競馬の予想などでカギを握る血統!現在主流となる血統の特徴を紹介

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競馬 血統 特徴

競馬をしたことがあれば、「競馬は血統のスポーツ」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。競走馬の能力を判断するとき、実際にレースの予想をするとき、血統ごとに出てくる特徴が重要な判断材料となりえます。

しかし、競走馬の血統は初心者にとって分かりづらい部分があるのは確かです。

そこで、この記事では血統表の見方から、各血統の大まかな特徴と代表産駒の特徴について解説していきます。

血統表の見方を紹介

血統ごとの特徴を紹介する前に、血統表について触れていきましょう。

競馬に関するさまざまなサイトや新聞・雑誌で掲載されているのが血統表。どこかで見たことがある人も多いのではないでしょうか。

血統表の見方がわからないと、競走馬の血統を理解することも難しくなります。以下で、血統書がどういうものなのか、何が記載されているのかについて解説します。

血統表には父・母などの情報が記載されている

血統表の見方

血統表とは、競走馬の父(種牡馬)・母(繁殖牝馬)からその父母、さらにその父母とさかのぼって、どの馬から生まれたのかが記載されている表のことです。

だいたい4代~5代前くらいまでさかのぼり、以下のように左からこの順番で記載されます。

父・母→父父・父母、母父・母母(祖父母)→父父父・父母父・父父母・父母母、母父父・母母父・母父母・母母母(祖父母の親馬)…

現在主流となる競走馬の血統

競馬のレースは、さまざまな条件のもとで行われます。

その適性を判断するために使われるのが「血統」です。多くの競走馬は、父・母の能力を受け継ぎ、競走条件の得意・不得意も影響されやすいので、血統ごとの特徴を知っておくことで予想の大きな助けとなります。

血統をたどっていくと3頭の馬に行き着く

血統をたどっていくと3頭の馬に行き着く

現在活躍するサラブレッド(競走馬)の血統をさかのぼっていくと、以下の3頭にたどり着きます。

ダーレーアラビアン
ゴドルフィンアラビアン
バイアリーターク

この3頭は、一般的に「三大始祖」と呼ばれます。現在活躍する競走馬でもっとも多いのはダーレーアラビアンの血を引く馬で、全体の99%以上です。

現在いる競走馬に影響を与えている血統は7種類

競馬で走る競走馬のうち、父方の血統で影響を与えているのはサンデーサイレンス・ヘイルトゥリーズン・ミスタープロスペクター・ノーザンダンサーの4種類。母方の血統で影響を与えているのが、ハンプトン・ヘロド・マッチェムの4種類の合計8種類です。

以下で、それぞれの血統の特徴と代表的産駒の特徴について解説していきます。

サンデーサイレンス系の血統特徴

サンデーサイレンス系の血統特徴

サンデーサイレンス系は、近年の日本競馬で主流になっている系統です。その数も多数にわたるので、サンデーサイレンスの血が入っていない馬のほうが少ないともいわれています。

サンデーサイレンス系の代表的な産駒は下記の3つ。

ディープインパクト産駒の血統特徴

サンデーサイレンス系の中でも、もっともその特徴が強い産駒です。ディープインパクト系はスピードと瞬発力に優れているのがその特徴で、1400m~2400mあたりで芝のレースで強さを発揮します。

しかし、スタミナは少し欠ける傾向にあり、ダートは苦手としています。2歳から活躍するタイプが多いのが特徴です。

ハーツクライ産駒の血統特徴

ハーツクライは古馬になっても活躍した馬で、血を引く馬も晩成型が多くいます。

また、サンデーサイレンス系の中ではスタミナもあり、1600m以上の長距離に強いのが特徴です。芝・ダートともに強く、2桁順位になることは比較的少ないのが強みといえます。

ステイゴールド産駒の血統特徴

ステイゴールド産駒は、ハーツクライ産駒と同じく晩成型です。気性が荒いのが特徴で、パワーがあるので長い距離を得意としています。

重馬場・不良馬場に強い産駒ですが、ダートは苦手としているのが特徴です。

ヘイルトゥリーズン系の血統特徴

ヘイルトゥリーズン系の血統特徴

ヘイルトゥリーズンはヘイローとロベルトを輩出した系統で、日本でも多くの競走馬が活躍しています。先に紹介したサンデーサイレンスはヘイロー系なので、ヘイルトゥリーズンの派生ですね。

サンデーサイレンス系以外のヘイロー系は、スピードとパワーが強いので、短距離やダートで活躍します。また、ロベルト系はスタミナやパワーがあるので、叩いたほうが良くなるタイプが多いという特徴があります。

ミスタープロスペクター系の血統特徴

ミスタープロスペクター系の血統特徴

よく「ミスプロ系」と縮めて呼ばれる系統ですが、主にダートの短距離が得意な品種です。

芝が苦手というわけではありません。ただ、主に北米で人気がある系統で、アメリカはダート戦が多いのでダート戦で活躍することが多くなりました。

日本では、以下の3産駒が活躍しています。

アドマイヤムーン産駒の血統特徴

アドマイヤムーン産駒は勝てる馬は勝つものの、負ける馬はとことん勝てません。ミスプロ系には珍しくダート戦が苦手で、芝の1400m以下の短距離が得意です。

キングカメハメハ産駒の血統特徴

キングカメハメハ産駒は、ミスプロ系を代表する産駒です。

苦手な馬場は特になく、芝・ダートともに安定したレースを見せます。1700m~2400mを得意とし、2歳頃から活躍する早熟タイプが多くいます。

サウスディグラス産駒の血統特徴

サウスディグラス産駒は、芝を苦手としておりダートで抜群の強さを見せます。ただし、長距離は苦手で1400mまでの短距離戦を得意としている産駒です。

どちらかというと中央競馬より地方競馬を得意としています。

ノーザンダンサー系

ノーザンダンサー系

ノーザンダンサー系は、ヨーロッパやオーストラリアで過半数以上を占める血統です。母馬の特徴をうまく引き出す系統という特徴があります。

ノーザンダンサー系の代表的な産駒は下記の3つ。

クロフネ産駒の血統特徴

クロフネ自体はダートを得意としていましたが、芝でもいい成績を残しています。ただ、他の馬に揉まれにくい外枠や広い競技場を得意としており、長距離はやや苦手で1800mまでの短距離に適正があるようです。

また、調子に左右されるので、前走から校長を維持しているかどうかがそのカギとなります。

ハービンジャー産駒の血統特徴

ハービンジャー産駒は、スピードの持続力に優れた産駒です。

パワーとスタミナが必要な馬場が得意で、芝のレースを得意としています。その一方、ダートや重馬場のレースは苦手としています。

ハンプトン系の血統特徴

ハンプトン系の血統特徴

ハンプトンは父系ではなく、母系に入っている血統です。

スタミナがある産駒を輩出している産駒で、大一番で強さを発揮するときもあるものの、あまり人気が高くなると弱い面が出やすいという特徴があります。

ヘロド系の血統特徴

ヘロド系の血統特徴

日本では、メジロマックイーンやトウカイテイオーなどがヘロド系の有名な名馬です。

ただ、スタミナで押し切るという特徴が高速化に合わなくなったことで、母系として残るようになったという経緯があります。

マッチェム系の血統特徴

マッチェム系の血統特徴

マッチェム系は高いスピード力と持続力に優れているのが、その特徴です。特に1400mまでの短距離に強く、マッチェム系のカルストンライトオが新潟1000mで未だに破られていないレコードを持っているほど。

父系もしくは母系にマッチェム系がいたら、注目してみるといいかもしれません。

まとめ

この記事では血統表の見方から、各血統の大まかな特徴と代表産駒の特徴について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

馬には血統によって求められるものが変わります。血統には適性があるので、それぞれの産駒で得意条件・不得意条件もあります。

血統を知ることで、適性のある条件のレースを狙うことができます。また、逆に苦手な条件のレースに出走しているときは、その人気馬を消すこともできるでしょう。

血統ごとの特徴をしっかりとチェックして、予想に役立ててください。

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