中山金杯2024予想!買い目・有力馬・穴馬を無料公開!【追い切り評価付き】

重賞予想

有馬記念にホープフルS、そして東京大賞典。
一年の総決算のレースが終わり、短い年末年始を挟み、中山金杯から2024年の競馬が始まります。

今回はそんな中山金杯2024の予想を公開!
買い目から注目ポイントまで徹底的に考察しています。

過去のデータから独自の予想をしているので是非参考にしてください。

京都金杯の予想はコチラからご覧ください。

この記事の執筆者
おたっしゃくらぶ
おたっしゃくらぶ(競馬歴22年)
1991年天皇賞秋に初めて馬券を買い、翌々週のニュージーランドトロフィーで馬連1点買いを的中。以後は1点買いを中心に、本命100万円の勝負などもしながら多くの的中を経験。現在も東京競馬場近くに在住しながら、競馬予想の日々に明け暮れる。
大阪杯(G1)
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中山金杯2024とは?今年の見どころを紹介!

中山金杯は1月6日に中山競馬場で行われるG3レースです。

◆今年の中山金杯は6日の土曜日です。
カレンダーの並びもあって3日間開催でのスタートとなり、そのため6日(5日に東西金杯が行われるのが中央競馬の決まりとは言いませんがスタンダード)となりました。

  • 中山金杯は中山2000m
  • 京都金杯は京都1600m
  • ともにハンデ戦です。

    それと、これは東西金杯だけではないのですが、注意してください。

    『たとえ8歳馬でも1週前は7歳馬だった』

    馬は数え年で表記しますので、「7歳馬とか8歳馬」というだけで、勝手に”しんどいなぁ”と思ってしまいがちですが、この時期は一切気にしないという風に割り切って、それよりも、“現有戦力”を割りだすことに注力した方が絶対に正解です!

    中山金杯2024 今年の情勢

    中山金杯はハンデ戦で1着賞金が4300万円です。

    年明けの名物レースで、過去にはここから飛躍を遂げた馬もいますし、競馬関係者にとっても、「金杯で乾杯」と縁起の良いレースです。

    ただし、ハンデ戦であること、こないだ有馬記念が終わったばかりなことで、本当に強い馬、実績のある馬が出走する(できる)レースではありませんで、今年のトップハンデは58.5キロのマテンロウレオ=大阪杯4着、天皇賞春5着。

    ちょっとわかり辛い言い方かもしれませんが、マテンロウレオくらいの馬が出てくる中で一番の実績馬であり、これより強ければ、実績があればまず出てこない(これない)、ハンデの58.5キロもマテンロウレオに59キロはつけられないという決まり方だなとわかりやすいですね。

    なお、そのマテンロウレオは有馬記念に出たかったのですが、除外になったのでここにスライドしたというわけです。

    中山金杯2024 開催情報

    開催日時 2024年1月6日(土) 15時45分発走
    グレード G3
    開催競馬場 中山競馬場 11R
    コース 芝2,000m
    性齢 4歳以上 オープン
    斤量 定量
    1着賞金 4,300万円

    中山金杯2024 枠順・馬番・人気【1月5日更新】

    馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 人気
    1 1 キタウイング 牝4 53.0 杉原 17
    2 1 アラタ 牡7 58.0 横山和 8
    3 2 リカンカブール 牡5 56.0 津村 5
    4 2 エピファニー 牡5 57.0 ピーヒュレ 1
    5 3 マイネルファンロン 牡9 56.0 丸山 14
    6 3 クリノプレミアム 牝7 55.5 松岡 12
    7 4 ククナ 牝6 54.0 戸崎圭 6
    8 4 ボーンディスウェイ 牡5 55.0 木幡巧 7
    9 5 サクラトゥジュール 牡7 57.0 キング 10
    10 5 マテンロウレオ 牡5 58.5 横山典 2
    11 6 ゴールデンハインド 牝4 54.0 菅原明 4
    12 6 ホウオウアマゾン 牡6 58.0 横山武 15
    13 7 カテドラル 牡8 58.5 荻野極 16
    14 7 カレンシュトラウス 牡7 56.0 藤懸 13
    15 8 マイネルクリソーラ 牡5 55.0 Mデムーロ 3
    16 8 サトノエルドール 牡8 56.0 三浦 11
    17 8 エミュー 牝5 54.0 佐々木 9

    中山金杯2024 最新予想オッズ【1月5日更新】

    馬名 予想オッズ
    エピファニー 4.3
    マテンロウレオ 5.9
    マイネルクリソーラ 6.1
    ゴールデンハインド 8.6
    リカンカブール 9.1
    ククナ 10.6
    ボーンディスウェイ 11.1
    アラタ 23.2
    エミュー 23.5
    サクラトゥジュール 26.6
    サトノエルドール 31.6
    クリノプレミアム 42.6
    カレンシュトラウス 43.6
    マイネルファンロン 46.9
    ホウオウアマゾン 53.3
    カテドラル 65.4
    キタウイング 69.6

    中山金杯2024予想 コース分析

    中山・芝2000mは、皐月賞や弥生賞、紫苑Sも行われるコースで、スピード一辺倒では対応できません。
    スタート地点は第4コーナーを過ぎて直線の入り口付近で、スタート直後から急な勾配で有名な中山の上り坂が待ち構えています。

    この急坂はゴール前で終わりではなくその後に続く第1コーナーの終わりまで、ずっと上り坂が続きます。

    その高低差は約5mあることで、ラップタイム上はそうでもない数字でも、タフな先行争いになることが多くなります。

    それ以降は向正面まで約4mの下り坂。

    そして再びゴール前200m地点からは約110mの間に約2.2mという2回目の急坂の上らないといけません。

    コーナーを回る器用さ、坂をものともしないパワーが重要となり、のちにG1を2勝することになるラブリーデイが5歳になった中山金杯で出した1分57秒8がレコードで、丸々8年間、この記録は塗り替えられていません。

    まだ記憶に新しい、イクイノックスが勝った天皇賞は1.55.2ですから同じ2000mでも東京の2000mとは要求される適性が違うし、レースの質も違うと思っていないといけません。

    ※ホープフルSデーまではAコースを使用し、今週からはCコースを使用することになりますが、各馬の進路、時計の出方からいっても、そこまで馬場状態に神経質にならなくて良いでしょう。

    中山金杯2024予想 過去10年の結果・データ分析

    年度
    馬場
    着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
    2023
    1 3 牡4 56 ラーグルフ 1 甲斐路ステークス(3勝クラス) 1着 1
    2 2 牝6 55 クリノプレミアム 7 エリザベス女王杯(G1) 11着 17
    3 5 牡4 56 フェーングロッテン 2 菊花賞(G1) 15着 11
    2022
    1 8 牡7 56 レッドガラン 4 リゲルステークス(LR) 3着 2
    2 17 牡6 54 スカーフェイス 7 チャレンジカップ(G3) 5着 8
    3 4 牡5 56 ヒートオンビート 1 チャレンジカップ(G3) 2着 4
    2021
    1 9 牡5 54 ヒシイグアス 1 ウェルカムステークス(3勝クラス) 1着 5
    2 3 牡4 53 ココロノトウダイ 5 フルーツラインカップ(3勝クラス) 1着 1
    3 16 牡7 56 ウインイクシード 11 ディセンバーステークス(LR) 5着 3
    2020
    1 7 セ6 58 トリオンフ 2 チャレンジカップ(G3) 2着 8
    2 8 牡6 55 ウインイクシード 6 ディセンバーステークス(LR) 2着 2
    3 1 牡6 56 テリトーリアル 11 チャレンジカップ(G3) 12着 9
    2019
    1 11 牡5 58 ウインブライト 3 マイルチャンピオンシップ(G1) 9着 14
    2 15 牡4 56 ステイフーリッシュ 7 チャレンジカップ(G3) 3着 5
    3 1 牡4 53 タニノフランケル 9 大原ステークス(1600万) 1着 1
    2018
    1 6 牡4 55 セダブリランテス 1 アルゼンチン共和国杯(G2) 3着 3
    2 1 牡4 56 ウインブライト 2 福島記念(G3) 1着 2
    3 11 牡6 54 ストレンジクォーク 10 修学院ステークス(1600万) 1着 7
    2017
    1 3 牡6 56.5 ツクバアズマオー 1 ディセンバーステークス(OP) 1着 1
    2 2 牡5 57.5 クラリティスカイ 6 ディセンバーステークス(OP) 5着 4
    3 1 牡7 56.5 シャイニープリンス 4 ディセンバーステークス(OP) 3着 10
    2016
    1 5 牡4 56 ヤマカツエース 3 福島記念(G3) 1着 2
    2 7 牡5 57 マイネルフロスト 5 金鯱賞(G2) 4着 8
    3 10 牡6 57.5 フルーキー 1 チャレンジカップ(G3) 1着 1
    2015
    1 2 牡5 57 ラブリーデイ 4 金鯱賞(G2) 4着 6
    2 4 牡5 58 ロゴタイプ 1 マイルチャンピオンシップ(G1) 7着 5
    3 5 セ7 55 デウスウルト 5 チャレンジカップ(G3) 2着 9
    2014
    1 3 牡6 57.5 オーシャンブルー 5 金鯱賞(G2) 10着 2
    2 4 牡6 54 カルドブレッサ 8 チャレンジカップ(G3) 5着 12
    3 8 牡5 55 ディサイファ 1 福島記念(G3) 4着 1

    情報元:JRA

    中山金杯2024予想 過去10年の人気別成績から見るポイント

    1番人気は4勝。

    1着4回
    2着1回
    3着3回
    圏外2回

    思った以上に1番人気が結果を残しているなというのが率直な感想です。

    ただし、やっぱりハンデ戦だなと明確にわかりやすいのが、その着差で、4分の3馬身、クビ、クビ、ハナとちょっとしたことで着順が変わっていたかもしれないというレースが多いこと。

    そんな中で3着内率が8割を誇っていることはある程度信頼できるし、無視するのは危険”と結論付けることが出来ます。

    2番人気以降はどうなのか

    1番人気はそこそこ以上に信頼できる結果が残っていますが、2番人気、3番人気といった次位はでうでしょうか?

    ・2番人気
    【1 1 1 7】

    数字を単純にいうと不振で、2番人気に相応しい成績は残っていません。
    ただ、明確な理由があるわけではないので、2番人気だから軽視とまでは言えません。

    ・3番人気
    【2 0 0 8】

    3番人気はピンかパーという結果に。
    逆に今年は2着とか3着でならってみようというのも手でしょう。

    ここまでの1番人気~3番人気までの30頭を一くくりにすると、

    【8 2 3 17】

    1~3番人気まででのどれかが、8割勝っているんだけども、上位を独占できているわけではない。
    1~3番人気のうち、2頭が3着以内の時は3回だけ。
    1,2,3番人気での決着は1度もありません。
    このことから、〝軸は1~3番人気の中から選んで、人気に関係なく大きなホームランまでをも狙う”のが馬券戦略的に最良だと言えます。

    ※また、トップハンデ馬の成績ですが…
    【3 2 1 5】

    昨年は57.5キロでラーゴムとワンダフルタウンが並んでいたので、計11頭のトップハンデ馬がいますが、これは他のハンデ重賞と比べても相応以上の数字なので、ハンデ=強さの証と考えるべきですし、やはり中山2000mは甘くないコースだという証明とも言えます。

    中山金杯2024予想 過去10年の前走ローテから見るポイント

    30頭の馬券圏内馬で

    前走がG1だった馬
    1勝、2着2回、3着1回
    前走がG2だった馬
    3勝で2着が1回
    前走がG3だった馬は
    2勝、2着4回、3着5回

    ハンデ戦なので格下でも活躍できるかと思いきや、実は“G3に相応しい馬が順当に着順を残している”といえます。

    ★中山Cコースなので、フルゲートは17頭です。

    そして、登録馬が24頭を数え、京都金杯との兼登録がカレンシュトラウス、クリノプレミアム、サクラトゥジュール、ホウオウアマゾンの4頭。

    この4頭のいずれもが、「出れるならば京都金杯」の方が距離適性的に良いのですが、京都金杯は30頭もの登録があることで「次善の策で中山金杯でも」ということです(ホウオウアマゾンはハンデ58キロですので、京都金杯にも中山金杯にも出れます)。

    モノサシ=マテロウレオ

    トップハンデ58.5キロを課されているマテンロウレオ。
    コース形態の似ているG1大阪杯を0.4差の4着、天皇賞春は0秒9差だったとはいえ5着。

    記憶に新しい昨暮れの有馬記念で2着だったスターズオンアースは大阪杯を2着、出遅れて猛然と追い込んできて4着だったジャスティンパレスが天皇賞春の勝ち馬ですから“G3中山金杯を勝てる格”を完全に有していると断言できます。

    ただし!
    この馬が、ここが目標で、順調以上に調整が出来たということならば、全面的に信じて良いのでしょうが、前述した通り、「出れるんだったら有馬記念に出たい」気持ちだったわけで、当然、レースの日が10日ずれることによる影響はあります。

    ※有馬記念は5着でも5000万円(実際はもろもろの手当てで1億近くなっている)ですし、仮に8着でも3000万円。

    そしてなにより、「有馬記念に出走した」というのは馬主にとっても牧場にとっても名誉です。

    したがって

    トップハンデ・マテンロウレオには敬意を払うけれども、決して負かせない馬ではない

    マテンロウレオをモノサシにその上を行き得る馬をピックアップすれば良いわけです!

    中山金杯2024予想 追い切り評価

    全馬ではありませんが、挙げておくべき馬の追い切り評価について述べておきます。

    アラタ

    58キロ。美浦ウッドで併せ馬
    【82.6-66.6-51.8-37.2-11.8】

    ややモタモタしていた印象ではありますが、ゴーサインからの伸びは十分。

    ここに向けての気持ちが感じられます。

    エピファニー

    57キロ。美浦ウッドで単走
    【65.7-50.3-36.4-11.5】

    道中は遊びながらの走り。
    内目を通っての時計ですので、このくらいは出ますので、そこまで高い評価は出来ませんね。

    エミュー

    54キロ。美浦坂路で単走
    【54.5-39.9-25.7-12.8】

    集中力ある走り。
    これ以上は必要ないという判断で、馬もそれに応えた形。

    ククナ

    54キロ。美浦ウッド3頭併せ
    【67.1-52.3-38.4-12.0】

    攻めの追い切りでシャープな伸びが目立つ。
    この動きは、≪完全に良い≫

    ボーンディスウェイ

    55キロ。美浦ウッドで併せ馬
    木幡巧騎手が乗り
    【84.2-67.5-51.9-37.5-11.6】

    オーバーワークを避ける意図で、出来る限りのギリギリを攻めてきた印象。
    それでも終いが切れているように状態が良いことは間違いがないでしょう。

    マイネルクリソーラ

    55キロ。美浦ウッドで単走
    【66.6-51.4-37.8-12.7】

    セーブ気味でもこの時計。
    全体的に及第点以上のデキにあると思えます。

    マイネルファンロン

    56キロ。美浦ウッドで3頭併せ
    嶋田騎手が乗り 
    【83.1-66.9-52.4-37.7-11.4】

    実戦を想定し、ゴール前で先着させる。
    ちょっと相手に合わせて走っているなと言う印象は受けましたが、それでも指示には従順でさすがは歴戦の古馬といった感じを受けました。

    マテンロウレオ

    58.5キロ。栗東CWで
    【84.0-68.9-53.6-38.4-11.7】

    馬体がスッキリしていて伸び脚がシャープ。
    有力馬に相応しい状態になっています。

    リカンカブール

    56キロ。栗東坂路で併せ馬
    【53.9-38.4-24.6-12.3】

    掻き込む力が強く回転が速い。
    状態は確実に上がっています。

    中山金杯2024予想 有力馬2頭

    枠順や追い切りによる上げ下げがありますので、不利な枠に当たらない、追い切りでもマイナス評価がないと仮定しています。

    有力馬①:アラタ

    メンバー中最多の6勝をマークしている実力馬で昨年は小差の4着と、この舞台の適正も示している。
    函館記念は9着とはいえ、勝ったローシャムパークが強過ぎただけで、2着とは0秒2差でしかない。
    オールカマーは後ろからとことこと完全に度外視していい競馬なので、立て直したことで、普通に着順は上がります。

    有力馬②:マイネルクリソーラ

    格という観点では足りていませんが、もともとプリンシパルS3着ですし、その分ハンデは55キロに留まっています。
    昇級初戦の前走でも最速の上りを使っていますし、実力はハンデG3で足りないと言うことはありません。

    中山金杯2024予想 穴馬2頭

    中山金杯2024の穴馬2頭を紹介します。

    穴馬①:ボーンディスウェイ

    どうしても逃げたい馬が不在のメンバー構成となりますので、タフなコースとはいえ、前がラクを出来る公算。
    勝ち切るまでのイメージは出来ませんが、直線いったん先頭で2,3着に粘り切れるかといったイメージ。

    穴馬②:エミュー

    もしかしたらそこそこ以上の人気になってしまうのかもしれませんし、最高は秋華賞の7着に過ぎないのかもしれませんが、牝馬三冠レースに皆勤しています。
    リバティアイランドを始め、3歳牝馬のレベルの高さは説明の必要はありますまい。

    ただし、雑な競馬しかできない馬なので、あくまでも穴で、余裕のある範疇でと付け加えておきます。

    中山金杯2024予想 おすすめ買い目

    • ◎アラタ
    • 〇マイネルクリソーラ
    • ▲マテンロウレオ
    • △ボーンディスウェイ
    • △エミュー
    ワイドでのおすすめ買い目
    アラタ―マイネルクリソーラ
    単勝でのおすすめ買い目
    アラタ
    大阪杯(G1)
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    中山金杯2024予想 まとめ

    以上、中山金杯2024の予想でした。

    有力馬
    ・アラタ
    ・マイネルクリソーラ
    穴馬
    ・ボーンディスウェイ
    ・エミュー

    額面の配当期待に騙されてあまり点数を買ったのでは当たってもそこまで儲からない公算です。

    印をつけた3連単5頭ボックス60点も、トータル的に構図を考えたら、そこまで有益な戦略とまでは言えません。

    そうなると、◎アラタ、〇マイネルクリソーラの単勝(WIN5はこの2頭)
    アラターマイネルクリソーラのワイド1点で、「金杯で乾杯」といきたいと思います!

    他にも中山金杯2024の予想が欲しい方は、よく当たる無料予想を競馬予想サイトランキングに載っているすべてのサイトでもらえます。複数の予想を見てすり合わせることで勝率が上がるかも知れませんね。