが生まれています。

この記事が参考になれば幸いです。

他にもJCBクラシックの予想が見たい方は、競馬予想サイトランキングに掲載されているサイトで無料公開されています。

重賞予想