500円で情報を提供する競馬予想サイトってどうなの?

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競馬予想サイト ワンコイン
競馬予想サイトについて

たった500円の登録費を払うだけで1年間情報を提供する競馬予想サイトがある。

有名なところだと「さくら通信」や「ももいろ同好会」だ。

「500円だけ払えば1年間無料で情報が貰えるなんて優良じゃん」と一見思うかもしれないがどちらの競馬予想サイトも評判が悪い競馬予想サイトだ。

利用した会員の口コミを見つけたのでピックアップする。

・一度登録したらその後の電話が止まらない。
・予想が外れると上部団体が出てきてさらに高額な情報を勧められる
・メールアドレスだけで登録できても情報を知るためには電話番号が必要

当記事では競馬予想サイトを上手く利用している方なら絶対に使わない500円競馬予想サイトの裏側を暴露する。もし気になっている競馬予想サイトが500円で情報を提供していても一度この記事を読んでから判断してくれ。

500円競馬予想サイトの主な集客方法はスポーツ新聞の広告

500円競馬予想サイトの多くはWEBではなくスポーツ新聞に広告を出している。競馬ファンなら500円競馬予想サイトの広告を一度は見たことあるかもしれない。

東スポなど大手スポーツ新聞にも広告が出されていて、権威などに弱い日本人は500円競馬予想サイトではなく広告媒体を信用して会員登録する傾向がある。

新聞などの広告媒体は碌にクライアントのことを調べずにお金の有無だけで掲載しているので注意だ。それはどんなに有名な新聞でも同じことが言える。有名な新聞に掲載=信用の図式は決して成り立たない。

500円競馬予想サイトのターゲット層

500円競馬予想サイトのデザインはピンクや白を基調とした安い風俗サイトのような仕上がりだ。例にさくら通信とももいろ同好会のサイトデザインを下記に掲載する。

▼さくら通信
さくら通信

▼ももいろ同好会
ももいろ同好会

ももいろ同好会に限ってはピントを馬や騎手ではなく女性に合わせている。風俗サイト感覚でサイトを作成した下心が垣間見えてとても気持ち悪い。

風俗サイトのような見かけで男性を釣ろうとする浅はかな考えのようだ。

500円競馬予想サイトは電話番号を要求してくる

500円競馬予想サイトは会員登録する際に露骨に電話番号や住所、氏名を必須項目とするところと、一般の競馬予想サイト同様にメールアドレスだけで登録できるところの2種類がある。

さくら通信の場合メールアドレスは勿論、電話番号や氏名さらには住所まで必須項目となっている。

さくら通信

登録するのにメールアドレス以外の個人情報を聞き出すサイトは言うまでもないが、メールアドレスだけで登録できても500円競馬予想サイトから買い目を貰うためには会員自らが電話をかけないといけない。結局は電話番号を聞き出されるので注意だ。

さらにそこから本当に会員かどうか証明させるために住所や氏名まで聞きだすところもある。本当に良くできた仕組みだ。

また、500円競馬は情報の提供をメールなど記録が残るものを避け口頭で買い目伝える。口頭だと記録が残らないので八百長や出来レースなど言いたい放題だ。もし騙された会員が訴訟を行おうにも電話を録音しない限り証拠となるものがなく泣き寝入りするケースも報告されている。

執拗な電話営業

自ら500円競馬予想サイトに電話をかけてしまったらあとはレースが外れようが当たろうが高額情報の電話が日常生活に支障が出るほどかかってくる。500円競馬予想サイトは電話をかけてきた会員を課金するカモとしてターゲットにする。

電話

最初の1、2回の電話は無視できるだろうが数十回数百回もコールが続けば誰しも根負けして電話に出てしまうだろう。また、500円競馬予想サイトは不的中の場合「信頼を取り戻す」ことを理由に上部団体の専属担当を紹介してくる。

その際に「厳選な抽選の結果あなたが選ばれた」と数十万の超高額情報を売りつけるパターンが鉄板だ。

もうここまで来たらループで、不的中→上部団体→不的中→上々層部団体→不的中→…と終わりのない搾取が始まる。

まさに安いものには罠があるという良い例だ。

まとめ

以上、500円で情報を提供する競馬予想サイトの実態を紹介した。

もし500円競馬予想サイトの利用を考えているのならこの記事を読んで改めて考えなおしてほしい。500円と安価な料金に釣られて会員登録しても執拗な電話営業がきたり、逆に高額な情報を購入させられたりする

500円競馬予想サイトはスポーツ新聞に広告を出しているがスポーツ新聞は金さえ貰えればクライアントがどのような商売をしているのかなんて確認しない。大手スポーツ新聞に掲載されているからと言って信用するのは止めたほうが良いだろう。

どんな競馬予想サイトでも選ぶ時は口コミを参考にすることをお勧めする。

有名どころの「さくら通信」はすでに閉鎖したが、同グループの「ももいろ同好会」は運営休止をしているだけで閉鎖をしていない。現在運営中のサイトは「なないろ」、「ダビプロ」、「華組」で現在調査中だ。

なないろ

改めて「なないろ」のトップ画を見ますと「ももいろ同好会」と同じコントラストです。同じデザイナーが手掛けたのかもしれませんね。

実際に電話をかけたところ、ももいろ同好会の運営が電話に出た。次の会員募集は未定で紙面で行われるとのことだ。

皆が500円競馬予想サイトの存在を忘れた頃にこっそり運営を再開する魂胆なのだろうか?これは蛇足だが、ももいろ同行会に電話をかけたところ電話越しに電話のコール音が聞こえた。ひょっとしたら「なないろ」や「ダビプロ」、「華組」と名前を変えて運営しているのかもしれない。

もし500円競馬予想サイトの利用を考えているのならこの記事を読んで改めて考えなおしてほしい。

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