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アルゼンチン共和国杯2023予想!買い目・注目馬・穴馬を無料公開!

更新日:
重賞予想

今年のアルゼンチン共和国杯は出世レースと言うよりは、高配当が狙える馬券的に面白いレース!

今回はそんなアルゼンチン共和国杯2023を過去のデータ・競馬場の馬場状態・斤量などあらゆる角度から分析し予想します。

独自の予想なので是非参考にしてください。

この記事の執筆者
おたっしゃくらぶ
おたっしゃくらぶ(競馬歴22年)
1991年天皇賞秋に初めて馬券を買い、翌々週のニュージーランドトロフィーで馬連1点買いを的中。以後は1点買いを中心に、本命100万円の勝負などもしながら多くの的中を経験。現在も東京競馬場近くに在住しながら、競馬予想の日々に明け暮れる。

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アルゼンチン共和国杯2023とは?基本情報を紹介

開催日時 2023年11月5日(日) 15時35分発走予定
グレード G2
開催競馬場 東京競馬場 11R
コース 芝2,500m
性齢 3歳以上 オープン
1着賞金 5700万円

11月5日東京競馬場2500mで行われ、優勝賞金は5700万円、ハンデ戦のG2です。

アルゼンチン共和国杯2023出走馬(2023年11月3日更新)

馬番 枠番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 1 プリュムドール 牝5 54.0 岩田康
2 1 レッドバリエンテ 牡4 55.0 永野
3 2 ヒュミドール セ7 56.0 津村
4 2 チャックネイト セ5 56.0 大野
5 3 アーティット 牡4 57.0 菅原明
6 3 アフリカンゴールド セ8 58.0 国分恭
7 4 セファーラジエル 牡5 56.0 松岡
8 4 アリストテレス 牡6 57.0
9 5 ゼッフィーロ 牡4 57.0 モレイラ
10 5 ジャンカズマ 牡5 54.0 小沢
11 6 グランオフィシエ 牡5 57.0 北村宏
12 6 ハーツイストワール 牡7 57.0 田辺
13 7 ディアスティマ 牡6 57.5 北村友
14 7 ヒートオンビート 牡6 59.0 木幡巧
15 7 ユーキャンスマイル 牡8 58.0 石橋脩
16 8 テーオーロイヤル 牡5 58.5 浜中
17 8 マイネルウィルトス 牡7 57.0 横山武
18 8 アサマノイタズラ 牡5 56.0 柴田善

アルゼンチン共和国杯2023を予想するうえで押さえておきたいポイント

先週のおさらいですが、天皇賞はイクイノックスが圧巻の走りで、そのタイムも驚愕の1分55秒2という信じられない時計での決着でした。それだけ現在の馬場状態が良いことも事実なのですが、イクイノックスの走りは、あのサイレンススズカを凌駕するものだったのではとさえ思えるすごいものでしたね。

アルゼンチン共和国杯では、賞金が約4分の1で、しかもハンデ戦ですからそこまで強い馬が出てこれるわけがないのですが、『押さえておくべき基本』として、どの馬がハンデで得をしたか、或いは損をしたのか。

まずは、そこを述べておきます。

ハンデで得した馬・損した馬

トップハンデ【59キロ】
・ヒートオンビート
春の目黒記念を58キロで勝ったことでのこの評価(=ハンデを課されるということはそれだけ評価されていることの裏返し)なんでしょうが、前走・京都大賞典での負けを考えると、『0.5キロ損している』のでは。

【58.5キロ】
・テーオーロイヤル

昨年のjc以来約1年ぶり。ダイヤモンドs勝ちの内容が良いこと、昨春の天皇賞が3着だったことでのこの評価ですが、ハンデの付き方に休み明けは考慮されないためこうなったのでしょうが、ヒートオンビートが58.5キロで止まっていたらこの馬は58キロだったでしょうねというのが如実にわかる58.5キロです。

【58キロ】
・アフリカンゴールド
・ユーキャンスマイル

これはもう完全に、上と下をみた日本人らしい落としどころと言えましょう。現在の両馬の力量からすると、完全に割を喰っていますね。

【57.5キロ】
・ディアスティマ

4歳の時のこの馬ならば、このハンデでも妥当といえましたが、目黒記念を2着しているとはいえ、少なくとも0.5キロは見込まれていますね。
ハンデキャッパーの中で、58キロにはできないし、57キロにするのは抵抗があったということでしょう。

【57キロ】
・アリストテレス
・グランオフィシエ
・ゼッフィーロ
・ハーツイストワール
・マイネルウィルトス

この面々はすべて〝妥当”という評価。
あのコントレイルに迫ったアリストテレスも現在の力量はここだということですね。

返す返すも無理をしてAJCを走ってしまったことが悔やまれますが、そういうのも含めての競馬であり、馬生です。

【56キロ以下】
一括りにするわけにもいきませんが、基本的にここに属する面々は得をしています。

アルゼンチン共和国杯2023の見どころ

今年のメンバーは小粒。
どの馬が勝ったとしても「Jcでも期待できます」や、「有馬記念で面白い存在に」というところまで期待をするのは酷であり、「ここかステイヤーズsのどっちかで1つ勝てれば良い」。

そういう馬たちの争いです。

しかし、だからこそ

馬券が面白いのです!

アルゼンチン共和国杯2023予想!コースの特徴

東京競馬場芝2500mの全体画像
レースが行われる舞台の東京競馬場の芝2500mは、年間を通してもそんなに組まれているコースではありません。

また、ダービーやオークス、ジャパンカップが行われる2400mと比べて〝100mしか違わない”のは事実でも、2400m戦が瞬発力を問われるレースになることが多いのに比べれば、たった100m違うだけで、そこまで速い上りを問われにくく、むしろ持続力を問われるレースになるのがこの条件の特徴です。

なぜそうなるのかと言いますと、2400mのスタート地点を100m延ばしたところからスタートするだけなんですが、このことで、1コーナーまでの距離がおよそ450mあることになります。スタンド前直線の坂下からスタートし、すぐに上りとなることで2400mよりもテンが落ち着いてしまうんですね。

直線の坂を2度上ることにもなりますから、ゴール前は瞬発力に加え、スタミナも必要となるわけで、あと200で大勢が決すると、後ろの馬の脚色も同じになることがよくあるゴール前のシーンです。

同じ競馬場で100m違うだけではあるが、異なる資質が求められることが特徴だと改めて言える理由です。

アルゼンチン共和国杯の過去10年のデータ分析の予想ポイント

次にアルゼンチン共和国杯の過去のデータから予想を深めていきましょう。

過去10年のデータから注目すべき

  • 人気別の成績
  • 枠順成績
  • 前走ローテ

以上3項目についてみていきましょう。

過去10年の人気別の成績

開催年 結果
2013年 7-4-3
2014年 2-4-3
2015年 1-4-3
2016年 2-4-3
2017年 1-7-3
2018年 3-1-11
2019年 2-5-1
2020年 3-6-9
2021年 1-4-3
2022年 6-5-3
1番人気の結果
1着3回
2着1回
3着1回
圏外5回

■1番人気は3勝

ハンデ戦らしい結果とも言えますが、半分は馬券に絡んでいるとも言えますので、この10年でいえば善戦している方ではないでしょうか。

ただし、1番人気で勝った3頭はゴールドアクター(次走となる有馬記念を勝利)、スワーヴリチャード(その後有馬記念でもキタサンブラックの4着や翌年の大阪杯勝ち、さらにはその年のJCまで勝っています)、オーソリティー(次走のジャパンカップでコントレイルの2着)と、G1でも活躍できる馬であったことが共通点。

今年のメンバーでそこまでのレベルの馬はいませんから(イクイノックス、リバティアイランドは別格としても、プログノーシスやダノンベルーガにも太刀打ちできますまい)、〝今年は荒れる=人気馬が信頼できない”を、データも裏付けしていると言って良いでしょう。

とはいえ、無謀な穴狙いは禁物。

1番人気は4連対に留まっていますけども、その割には馬単での万馬券は2回しかありません。配当が示すように、1番人気は頼りなくても(少なくとも2着までは)、ある程度の人気になっている馬が好走していることの裏返しです。

また、これは覚えていて欲しいのですが、3連単にばかり気が行っていると見落としてしまいがちな要素ですから、いわゆる〝データ派”の人はこういう視点でもデータをみるようにしていただきたいですね。

2番人気以降はどうなのか

1番人気馬は3勝、2着1回、3着1回ですので、ハンデ戦らしく信頼度落ちます。

同じ1番人気といっても、年によって固さが違うものですが、〝その後G1でも馬券になる馬なのかどうか?”これが一つのモノサシであって、今年の1番人気が濃厚なヒートオンビートはそういう馬なのか?というのが判断材料ですね。

私は、〝とてもじゃないですが、そんなレベルではない”と思っています。
では、次の2番人気とか、3番人気はどうでしょうか?

・2番人気
【 3 0 0 0 】
・3番人気
【 2 0 7 0 】

注目ポイント:2番人気の成績も1番人気と同じ3勝ですからそこまで悪くないですが、なんといっても、なぜか3番人気の複勝率が9割とかなり驚異的な結果を残しています。

ここまでの数字はもちろん、たまたまの部分がありますけども、1番人気から3番人気までという風に括れば、〝そこそこ以上に信頼できるレース”で、軸はこの中から、そして1~3番人気が揃って消えることは考え辛いレースなんですよと言うことも出来ましょう。

ただ、ここで申し上げておきますが、1番人気が濃厚なヒートオンビートは前述したようにハンデがどうなのか?

それと
裏技的なデータを披露します。それは、某競馬週刊誌の印です

ヒートオンビートは栗東、友道厩舎の所属ですから関西馬なのですが、そこでの印が、関東のトラックマン6人中

【◎4人〇2人】

と堂々の1番人気っぽい印を集めています。

しかし

現場で、身近でみているはずの関西のトラックマン6人中では

◎1〇1▲1△2無印1

と、とてもじゃないですが、1番人気に相応しい印になっていません。

これが逆ならいいんです
つまりは、関西のトラックマンの印が◎3〇3とかであれば、「あ、状態に信頼がおけるな」と判断できるのですが、そうではないことがネックです。

古い話で申し訳ないのですが、筆者が競馬を始めたころの皐月賞(ウイニングチケット、ビワハヤヒデ、ナリタタイシン3強の年)で3位に入線し降着で8着となったガレオンが次にNHK杯(当時はG2でこういう使い方は良くあった)に出たときに、皐月賞で9着に終わっていたマイシンザンも同じくNHK杯に出てきたわけです。

当時と現在の私では、競馬に対する知識や見識、或いは勝負してきた場数であったりも当然違いますけども、あ、ガレオンが普通に勝つんだろうなと思っていたわけです。

しかし、某競馬週刊誌の関西トラックマンの印をみるとマイシンザンに◎がズラッと並んでいた、そしてマイシンザンは鮮やかに差し切った(がレオンは2着)。

当時は馬連まででしたけども、マイシンザンは単勝で890円付く4番人気で、馬連も910円もついてくれたのが嬉しかったですね。

あ、今回に言いたい本題は、当時と逆バージョンですけども、今年のアルゼンチン共和国杯において、(断然まではいかないでしょうが)人気を集めてくれるヒートオンビートは怪しいと思っていた方がよく、データ面と組み合わせると、2~4番人気を実質的な1~3番人気と思って馬券を組み立てることは有益だと申し上げておきます。

過去10年の枠順成績から見るポイント

開催年 結果
2013年 12-16-3
2014年 3-9-11
2015年 15-14-18
2016年 11-5-13
2017年 4-7-1
2018年 6-7-5
2019年 7-2-1
2020年 18-2-10
2021年 10-12-5
2022年 7-17-16

基本的には内枠が有利ですが、過去10年で言いますと、半分より内の4枠までが、5勝、それより外も5勝と1コーナーまでの距離があることで、そこまで神経質になることはないという結果が残っています。

ただ、今年は時計が速いことを前提として言いますと、枠はどこでも良いですけども、勝負処までは距離ロスを避けたいところですね。外枠の馬は、早い段階で内に入れるチャンスがあるのか、ないのか。

そこがポイントとなりましょう。

過去10年の前走ローテから見るポイント

前走 結果
宝塚記念 2-0-0-4
六社S 1-2-2-3
オールカマー 1-2-1-17
天皇賞春 1-1-0-3
アイルランドT 1-0-1-4
ダービー 1-0-1-1
目黒記念 1-0-0-7
オクトーバーS 1-0-0-9
オクトーバーS 1-0-0-9

■近年の傾向通り、春からの休養明けが幅を利かせる一方、条件級を勝ち上がって、ここも突破というケースもあります。
これは私が良く言う表現ですけども、「前走でどこを使っていたか?よりも、この次はどこを使うのか?」の方が重要であり、前述したように

「ここかステイヤーズsのどっちかで1つ勝てれば良い」

その見極めが大事になってきます。

アルゼンチン共和国杯2023予想!有力馬2頭を紹介

アルゼンチン共和国杯2023で私が注目している有力馬は以下の2頭です。

  • アーティット
  • マイネルウィルトス

順に紹介します。

有力馬①:アーティット

ヒートオンビートと同じ、栗東・友道厩舎の馬です。
二頭出しは人気薄から(ユーキャンスマイルも含めた3頭出しですが)」は昔からの競馬格言ですし、57キロのハンデも妥当。
友道勢3頭の中では、この馬が一番期待できるのではという見立て(他の2頭はハンデも重いし、ピークも過ぎている)。

対してこの馬は4歳のディープインパクト産駒でもあり、目黒記念でヒートオンビートにつけられた0秒7の差は、全く気になりません。

有力馬②:マイネルウィルトス

重賞でも上位に顔を出している馬で、この馬の57キロはいかにも恵まれたと思えます。

前走の京都大賞典にしても、いかにもな走りでしたし、今年のメンバーで能力が足りないということはありません。

どちらか一方を選ぶならアーティット

どちらかを選べということであれば、アーティットということになりましょうが、アーティットが勝ってマイネルウィルトスが2着でしたとか、この2頭の3連複2頭軸、或いはワイドも十分な選択肢だと思っています。

アルゼンチン共和国杯の穴馬2頭

有力馬に続いて穴馬の紹介。私が予想する穴馬は以下の2頭です。

  • ゼッフィーロ
  • プリュムドール

順に説明します。

ゼッフィーロ

モレイラが乗って、オールカマー3着ですから、穴馬とは言えないかもしれませんが…
あのオールカマー3着は、精一杯だったかなというのもありますが、良い枠に入って流れに乗れれば、十分過ぎるほどに、【馬券圏内有資格馬】であり、全く名前をあげないのはおかしいと言える存在です。

また、この馬は栗東・池江寿厩舎ですが、前述した某競馬週刊誌の関西トラックマンの印が、6人中◎3〇1△1無印1と結構な評価をされていることも付け加えておきます。

プリュムドール

昨年のステイヤーズsから約11か月振りですので、過度の期待は禁物ですけども、仕上がりは良いですし、なんといっても54キロ(=牡馬換算で56キロ)のハンデが魅力。
もちろん、この馬も、「こことステイヤーズsのどちらかで1つ勝てれば良い」に分類される馬ですけども、重いハンデの面々がイマイチ信頼度に欠けることで繰り上がった。

そういうニュアンスで受け取ってもらえればと思います。

アルゼンチン共和国杯の予想買い目

  • ◎アーティット
  • ○マイネルウィルトス
  • 一応順番はつけましたが、同格に近いと思ってもらっても良いくらい。

  • ▲ゼッフィーロ
  • △プリュムドール
  • 注セファーラジエル
  • (逃げ候補:アフリカンゴールド、ディアスティマの次にいれそう)

ワイドでの買い目
【アーティット】-【マイネルウィルトス】

10倍ついてもおかしくないと思います。だったらこの1点でもと思える。

3連複での買い目
【アーティネット】【マルネスウィルトス】2頭軸でオッズ次第ではなんなら総流しでも(とどのつまりはワイド1点と変わりませんが)。

資金に余裕のある人はマルチありの3連単でも良いと思いますが、このレースの構図なら、単勝とか、1着固定という買い方に適さないレースだと踏んでいます。

筆者はパドック、返し馬をみてからを決めますが。

アーティットとマイネルウィルトスのオッズは気になりますし、WIN5ではこの2頭は確実に買いたいですね。

アルゼンチン共和国杯の予想まとめ

アルゼンチン共和国杯2023を様々な観点から独自予想しました。

3連単をクリーンヒットできるのならば、人生が変わるかもしれません。

ただ、そこまでいくには運も必要でしょう。

そこを冷静に判断すると、◎〇のワイド1点ならば、資金に不安のある人でも買えるんじゃないかなというのが結論になります。

過去の予想は重賞無料予想の記事一覧をご覧ください!

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