競馬予想サイトにはいくつものサイトが存在していますよね。実際に競馬予想サイトを使ってみたい…そう思っても、一体どこの競馬予想サイトが一番いいのかわからずに困っている人も実際多いんです。競馬予想サイトはインターネット社会になると同時にその数もどんどん増えてきました。20年以上の歴史がある老舗競馬予想サイトも存在していますが、今主に注目されている競馬予想サイトと言えば、そのサイト独自のシステムや技術を活かした若いサイトではないでしょうか。
そのような若い競馬予想サイトはホームページも凝っており、また、サイトの作り自体もしっかりとユーザー目線に立って考えられているようです。しかしその一方で、良質な競馬予想サイトにまぎれて悪徳な競馬予想サイトも存在しています。このような悪徳競馬予想サイトはユーザーを騙し、お金を取ることしか考えていません。早い話が競馬を利用した詐欺グループということ。実際、そのような悪徳競馬予想サイトに騙されてしまい、大金を失ってしまったという人も存在しています。
とはいえ、そのような悪徳競馬予想サイトを運営しているのはいわばプロの詐欺集団。最もな事を言ってユーザーを丸め込んで、甘い言葉で誘惑し大金を騙し取ります。そのような悪徳は冷静に考えれば明らかに法律違反をしているのですが、その時はすっかり冷静さを失ってしまっているため、そのような詐欺に気づくことができないという人がほとんどなんです。なんとかして悪徳競馬予想サイトからお金を取り戻すことが出来た人もいますが、忽然と行方をくらましてしまった悪徳競馬予想サイトに為す術がなく、ただただお金を失うだけになってしまったという人も。
そこで今回は、そのような悪徳競馬予想サイトに引っかからないためにも明らかに法律違反をしている悪徳競馬予想サイトの見分け方や特徴についてご紹介させていただきたいと思います。
目次
悪徳競馬予想サイトの6つの見分け方
それでは早速これから悪徳競馬予想サイトの見分けについてご紹介させていただきたいと思います。多くの人は「まさか自分が登録するサイトが悪徳競馬予想サイトな訳ないだろう」そう思うようです。しかし、これがそもそもの間違いなんです。現在、想像を遥かに超える数の悪徳競馬予想サイトが存在しています。
しかも、悪徳競馬予想サイトも表面上は良い競馬予想サイトを匂わせているため、ひと目見ただけでは悪徳競馬予想サイトだとはわからない場合もあります。また、悪徳競馬予想サイトはとても口がうまいです。どうすればユーザーを引きつけることができるか、入金させることができるか、お金を絞り取ることができるか。そのことに集中しているため、あらゆる方法でなんとか騙そうとしてきます。私たちが思いつかないような突飛な発想や「こんなのありえない」ということも平気で言ってくるため、騙されてしまうことになるのです。
ですが、そのような悪徳競馬予想サイトの特徴を事前にしっかりと知っておくことで、もしもそのような悪徳競馬予想サイトにターゲットにされた場合でも、騙されずにはねのけることが可能になります。今回はそんな悪徳競馬予想サイトの見分け方についてご紹介させていただきたいと思いますので、これから競馬予想サイトを探そうと思っている方はもちろんのこと、現在利用している競馬予想サイトがもしかしたら悪徳競馬予想サイトなんじゃないかと不安になってしまっている方はぜひこれからご紹介させていただく内容をしっかりチェックしてみてください。それではご紹介していきます。
法律違反の悪徳競馬予想サイトの見分け方その1「絶対儲かる、的中率100%」
よくあるのが「絶対儲けられる」「的中率100%」「絶対に当たる情報を提供できる」など美味しい話を持ちかけて、ユーザーに高額な情報提供料を要求するという悪徳業者です。これについてはJRAのホームページにも記載されていますが、例えばこのようなケースがあります。
「前に使ったことがあった競馬予想サイトから「次は絶対に当たる情報があります。20万円で買いませんか?」と勧誘され料金を支払ったが的中せず損をしただけだった。しかし、その後その競馬予想サイトから丁寧な謝罪の文書が送られてきただけでなく、「今度こそ絶対に当たると断言出来ます。30万円を振込んでいただけたら情報を提供します」と勧誘され、信用して料金を支払ったもののまた外れた。そしてその後も同じようなのやり取りが続き、その度に何度も何度も情報料金を支払ったものの、的中することはなかった。ただただ合計100万円以上を支払っただけになってしまった」
結局一切当たらずに損をするだけになってしまったという人がたくさんいるようです。冷静に考えれば明らかにおかしいですし、途中で支払いをやめていればよかったものの「失った分を取り返したい」という気持ちでどんどん支払いをしてしまったようです。このように、悪徳競馬予想サイトはユーザーの心理状態を読み、弱みに漬け込んで言葉巧みにお金を騙し取ろうとします。
「絶対に当たる」競馬のレースなんて存在しませんよね。このように根拠がまったくないような情報を「必ず的中する」などと行って売りつける行為は法律にも違反している行為です。民法第95条「錯誤」、民法第96条「詐欺又は強迫」、消費者契約法第4条1項1号「不実告知」、消費者契約法第4条1項2号「断定的判断の提供」など、様々な法律に違反しています。
このようにユーザーを騙して高額を支払わせるなどした場合には消費者を錯誤させた上で結ばれた契約とみなされ、無効になるため返金請求をすることも可能となっています。
場合によっては刑事上の違法性を問える可能性もありますが、これに関しては立証することが難しいとされています。悪徳競馬予想サイトは詐欺のプロなので、刑事罰に問われないような間接的な表現でユーザーを信じ込ませ、騙しているんです。
法律違反の悪徳競馬予想サイトの見分け方その2「JRAや競馬関係者を名乗る」
これもよくありがちですが、JRAの関係者や競馬関係者が在籍しているなど、このような言葉でユーザーを勧誘している競馬予想サイトは悪徳競馬予想サイトだと言えるでしょう。なぜなら、JRAや競馬関係者が競馬予想サイトに関係していることはありえないからです。
公営ギャンブルである競馬には「競馬法」というものがあります。そしてこの競馬法によって、JRAの職員、調教師、厩務員、騎手などの競馬関係者は馬券の購入を禁止されています。また、競馬の情報を横流ししたり、情報を高額で売りつけることももちろんありません。にも関わらず悪徳競馬予想サイトはインサイダー情報があると匂わせ、ユーザーを集めているんです。
そもそもよく考えてみてください。自分がJRAや競馬関係者だとして、バレたら自分の身が危なくなるような情報を他人に売るでしょうか?そんなリスクを犯すくらいなら、仲のいい人間と馬券を購入して自分たちだけで利益を得よう、そう思うことが普通ですよね。安全ですし、その方が利益も出るでしょう。JRAは八百長レースやこのようなインサイダー情報に対してはかなり敏感です。そのため、少しでも疑わしいことがあった場合には、実際にそうでなかったとしても、厳しく対処しています。そうまでして公平性を保っているのです。
法律違反の悪徳競馬予想サイトの見分け方その3「特定商取引法表記がない・おかしい」
インターネットのサイトを見ていて、「特定商取引法表記」や「特定商取引法に基づく記載」という表記を見たことがあるのではないでしょうか?通販サイトなどにもこのような表記がされていると思います。このような表記は、通販や有料のポイント制サイトなど、サイト内でお金のやり取りが行われる場合に明記することが義務づけられているものです。
利用者が安心してサイトを使えるように必要なこの表記がないということは、100%の確率で悪徳競馬予想サイトだと言えるでしょう。良い競馬予想サイトならば何も隠す必要はありませんよね。
しかし注意してほしいのが、一応カモフラージュのためデタラメの住所を掲載しているというパターンです。また、レンタルオフィスなどを利用しているという場合もあります。確認のためにも一度、その場所をマップや検索エンジンを使って検索してみるといいでしょう。その住所にその会社がなければ、悪徳競馬予想サイトの可能性が高いといえます。また、電話番号についてもネット検索すればもしかすると情報が出てくるかもしれません。
口座名義と運営業者名が一致していない
特定商取引法に戻とづく表記に記載されている「運営業者」と振込先口座名が違う競馬予想サイトには注意が必要です。
本当に記載通りの運営業者があるのなら口座名を同じになるはずです。
運営業者名と口座名が違う競馬予想サイトは特定商取引法に基づく表記に記載されている運営業者を偽っている可能性があります。
また、株式会社が持つ口座ではなく個人口座の場合もあるので確認すると良いでしょう。
株式会社を示す「カ)」や有限会社を示す「ユ)」が表示されている場合だと個人名義の口座ではありません。
そもそも個人口座の理由として
・以前取得した法人口座が凍結してしまった
・短期閉鎖を目的とし足がつきにくい個人口座を利用している
・法人口座の審査に落ちた
などまともな理由ではないのです。
振込口座は会員登録後に適当に情報の購入ボタンをクリックすると表示されるのでぜひ確認してください。
法律違反の悪徳競馬予想サイトの特徴その4「クレジットカードの現金化を勧めてくる」
クレジットカードの現金化はそもそも利用規約違反です。そのため、万が一の場合カードの利用を停止させられたり、ブラックリストに入れられてしまう可能性もあります。
まともな競馬予想サイトならユーザーにクレジットカードを現金化させてまで支払いをさせようとなんてしませんよね。悪徳競馬予想サイトはかなり強引です。
法律違反の悪徳競馬予想サイトの特徴その5「八百長レースを持ちかけてくる」
JRAは八百長レースなどの不正なレースについて、公式に完全否定しています。公営ギャンブルである競馬に八百長があれば大変なことになります。
にもかかわらず悪徳競馬予想サイトは「八百長レースがある。絶対に勝てる情報を数十万で売りたい」など、実際にはありえない八百長レースを持ちかけてきます。八百長レースは競馬法で禁じられており、レースは厳しい監視のもと、行われているためそもそもありえないのです。八百長レースを持ちかけてくる競馬予想サイトは確実に悪徳競馬予想サイトと言えるでしょう。
法律違反の悪徳競馬予想サイトの見分け方その6「登録した覚えがない」
登録した覚えないのない競馬予想サイトからメルマガが送られたきた場合、そこはのサイトは100%悪徳競馬予想サイトです。
競馬予想サイトはプライバシーポリシーに「会員の個人情報を第三者に提供しない」と掲載しています。
プライバシーポリシーの作成は個人情報に関する法律上の義務です。
登録した覚えのない競馬予想サイトからメールが来る理由は会員が以前利用した競馬予想サイトがプライバシーポリシーに違反し会員の個人情報を第三者に提供しているからです。
悪質業者はサイトデザインやサイトの特徴が異なる競馬予想サイトを複数運営していることがあります。例えば「元関係者情報」や「トレセンとの強力なコネクション」なんて特徴は量産した競馬予想サイトの1つ1つに色付けるためののでっちあげなので間に受けないでください。
今まで競馬予想サイトを利用していて被害を受けたことがある方は特に注意です。知らない競馬予想サイトからメルマガが来た場合、以前の競馬予想サイトが別なサイトを作成してまた金を搾り取ろうとしています。
まとめ
法律にも違反しているという悪徳競馬予想サイトの見分け方が以上となっています。面倒なことにならないためにも、悪徳競馬予想サイトにはかかわらないようにすることが一番。是非今回ご紹介させていただいた内容を競馬予想サイト探しの参考にして見てくださいね。