今回は高松宮記念2024を徹底予想!
買い目から注目ポイントまで独自考察しています。
競馬歴22年の猛者のよく当たる予想をご覧ください。
開催日時 | 2024年3月17日(日) 15時45分発走予定 |
グレード | G2 |
開催競馬場 | 中山競馬場 11R |
コース | 芝1,800m |
性齢 | 3歳以上 オープン |
1着賞金 | 5400万円 |
今週末、24日の日曜に中京競馬場で〝電撃のスプリント”G1高松宮記念が行われます。
18頭のフルゲートに対して23頭が登録しており、アサカラキング、キミワクイーン、グランデマーレ、クリノガウディ―、モリノドリームが除外対象です。
★昨年の高松宮記念は、12番人気ファストフォース、2番人気ナムラクレア、13番人気トゥラヴェスーラの決着で、66万8280円の高額決着でした。
そうなったのは不良馬場もあったのですけども、そもそもこのスプリント路線が、チャンピオン不在で力が拮抗しているからこうなった一面もあり、現実に昨秋のスプリンターズSを勝って、新チャンピオンとなったママコチャにても、暮れの阪神Cで1番人気に推されながらも5着に敗れています。
だから
現在も混戦で戦国模様なのが、この路線であり、このレースなんです!
こういう構図のレースは、各馬の本気度と、力関係をキッチリと把握できていることが重要。
もちろん、1着賞金1億7000万円のG1レースであり、”次の安田記念が目標です”なんて馬はいないですから、どの馬も本気です!
言うまでもなく、2着でも6800万円(G2以上)、3着でも4300万円(G3以上)なのですから、この観点からも本気なわけですから、余計なことを考える必要はありません。
それでは前哨戦別にみていきましょう。
【スプリンターズS】
同じG1でも、中山の1200mで行われるので、要求される能力は違いますけども、年に2回しかない1200のG1であること、3歳馬が軽量で参戦できることでこの高松宮記念における重要なレースであると位置づけることが出来ます。
現実に、
1着ママコチャ
2着マックドール
3着ナムラクレア
5着メイケイエール
6着ウインマーベル
10着キミワクイーン
14着テイエムスパーダ
16着モズメイメイ
上位馬を含めた8頭もの登録がありますので、このレースが一番のモノサシを言えるレースなわけです。
わかりやすいことを言えば、外国馬ビクターザウィナーがこの組よりも上だというのであれば、積極的に買うことが出来ますし、いわゆる新興勢力=このレースの後に台頭してきた馬・ソーダズリングやトウシンマカオ、ビッグシーザーといったあたりがスプリンターズS組より上なのかどうなのかとううことです。
しかし
このスプリンターズS組は相応以上に信用することが出来ます。
≪なぜならば≫
3着ナムラクレア
その後京都牝馬Sを56キロで2着
6着ウインマーベル
その後、スーパーG2阪神Cと最重要前哨戦阪急杯を連勝
★十分過ぎるほどにレベルを担保されているからです。
もちろん、ママコチャは負けました、マックドールも負けましたのでそのことを忘れてはダメなのですが、両馬ともに言い訳の出来る敗戦ですし、前哨戦からわざわざ一生懸命にやる必要のない存在ですから、実は今回もこの二頭のワンツーでしたという結末は十分過ぎるほどあり得る結末で、いわゆる素人の方はママコチャとマックドールの馬連1点だけ買うという買い方でも良いと思います。
◆そこに殴り込みをかけるのが、京阪杯、オーシャンSと連勝中のトウシンマカオであり、外国馬・香港のビクターザウィナー、シルクロードSがめっぽう強かったルガルなわけです。
★単純な力関係では勝ち馬は名前が挙がった中から。
・ママコチャ
・マックドール
・トウシンマカオ
・ルガル
・ビクターザウィナー
去年と今年、どっちが強いか?という観点からもこの5頭の中から勝ち馬が出るでしょう。
バックストレッチからスタートして3コーナーまでの距離は300メートルほどで、ゴール前の直線(412.5メートル)の方が長い。JRAの中で、最後の直線が一番長い芝1200メートルのコース。
バックストレッチ半ばから直線入口まで下り勾配が続くので息が入りにくく、直線に向くと高低差2メートルの上り坂が待つタフなコース設定。
スピードだけで押し切るのは難しく、少し長めの距離をこなす力も求められる場合が多いですね。
本章では過去のデータから高松宮記念2024の予想を深めていきます。
●1~3番人気になる馬で、
★前走の斤量が56.5キロ以上で重賞を勝っている馬
【 1 1 0 0 】
●穴馬
▲6歳以上の馬で(特に道悪の際)、
△当日、一桁馬番(1~9番)
△前走で4コーナーを5番手以内で回った馬
△前走の馬体重が490キロ以上の馬
ルガル、ママコチャ、勝つまではどうかと思えますが、ナムラクレアが該当します。
1,前走で1200mに出走している8歳以上の馬
2,前走で0.6以上負けている7歳以上の馬
3,良馬場の際に、前走で6着以下に負けている7歳以上の馬
4,前走で6着以下に負けている牝馬
5,前走で連対した馬を除く斤量増となる牝馬
6,前走で6番人気以下で、なおかつ4コーナーを4番低下で回って6着以下にしかなれなかった馬。
※そのうちデータを覆す馬も出てくるでしょうが、昨今のデータからは、苦しい結果しか残っていません。
高松宮記念2024で注目すべき馬を2頭紹介します。
G1を勝てる力があるのはスプリンターズSが示している通り。
ここを逆算して、余計なレースを使っていないことにも好感が持てる。
阪神Cの負け方は気に入らないですが、枠も斤量も不利だったこと、G1を勝ったことで結果としてかわいがったことが敗因で悲観する必要はない。
この中間の真剣さにも巻き返しの意思をすごく感じる。
・ビクターザウィナー
そもそもスプリント~マイル路線においては香港馬は世界最強レベルです。
しかも香港スプリント1着2馬に前走で勝ってるという事実。
これを上積みと見るか、恵まれたと見るのか。
少なくとも、ジャパンCで来る外国馬とは訳が違うことは言うまでもありません。
・筆者は新興勢力=怪しいと感じています。
具体的な名前を挙げれば、ソーダズリングだったり、トウシンマカオ、ビッグシーザー(これは完全に実力不足)のことです。
つまりは、G1の格に対応できるんですか?ということで、ルガルにしてもG1の洗礼に太刀打ちできるかどうか。
そう思っています。
有力馬には入れませんでしたが穴馬になりうる2頭を紹介します。
穴馬に関しては、完全に嵌った時の話です。
これはもう完全に1200が吉だった場合の話で、理想はハナを切って粘り切る展開。
ただ、それが叶うんだったら馬鹿にしたもんじゃないと考えています。
常識的には買いづらく、データからも手を出し辛くなってしまいました。
ただ、この馬のポテンシャルを考えると、最後まで信じても、一票くらいなら投じても良いのではという存在ですね。
人気は割れる感じですので、3連単で点数を多く買うよりも、絞ったほうが儲けに直結すると思っています。
マックドール ― ウインカーネリアン
WIN5だと、どこまで点数を廻せるのかが大きなポイントになってきます。
以上、高松宮記念2024の予想でした。
他にも高松宮記念2024の予想が欲しい方は、よく当たる無料予想を競馬予想サイトランキングに載っているすべてのサイトでもらえます。プロの予想を見てすり合わせることで勝率が上がるかも知れませんね。
]]>今回はスプリングステークス2024を徹底予想!
買い目から注目ポイントまで独自考察しています。
競馬歴22年の猛者のよく当たる予想をご覧ください。
開催日時 | 2024年3月17日(日) 15時45分発走予定 |
グレード | G2 |
開催競馬場 | 中山競馬場 11R |
コース | 芝1,800m |
性齢 | 3歳以上 オープン |
1着賞金 | 5400万円 |
スプリングSは私の中ではなんといっても、ナリタブライアンの名前があがるレースですけども、時代が変わり、皐月賞との間隔を敬遠、ひいてはその後のダービーを見据えて、いわゆる“大物”が参戦しづらくなったトライアルです。
キタサンブラックにしても、スプリングSの段階では大物とは思われていなかったですので、今年も、基本的な構図としては、
に後れをとっているメンバーたちの救済的なレースとなります。
また、牝馬路線と意味合いが異なってくるのが、
チューリップ賞やフィリーズレビューで勝てれば、桜花賞で2着になるのと同じようなお金をもらえましたが、スプリングSを勝てば5400万ですが、皐月賞で2着なら8000万円なので、どちらかを選べるのならば、そりゃ皐月賞で2着の方が良いわけです。
ちなみに、皐月賞で3着でも5000万円ですから、スプリングSを勝つのと皐月賞で3着になるのとでは”ほぼ同等”というのが現在の価値観だと言って良いでしょう。
◆正直なところ、今年のクラシック路線で、私が強いと思ったのは、今のところ共同通信杯を勝ったジャスティンミラノだけなんで、この馬と比較してどうなのかというのを見極めるレースだというのが私の第一義です。
とはいえ、シックスペンス、スティンガーグラスというそこの割れていない無敗馬(ともにキズナの産駒なことが興味深い)は、もしかしたら相当な器かもしれませんし、京成杯で大敗を喫したジュンゴールドにしてもあれだけで見限るわけにはいきませんので、馬券的に楽しみな一戦であり、さらにいえば、一番賞金を持っているウォーターリヒトにしても1200万円と皐月賞に大手を振って当確だと言える状況ではありません。
だから
原則としてどの馬も本気であり、出来れば勝ちたい、悪くとも3着に入りたいと考えています。
もっといえば、≪対のレース≫が若葉S。
古くはトウカイテイオーが若葉Sをステップに二冠馬となりましたけども、1着賞金2000万で2着までなら皐月賞に出れる若葉Sにジューンテイクとブエナオンダの二頭が兼登録をしています。
以上のことを踏まえた上で、スプリングSの登録馬は14頭ですから、1頭ずつ見ていきましょう。
・能力評価&構図
・しっかり把握できていること
・追い切り=現状の力出せるか
【正統派】で競馬に接していれば自然と結果は出ます。
さっそく1頭ずつ見ていきましょう。
3戦1勝で特筆すべきパフォーマンスをしてきたわけでもありません。
「格上挑戦になるが、出れるんだったら使いたい」
自己条件の1勝級では、芝はマイル戦しかありませんのし、そこを使うとなると勝ったところで皐月賞には事実上出れないことになりますので、
ここに使ってくるのが自然だとさえ言えましょう。
★勝ち切るまでのイメージは持てぬが、意外とそこそこ走れても不思議ない、そんな存在です。
6戦1勝ですが、シンザン記念3着、きさらぎ賞2着と戦績的には”モノサシ”と呼べる存在。
この馬より下だと思ったら、その馬の馬券は買えないと思って良いでしょうし、試しにみなさんそれぞれで、一頭ずつ、ウォーターリヒトより上か下か?をやってみてください。
私と意見が違ってもそれは当然ですし、そういうことをやることが馬券力向上につながりますので。
≪アレグロブリランテはウォーターリヒトより下です≫
4戦1勝に過ぎませんが、葉牡丹賞はトロヴァトーレが強かったですし、3着だった京成杯にしても内容があります。
なんといっても先行力が武器であり、現状、強い相手と2000m走るのは距離が長いのかもしれません。
≪五分と言いたい気持ちもありますが、ウォーターリヒトより上です≫
2戦2勝で特にひいらぎ賞でポッドテオを負かしています。
とはいえ、ともにフルゲートではなく、好時計でも大差で勝ったわけでもなく、〝ルメールが乗ってくれるから”必要以上に人気になってしまうという一面もあります。
ただし、新馬戦で2着以下の馬で勝ち上がったのは12頭中1頭のみであり、しかもその馬以外次戦以降中央で3着以内に入った馬も…というレベルだったことで、『人気なんだったら喧嘩売ろうか』というスタンスでいた方が良いのかもしれません。
≪そうは言ってもウォーターリヒトよりは上≫
京成杯こそ12着に敗れていますが、2勝ともが楽勝であり、京成杯では2.8倍(支持率28.5%)というまともな1番人気だった馬。
その京成杯は入れ込んでいたので、参考外で良いでしょうし、この馬も距離が1800になるのは明らかなプラスです。
≪ウォーターリヒトより絶対に上≫
若葉Sとの兼登録、週初めの段階では両睨み。
当然、若葉Sの方が相手が楽かなと言えますが、こちらに出てきても無視できぬ存在。
≪ウォーターリヒトより上≫
阪神JFを勝ち、7勝もしているダノンファンタジーの弟なので、血統的に筋が通っている。
初戦の勝ち方は良血馬らしさが現れており、≪将来的にはウォーターリヒトより完全に上≫っだが、現時点では大望は酷であり、恐らく、『オッズに見合わない』。
シックスペンスが負かしたポッドテオに対して4着に負けています。
とはいえ前がどん詰まりだったし、その前のジュニアCでは2着と先着していますので、少なくともポッドテオ(ここには出走しませんが)とは互角以上の評価が出来ます。
≪ウォーターリヒトより上≫
7戦1勝で毎回人気にならない馬ですが、前走はそのポッドテオが勝った1勝級で上り最速の脚を使って3着とそれなりの下地あり。
とはいえシックスペンスにひいらぎ賞で完敗しており、ここまでを拾うとなるとそうとうな点数を買わないといけません。
≪シックスペンスよりも完全に下、ウォーターリヒトより下≫
若葉Sとの兼登録です。(自己条件、1勝級中京・フローラルウォーク賞にも)
滑り止めを何個も受験してたのに結局全落ちして浪人することになる受験生みたいだと感じますね。
輸送跳ね除けて勝てるほどの馬じゃないと思うので、この馬のことを考えると若葉Sかなと思います(フローラルウォーク賞だとエポックヴィーナスを封じるのは骨)。
結局のところ、現状では名前負けしています。
≪ウォーターリヒトより下≫
先ほどから何度も名前が挙がっている、〝隠れたモノサシ馬”ポッドテオをセントポーリア賞で負かしています。
4戦2勝で負けた2戦ともに2着と安定して走る点が強みなのですが、時計と走りに凄みを感じないことがマイナスポイント。
≪ウォーターリヒトより上と言いたいが、そうとも言えない≫
この馬も2勝馬です。
地味ですが、レースセンスを感じさせる走りをする馬で、大穴で狙っているトラックマン複数。
≪元値ウォーターリヒト上≫
3戦2勝、速い時計がないことがネック。
とはいえ、現在の中山ですとそこまで速い時計での決着にはなりませんから、狙い目があります。
≪時計が足りぬはどうしてもネック。ウォーターリヒトよりやや下≫
小倉に行って未勝利を勝った馬。
ドサ廻りとは言いませんが、なんらかの上積みがないと買い材料がありません。
≪ウォーターリヒトより下≫
※もちろんウォーターリヒトに対して悪い感情を持っているわけではありません。
先に行われたG2中山記念、このスプリングSだけでなく、先週の中山牝馬Sも行われるコースです。
中山競馬場に行ったことのある人なら、わかると思いますが、スタンドのまさに目の前からスタートします。
すぐに急坂を登っての先行争いとなりますので、行きたい馬は外枠に入りたくないところ。
中山競馬場の内回りコース一周距離は、4大競馬場の中でもっとも短く、実は札幌競馬場とほとんど変わらないくらい小回りでコーナーのカーブは他と比べてきつくなっていますので、やはり、『内の先行馬』が距離ロスを抑えることが出来、結果として最後のひと踏ん張りに繋がっているというパターンが目につきます。
ただ、厳しいのはアップダウンであって、スタート地点から第2コーナー入り口までずっと上り坂が続き、今度は第3コーナー入り口まで下り坂となります。
コース全体の高低差が5.3mと極めて大きく、これはJRA全10場の中でも最大の数字です。
そして最後の直線は310mしかなく、ゴール前には壁のような急坂が待っています。
そのため、スピードが出しづらいコースになっていて決着タイムも、他の競馬場と比べると時計がかかることになります。
年度(馬場) | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023(重) | 1 | 4 | ベラジオオペラ | >2 | セントポーリア賞(1勝クラス) 1着 | 1 |
>2 | 10 | ホウオウビスケッツ | 3 | フリージア賞(1勝クラス) 1着 | 7 | |
3 | 2 | メタルスピード | 8 | 1勝クラス(中山芝1600m) 1着 | 1 | |
2022(稍重) | 1 | 1 | ビーアストニッシド | 5 | 共同通信杯(G3) 3着 | 8 |
>2 | 12 | アライバル | >2 | 京成杯(G3) 4着 | 1 | |
3 | 3 | サトノヘリオス | 6 | ホープフルステークス(G1) 13着 | 3 | |
2021(重) | 1 | 14 | ヴィクティファルス | 3 | 共同通信杯(G3) 2着 | 7 |
>2 | 6 | アサマノイタズラ | 7 | 水仙賞(1勝クラス) 4着 | 1 | |
3 | 10 | ボーデン | 1 | 未勝利戦(東京芝1800m) 1着 | 1 | |
2020(良) | 1 | 7 | ガロアクリーク | 6 | 水仙賞(1勝クラス) 4着 | 6 |
>2 | 3 | ヴェルトライゼンデ | 1 | ホープフルステークス(G1) 2着 | 3 | |
3 | 9 | サクセッション | >2 | ジュニアカップ(LR) 1着 | 1 | |
2019(良) | 1 | 9 | エメラルファイト | 10 | 白梅賞(500万) 1着 | 3 |
>2 | 1 | ファンタジスト | 1 | 朝日フューチュリティステークス(G1) 4着 | 3 | |
3 | 10 | ディキシーナイト | 7 | クロッカスステークス(OP) 1着 | 1 | |
2018(良) | 1 | 8 | ステルヴィオ | 1 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着 | 3 |
>2 | 5 | エポカドーロ | 3 | あすなろ賞(500万) 1着 | 1 | |
3 | 12 | マイネルファンロン | 6 | フリージア賞(500万) 2着 | 4 | |
2017(良) | 1 | 10 | ウインブライト | 5 | 若竹賞(500万) 1着 | 1 |
>2 | 8 | アウトライアーズ | >2 | ひいらぎ賞(500万) 1着 | 1 | |
3 | 7 | プラチナヴォイス | 6 | きさらぎ賞(G3) 4着 | 3 | |
2016(良) | 1 | 1 | マウントロブソン | 4 | あすなろ賞(500万) 1着 | >2 |
>2 | 4 | マイネルハニー | 5 | フリージア賞(500万) 1着 | 3 | |
3 | 10 | ロードクエスト | 1 | ホープフルステークス(G2) 2着 | 1 | |
2015(良) | 1 | 1 | キタサンブラック | 5 | 500万(東京芝2000m) 1着 | 9 |
>2 | 6 | リアルスティール | 1 | 共同通信杯(G3) 1着 | 3 | |
3 | 8 | ダノンプラチナ | >2 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着 | 1 | |
2014(良) | 1 | 2 | ロサギガンティア | 3 | 500万(東京芝1800m) 1着 | >2 |
>2 | 4 | アジアエクスプレス | 1 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着 | 4 | |
3 | 10 | クラリティシチー | 4 | セントポーリア賞(500万) 2着 | 1 |
競馬が変わってきたことで、(G1の賞金増額や海外の高額賞金レースの存在)G2スプリングSのレースの格も落ちています。
このレースだけでなく、いわゆる皐月賞トライアルの価値低下は顕著で、ここ10年の皐月賞での勝ち馬は、
弥生賞組=0頭
若葉S組=0頭
スプリングS組=1頭エポカドーロのみ。
とはいえ、これは先の話なので、ここで”勝ち負けとなり得る”有益なデータを載せます。
1~2着馬には例外がありません。
3着馬に例外が2頭で、ともにここがキャリア6戦目でした。
◆新馬勝ち直後の1戦1勝馬も厳しいし(スティンガーグラス)、既に6戦以上を消化している馬も厳しい(ウォーターリヒト、ジューンテイク、ドリーミングアップ)というデータが残っています。
◆G1以外で5着がある馬は…
4着までが許容範囲で、それ以下の敗戦があった馬は、1~2着馬に各1頭ずつ、3着馬に2頭なので、ジュンゴールドには気になるデータです。
過去10年で1番人気で勝ったのはステルヴィオだけ。
とはいえ、2着なら4頭いますし、1番人気が勝たなくても、5番人気以内にまで網を拡げると8割が勝っており、やはり、G2・伝統のスプリングSの格は保たれていると言って良いでしょう。
G2スプリングSには14頭の登録がありましたが、出走するのは10頭に留まっています。
回避した4頭にはそれぞれに思惑があり、このあたりがトライアルの意味と言っても良いでしょう。
有力馬に故障がなく、ここまでこれたのは何よりですので、各馬の最終追い切りを見ていきましょう。
3戦1勝で格下の身ですが、「せっかく出れるんだから」。
出れそうだという情勢もあり、中間、特に先週の調教は負荷をかけたもので、ここに向けての意気込みを感じます。
【今週の追い切り】
≪木曜日に≫美浦ウッド良馬場で併せ馬 横山和騎手を背に
【68.2-52.4-37.8-11.7】
脚取り確かで軽快。中間も含めて、【良い、陣営の想定以上】と言えます。
私の評価は高くないですが、買えるか、買えないかの〝モノサシ馬”です。
ずっと使われてきていますし、先週に長目から負荷をかけていますので、今週はそこまでやらなくても大丈夫。
【今週の追い切り】
栗東坂路不良馬場で併せ馬 幸騎手を背に
【53.6-39.0-25.2-12.5】
使い詰めもデキ落ちはないと判断できるほど動きキビキビ。
坂を登りやすいように走っており、学習能力、ひいては現状の完成度が高いと評価できます。
≪モノサシの役割果たせる≫
計画的に負荷をかけており、今週で完成という青写真。
【今週の追い切り】
美浦ウッド重馬場で併せ馬 原田和騎手を背に
【78.0-63.8-50.6-37.1-12.2】
追い出すと鋭い伸びで、並走馬を置き去りにしています。
意気込みを感じさせる追い切りで、【確実に大幅に良化】しており、調教だけの順位をつければこの馬が一番です。
中間、もっと速い時計を出して欲しかったですが、量は十分に足りています。
【今週の追い切り】
美浦坂路重馬場で併せ馬
【52.7-38.0-24.8-12.3】
時計は上々、手応えも上々、終い重点に弾けています。
中間の質・量はかなりのやる気を感じるほどで、先週までの調教という観点ならばこの馬が一番。
【今週の追い切り】
栗東CW不良馬場で3頭併せ
【84.6-69.0-53.7-37.6-11.8】
静の追い切り、過不足なしといったところですが、先週までに比べるとやや拍子抜けの感があり、もしかしたら、やり過ぎてピークを越えてしまったのかも。
年明けに新馬を勝ってここに臨む素質馬で、中間は考えて調整されています。
【今週の追い切り】
美浦芝重馬場で併せ馬
【68.9-53.1-38.4-11.6】
中間も我慢させて終いに切れ味を発揮できるような調教でしたが、最終追いもそうでした。
頭が上がったり、すぐに反応できなかったりと若さが残る内容でしたが、もっと時計はつまったでしょう。
ただ、ちょっと馬体が薄い感じがします。
レース間隔を考えると理想的な中間の調教。
【今週の追い切り】
美浦ウッド重馬場で併せ馬 松岡騎手を背に
【68.5-52.8-37.7-11.3】
推進力があってラクに先着。
手応えに余裕もありました。
トータルで良い追い切りが出来たと言えます。
中間の質・量ともに合格点。
【今週の追い切り】
美浦ウッド重馬場で3頭併せ
【82.8-67.2-52.0-37.4-11.8】
時計は出ていますが、これはコーナーを廻る際にショートカットした分なので飛びつくわけにはいきません。
併せて遅れていますし、全体的にちょっと疑問が残る追い切りでした。
中間の内容がしっかりしています。
【今週の追い切り】
美浦ウッド重馬場で併せ馬
【84.3-67.8-52.6-38.1-11.4】
まず馬のシルエットが良いですね。
終い切れていますし、相手に合わせて走っていたなを感じさせますので、もっと上があります。
【完全に良いと言い切れる】
長目から意欲的な調教が目立った中間でした。
この馬も、「重賞に使える喜び」、だからこそ、「悔いのない仕上げ」をヒシヒシと感じます。
【今週の追い切り】
栗東CW不良馬場で単走
【68.6-52.7-37.5-11.5】
時計も十分だし、外を廻ってのものなので、やはり、「重賞に使えるんだから悔いのないように」を感じます。
≪全体的に良い≫ですね。
追い切りのコメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
調教だけを評価するとこの4頭となります。
お気づきのように、この中には人気どころが入っていません。
そのため、面白い、都合が良いと言えます。
10頭立てとなったことで、配当的にもますます人気馬からは買いづらいレースとなりましたけども、興味深いレースとなった点に好感が持てます。
スプリングステークス2024で注目すべき馬を紹介します。
京成杯の大敗は嫌なデータですが、重賞を経験できたことは大きい。
シックスペンスの存在もあって、この馬の単勝が3倍と言うことはありますまい。
京成杯組重視というスタンスとなります。
現実に3着しているわけですし、デビューからずっと石川裕紀人騎手が乗っているのも好感。
・シックスペンスが3番手。
もちろん、実はすごく強い可能性もありますが、人気との兼ね合いを考えたら、〝この馬が強かったら仕方ない”と達観できる存在でもあり、なんにせよ、時計とか、レースレベルの裏付けがないので、大敗したとて驚きはしません。
・チャンネルトンネル
渋太さが身上で、松岡騎手ならうまく立ち回って、力を出し切ってくれる計算も立ちます。
有力馬には入れませんでしたが、個人的に注目している穴馬を2頭紹介します。
この馬を穴と言って良いのかはわかりませんが、総合力を買ってこの位置での期待。
記録はいつか破られるものなので、1戦1勝だからといって狙いを下げる必要はありません。
ただし、ニュアンスとして、そこそこ以上の人気になるかもしれませんが、この馬は〝穴馬”です。
積極的に買いたいのはこの馬の単勝であり、WIN5です。
WIN5の最終関門なので、この馬を1頭にして、WIN4まで来ていたら単勝を買わずにそのまま見る、WIN5が終わっていたら、この馬の単勝というスタンスで良いのでは。
単勝を買いたいとは思いませんが、◎との馬連、◎→〇の馬単は買いたいところ。
オッズ次第ですが5倍以上はつくでしょうからワイドも買うべきでしょう。
◎や〇の馬券を買って、この馬が強ければ仕方がないというスタンスで良いのではと思っていますが、順番をつければ3番目ということです。
この馬も◎△のワイドでやや食指が動きます。
積極的に買いたいとは思いませんが、どんな展開になっても頑張ってくれそうだという意味ではパフォーマンスレベルを計算できます。
いろんなことに目をつむって単勝を買うのはあり。
ですが、やっぱり、オッズが気になり、見合うとは思えないのですが…。
追い切りのコメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
調教だけを評価するとこの4頭となります。
お気づきのように、この中には人気どころが入っていません。
そのため、面白い、都合が良いと言えます。
10頭立てとなったことで、配当的にもますます人気馬からは買いづらいレースとなりましたけども、興味深いレースとなった点に好感が持てます。
以上、スプリングステークス2024の予想でした。
中心は◎と〇。
もちろん、印の馬に3連単で買ってもらっても良いですが、まずは◎の単勝と◎〇のワイドが本線となります。
他にもスプリングステークス2024の予想が欲しい方は、よく当たる無料予想を競馬予想サイトランキングに載っているすべてのサイトでもらえます。プロの予想を見てすり合わせることで勝率が上がるかも知れませんね。
]]>今回はフィリーズレビュー2024を徹底予想します!
買い目から注目ポイントまで独自考察しています。
競馬歴22年の猛者のよく当たる予想をご覧ください。
開催日時 | 2024年3月10日(日) 15時35分発走予定 |
グレード | G2 |
開催競馬場 | 阪神競馬場 11R |
コース | 芝1,400m |
性齢 | 3歳以上 オープン |
1着賞金 | 5200万円 |
トライアルもたけなわ。
牝馬路線では先週にチューリップ賞が行われましたけども、今週は阪神競馬場、芝1400mにてG2フィリーズレビューが行われます。
3着までに入れば、G1桜花賞の優先出走権が与えられますので、「桜花賞に出たいけれども賞金が足りていない馬」にとっては、是が非でも権利を取りたいわけです。
今年のメンバーではカルチャーデイ、コラソンビートとドナベティ以外の全馬がそれに該当します。
また、例年はチューリプ賞が少頭数(今年は16頭立て)で、こちらが多頭数、特に登録22頭とかでフルゲートになるのがだいたいのパターンなのですが、今年のフィリーズレビューは登録馬が17頭に留まっていますので、出ようと思えば、全馬が出走することができます。
なぜ今年はそういう構図になったのか?
これは言うまでもありません。
暮れのG1阪神JF3着で、同じ1400mの京王杯2歳Sを2歳レコードで制した『コラソンビート』が早目に栗東入りして万全の構えでの出走を示しているからですね。
すべての陣営が、「どうしても桜花賞に出たい」と思っているわけではないですけども、「一生に一度しか出れない舞台だし、桜花賞に出走した」となれば拍が付きますので、出来得る限り桜花賞に出たいと思っているのは皆そうです。
ですが
「コラソンビートがいる以上は、残りの席は2つ」
「コラソンビートを力で負かすのは難しいから、だったら他のレース(特に自己条件)にしようか」ということで、登録頭数が例年に比べて減っているわけです。
これを、当のコラソンビートの側から考えると、
・本気で桜花賞を勝ちたいなら、同じ距離で間隔が1週長く開けられるチューリップ賞
・(阪神JFで後れをとった2頭だけでなく、他にも強いのがいるので)渾身一滴で本番直行
という選択肢もあったのですが、それよりも、
『得意な距離で相手も強くないフィリーズレビューでまずは5200万円をもらおう』
ということなんですね。
◆意識の高い皆様は既にご存じかもしれませんが…
桜花賞で勝てるのならば、それが最良でこんなに良いことはない(賞金も1億4000万円ですしね)。
ですが、当然ながら、相手も強くなるし、相手も本気なため、そこそこ以上に強いコラソンビートと言えども、桜花賞で勝てるとは(この馬のファン以外は)言えないし、2着になることさえそう簡単ではないかもしれない。
桜花賞で2着ですと5600万円なのですが、それさえ確実とは言えない、だったら、それよりも確率が高く、5200万円と遜色のないお金をもらえるフィリーズレビューで一儲けさせてもらいましょう。ということで、ここに出走してくるわけです!
また、コラソンビートはビッグレッドファームの生産馬ですから、余計にそう考えたであろうことは簡単に察しがつきますね。
今回もしっかり能力評価&構図をみていきましょう。
・しっかり把握できていること
・追い切り=現状の力出せるか
【正統派】で競馬に接していれば自然と結果は出ます。
そんな今年のフィリーズレビューは登録馬が17頭にとどまっていますので、全馬をみていきましょう。
1200mばかりを5戦使ってきて今回が初の1400m戦。
賞金が1000万円ですから、桜花賞への出走が確定しているとは言えません。
今までのレースぶりからも、血統的にも1400がダメとは思えませんが、買うにはもう一押し何かが欲しい、そんな存在です。
2戦1勝でともにダート1400mを使っています。
ただ、未勝利勝ちの時計、内容は評価できますし、芝がダメとも思えません。
普通に考えれば、負ける確率は98%以上ありますけども、バッサリ切るには惜しいとも思える存在ですね。
5戦2勝で赤松賞でステレンボッシュと差のない競馬をしていますから、そこそこやれておかしくない、穴馬を探すならば、この馬より上と判断できるかという、“隠れたモノサシ”的な存在です。
前走を見る限り、1400mの方が良いような気もしますが、今回は阪神の内回りですので、積極的に買いたいとは思えません。
ファンタジーSを勝っていますので、この馬は桜花賞に出れます。
ただ、阪神JFが16着だったように、本当の一線級とは勝負になっておらず、”桜花賞が本番だからここを緩く仕上げて”ではなく、出来得る限り組みしやすいここで少しでも上の着順(=お金)をというのが、この中間の調整に表れています。
4戦1勝で自己条件なら勝てる馬です。
「出れそうなのでどうせなら使いたい」というわかりやすい意気込みでもあるので、買うか買わないかは、単純にこの馬が足りるかどうかを考えるということで良いでしょう。
既に述べておりますが、この馬が【最有力】であり、ここに入れば力が一枚抜けていますので、仮に負けたとすれば、(よほどのことがない限り)横山武騎手の評価がガタ落ちします。
2月20日の段階で、栗東に移動しており、陣営からすれば“順調で、出来ることはすべてやっている”という文句のない経緯ですね。
本賞金こそ1000万ですが、ファンタジーS3着、阪神JF5着とそこそこ以上に能力があり、いわゆる”相手なりに走れる・馬主孝行タイプ”です。
今回も大崩れは考えづらいですが、テンションが高い馬なので、そこをクリアしないといけません。
新馬戦を勝ったのは良いですが、その後がまったく相手にされておらず。
新人の吉村騎手を起用する想定ですが、これで勝てないまでも健闘できるのだったら、人馬ともにそうとうにすごい話です。
2戦1勝で賞金は当然、足りていませんが、陣営が能力を評価しており、28日の併せ馬が圧巻でした。
普通に考えれば、それでも足りないのですが、コラソンビート以外とならばそこまでの差はないのかもしれません。
3戦1勝、弥生賞ディープインパクト記念を人気薄コスモキュランダで制したデムーロが鞍上。
戦績的にはたいしたことないのだが、未勝利勝ちの時計、内容は評価でき、〝デムーロの勢いに乗って”みたいな発想はあり。
しかし、コラソンビートには敵うまい(それでも単勝は買えないと言っている)。
この馬は1600万の本賞金がありますので、桜花賞に出走することは出来ます。
普通に考えれば2番人気だし、仮に単勝で3番人気以下だとしてもコラソンビートとの組み合わせの馬券では売れるでしょう。
1400のペースでも追走に苦労しないでしょうから、単勝はどうかと思いますが、連の相手として無視できません。
5戦2勝、毎回好レースをしている。
キャリア的にも着実に戦力をアップさせている印象で、混戦の2番手争いにはこういうタイプが気になる。
時計ももっと短縮できるはずで、この馬も無視はできないという存在。
3戦1勝で逃げ脚に注目。
前走はバウンシーステップに完敗でしたが、力んで走っており、1秒の着差が力の差ではない。
逃げる候補の一頭でもあり、点数、資金に余裕があるならという存在。
こぶし賞では逃げているが、テンに速い脚のあるタイプではない。
「せっかく出れるんだし力試しの一戦」は本音で、結果はどうあれ、力を出し切る競馬。
阪神1400で実際に勝っているのは強みでその時も17頭立て。
あくまで未知の魅力を買うというレベルを脱することは出来ぬが、馬自体は良くなっている。
福島、小倉と転戦しているように、相手を選んで勝ってきた馬。
常識的には買えないが、この馬のセールスポイントはセンスが良い点。
切れるという印象は受けないが、安定して伸びてくる馬でこの手のタイプは総合点が高い。
もうOP馬のこの馬にとって、使うレースはここしかないわけで、この馬にとって試金石の一戦となる。
阪神カップ(G2)、阪急杯(G3) など行われる、重賞でも比較的、馴染みのあるコースです。
阪神の芝1400mは内回りで行われます。
スタート地点は向正面のポケットで、最初の400メートルほどは直線なので枠順による有利・不利はなさそうに感じます。
内回りは起伏もなくゴール前まで緩やかな下り坂が続きます。
ゴール前200m地点から急に上り坂になり、高低差こそ1.8m程度ですが急勾配で中山競馬場の急坂とほぼ同じ角度です。
それまで順調に飛ばしてきた逃げ、先行馬がゴール直前で失速するシーンもよくある光景です
勝負所の3コーナーから直線途中までが下り坂になっており、過度にスピードがつきやすいことも忘れてはなりません。
勢いに乗っての外から、もしくはバラけた馬群のインを突いての差しがかなり決まる印象ですね。
年度(馬場) | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023(良) | 1 | 12 | シングザットソング | 1 | エルフィンステークス(LR) 3着 | 5 |
2 | 15 | ムーンプローブ | 7 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 17着 | 14 | |
3 | 9 | ジューンオレンジ | 11 | かささぎ賞(1勝クラス) 5着 | 2 | |
2022(良) | 1 | 4 | サブライムアンセム | 2 | 未勝利戦(中京芝1600m) 1着 | 1 |
2 | 2 | ナムラクレア | 1 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 5着 | 6 | |
3 | 6 | アネゴハダ | 4 | 1勝クラス(阪神芝1400m) 1着 | 1 | |
2021(良) | 1 | 5 | シゲルピンクルビー | 8 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 17着 | 11 |
2 | 8 | ヨカヨカ | 2 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 5着 | 10 | |
3 | 13 | ミニーアイル | 11 | あざみ賞(1勝クラス) 1着 | 1 | |
2020(稍重) | 1 | 5 | エーポス | 5 | エルフィンステークス(LR) 4着 | 8 |
2 | 7 | ヤマカツマーメイド | 2 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 5着 | 7 | |
3 | 6 | ナイントゥファイブ | 12 | 千両賞(1勝クラス) 4着 | 5 | |
2019(稍重) | 1 | 1 | ノーワン | 12 | 未勝利戦(京都芝1600m) 1着 | 4 |
1 | 6 | プールヴィル | 3 | 紅梅ステークス(LR) 2着 | 1 | |
3 | 15 | ジュランビル | 6 | 万両賞(500万) 1着 | 2 | |
2018(良) | 1 | 10 | リバティハイツ | 8 | 500万(京都芝1400m) 2着 | 1 |
2 | 9 | アンコールプリュ | 2 | つわぶき賞(500万) 1着 | 3 | |
3 | 2 | デルニエオール | 5 | 500万(京都芝1400m) 1着 | 5 | |
2017(良) | 1 | 16 | カラクレナイ | 2 | 万両賞(500万) 1着 | 1 |
2 | 15 | レーヌミノル | 1 | クイーンカップ(G3) 4着 | 3 | |
3 | 13 | ゴールドケープ | 6 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 6着 | 14 | |
2016(良) | 1 | 2 | ソルヴェイグ | 8 | 500万(京都芝1400m) 5着 | 1 |
2 | 9 | アットザシーサイド | 1 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 5着 | 4 | |
3 | 7 | キャンディバローズ | 2 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 9着 | 5 | |
2015(良) | 1 | 17 | クイーンズリング | 1 | 菜の花賞(500万) 1着 | 2 |
2 | 13 | ペルフィカ | 7 | こぶし賞(500万) 1着 | 2 | |
3 | 10 | ムーンエクスプレス | 2 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 4着 | 12 | |
2014(良) | 1 | 1 | ベルカント | 2 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 10着 | 3 |
2 | 12 | ニホンピロアンバー | 13 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 17着 | 14 | |
3 | 14 | エスメラルディーナ | 6 | ジュニアカップ(OP) 1着 | 1 |
G1の賞金が増額されていることで当然の流れなのですが…
前年の阪神JF出走馬が43頭出走しています。
【 2 7 4 30 】
18年を除く9年で、ここから1頭は1~3着馬が出ています。
なお、阪神JFで最先着だった馬(今年はコラソンビート)の成績は、
5,3,2,2,10,1,2,2,2,6着ですから、
思ったほど勝っていないとも言えるし、キッチリと2着には持ってきているとも言えます。
前年の阪神JFに出走していた1~3着馬の大体の共通点は
1,1400m以下で、1勝以上かつ6着以下が1回以下
2,1500m以上で1~5着が1回以上
1~3着に17頭います。
目安としては前走が、
1,12月以降
2,1400m以上の芝を使っている
3,1勝級で0秒3以内か、OPで1~5着。
なお、芝での勝利経験も欲しいですね。
年明けにデビューした馬は8頭いましたが、3,4番人気に推された1頭ずつを含めて最高着順が4着です。
新馬を強い内容で勝って2戦目がここですみたいな馬は、キャリアの壁に阻まれると言うことでしょう。
同じ1400mのファンタジーSに出走していた馬は、
【 1 4 6 24 】の成績。
そのうち
【 1 3 5 14 】が1~5着馬の成績なので、6着以下ではデータ上、相当に厳しい数字が残っています。
フィリーズレビューには17頭の登録がありましたが、出走するのは15頭に留まっています。
回避した2頭にはそれぞれに思惑があり、このあたりがトライアルの意味と言っても良いでしょう。
有力馬に故障がなく、ここまでこれたのは何よりですので、各馬の最終追い切りを見ていきましょう。
暮れの中京2歳S以来。先週までで速い時計を3本と十分過ぎる臨戦過程。
【今週の追い切り】
栗東CW重馬場で単走 藤岡佑騎手を背に
【70.5-54.0-37.9-11.1】
道中は楽走、追いだしてからがシャープ。
量としては先週までで十分なので終い重点にした意図がわかる。
順調どころか順調以上。
先週の長目がやる気を感じる内容。
【今週の追い切り】
栗東坂路重馬場で単走
【54.5-38.6-24.6-12.2】
やればもうちょっと時計は出たかなと印象。
そうはいってもm力強い脚捌きで十分に合格点を与えることが出来ます。
中間は軽い時計に終始。
まだこの時期の3歳牝馬なため、過度の負荷をかけることは得策ではないという判断なのでしょうが、ここにかける意気込みとしてはマイナスとなります。
【今週の追い切り】
美浦坂路重馬場で単走 杉原騎手を背に
【54.3-39.7-25.4-12.2】
全体的な評価としては、もっと攻めて欲しかったのですが、最終追いそのものは順調で体の使い方がしなやか。
≪総合点高い点数つけれぬ≫
先週の52.8は秀逸。今週も早い時計できっちりなら、信用出来る。
【今週の追い切り】
栗東CW重馬場で単走 酒井学騎手を背に
【50.9-36.8-11.2】
素軽い動きで四肢がスムーズに伸びている。さらに走りに余裕、余力があり【好調教】
中3週で先週までで長目を2本と意欲的。
【今週の追い切り】
栗東坂路重馬場で単走
【54.5-39.8-25.3-12.2】
オーバーワークを避けるために坂路で時計も抑え気味に。
先週までで実質的に仕上がっているので、これで十分。
プール併用。トレセンで出した時計は不満だが、牧場でもかなり乗っている。
いわゆる〝栗東留学”
【今週の追い切り】
栗東坂路重馬場で単走
【51.7-38.4-25.7-12.4】
ストライド良し。先週までで出来ており、これで十分。
テンションが高くなる気性を考慮しての調整。
【今週の追い切り】
栗東坂路重馬場で併せ馬 鮫島駿騎手を背に
【54.5-39.4-25.0-12.2】
鋭い。ラスト1Fで追い出されると伸びが上々。
【本気の仕上げ】
ディリー杯以来なのでもうちょっと数も質も良くしてもらいたかったが…
【今週の追い切り】
栗東CW重馬場で単走
【50.3-36.2-11.2】
今週の動き自体は良かったですが、トータルで言うと、調教総量が足りていない感じで、高い評価は出来ない。
中2週なので先週の15ー15と今週で。
【今週の追い切り】
栗東坂路重馬場で併せ馬 Mデムーロ騎手を背に
【8-39.2-25.8-13.0】
悪くない走り、内容なのだが、特筆すべきとものはない。
先週のCW80秒2が圧巻。
【今週の追い切り】
≪木曜に≫栗東坂路やや重馬場で単走
【52.5-37.6-24.2-12.1】
「無理せずにこの時計」で、先週からの良い感じをキープできている。
【好調教】で出来十分。
中間の質・量とも十分。
【今週の追い切り】
栗東CWで単走 川田騎手を背に
【53.9-37.5-11.4】
走りが素軽く上々。前肢がスッとスムーズに出ている点に好感。
今回が5戦目で前走から中2週となることで、先週の坂路52秒4が立ち上げは妥当。
【今週の追い切り】
栗東坂路重馬場で単走 永島騎手を背に
【55.4-39.0-24.3-11.7】
終い重点。活気溢れる姿で、元気一杯。
この馬なりに状態は良い。
2週間の放牧を挟み、ウッドと坂路で乗り込む
【今週の追い切り】
栗東坂路重馬場で単走 渡辺調教師が乗り
【53.2-38.7-24.9-12.4】
感触を確かめながら、仕掛ける。
全体量は足りており、動きにも活気感じるので、これで十分でしょう。
坂路で時計6本を消化。
入念というか丁寧に乗りこんでいる。
【今週の追い切り】
栗東坂路重馬場で単走 長谷川教師が乗り
【51.9-38.0-24.3-11.9】
速い時計が不足しているなと感じていたので、これだけの時計を出せたことは良かった。
いわゆる、”この一追いで整った”というやつ。
中間は長いところから速い時計を1本。
【今週の追い切り】
栗東坂路重馬場で併せ馬 田中健騎手を背に
【51.2-37.5-24.4-12.1】
速い時計で駆けているのに、終いもしっかり。
上々と言って良く、評価を下げる必要はない。
普段は有力馬2頭紹介しているのですが、今週は一頭の紹介となります。
有力馬【コラソンビート】
これはもう負けられないというよりも、負けると非難される存在。
なので、有力馬を1頭としましたし、相手探しの一戦であり、あとはどう買うかの問題。
この欄では2着候補を。
【バウンシーステップ】
走るたびに進化を感じさせていることに好感。
イメージとしては、コラソンビートが1馬身以上抜け出した2番手争いなので、混戦に強いタイプを買いたいから。
【ドナベティ】
馬単で1点で買うとなると、バウンシーステップかこの馬。
ただし、賞金が足りている分、この馬を下に見ました。
有力馬には入れませんでしたが、個人的に注目している穴馬を2頭紹介します。
1400の方が良い感じもしますし、もっと時計も詰まるはず。
あくまで3連単で買う相手の一頭ではありますが。
適度に前に行けるので、やはり有利。
武豊騎手なら権利取りに徹した乗り方も期待できることで、2番手争いの混戦の中にいてもなんらおかしくはない。
1倍台、それでも牝馬なので1,7倍付くかなとも思えますが、単勝は買いづらいですが、WIN5は1頭で買わないといけません。
馬単で買おうが、3連単で買おうが、当然、1着固定です。
この〇は〝本命を負かし得る”という本来の印の意味ではなく、単なる2番手という意味。
〇と同様に▲も嵌れば勝つまであるという本来の単穴の意味ではなく単なる3番手と言う意味です。
この2番手、3番手が馬単1点で相手とするには心許ないことで3連単で相手4頭で買うべきレースだと考えています。
△の2頭を加えた4頭が◎コラソンビートの相手で、コラソンビートを1着固定で買いますから計12点。
追い切りのコメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
・文句なしに良いと思えた馬
シカゴスティング、ドナベティ。
どっちが上かは甲乙つけがたい。
・コラソンビートのデキも十分なので、やはり、コラソンビートからの馬券となります。
【馬単】
コラソンビート → シカゴスティング、ドナベティの2点
【3連単フォーメーション】
1着コラソンビート
2着シカゴスティング、ドナベティの2頭
3着シカゴスティング、ドナベティの2頭+カルチャーディ、ロゼフレアの2頭で計4頭
これなら、(6点)となります。
以上、フィリーズレビュー2024の予想でした。
私の本筋はWIN5を1頭でクリアすること。
なので、フィリーズレビューそのものは3連単で12点で遊ぶような感覚です。
1.7倍付くなら(確定したら1.5倍でしたでも仕方ない)、単勝でも良いかなと思えていますが、これは私のスタンスなので、皆様は資金と自分の気持ちに準じた買い方をして欲しいと思います。
他にもフィリーズレビュー2024の予想が欲しい方は、よく当たる無料予想を競馬予想サイトランキングに載っているすべてのサイトでもらえます。プロの予想を見てすり合わせることで勝率が上がるかも知れませんね。
]]>今回は弥生賞ディープインパクト記念2024の予想を公開!
買い目から注目ポイントまで徹底的に考察しています。
競馬歴22年の猛者のよく当たる予想をご覧ください。
開催日時 | 2024年3月3日(日) 15時45分発走予定 |
グレード | G2 |
開催競馬場 | 中山競馬場 11R |
コース | 芝2,000m |
性齢 | 3歳以上 オープン |
1着賞金 | 5400万円 |
中山競馬も2週目、今週はかつて”王道”と言われた伝統の弥生賞ディープインパクト記念が行われます。
このレースは皐月賞に向けたトラアイルレースで3着までに皐月賞への優先出走権が与えられること、現在の競馬は「なるべく数を使わずに消耗を抑えること」が主流となっているため、この弥生賞ですら、”ムダ撃ち”と言われておりますけども、そんなことを言えるのはイクイノックスとかコントレイルくらい強ければの話で、今年の3歳牡馬にそこまでの存在はいません。
また、なぜ、このレースが”王道”と言われていたかと言うと(今でも王道と言う人はいる)
1、皐月賞と同じコース、同じ距離なこと。
2、弥生賞を使うと、皐月賞までが中5週、そして皐月賞からダービーまでも中5週となることで、皐月賞だけでなくダービーまでもを見据えた素質馬が使ってくることが多かったから。
ですね。
ただし
今年もそうですが、弥生賞は少頭数でスローのヨーイドン、本番・皐月賞はフルゲートの多頭数で行くだけ行く消耗戦となることが多いため、同じ中山競馬場、同じ2000mで行われるといっても、レースの質が180度違ってくることを覚えておいて損はないでしょう。
かつてのダービー馬ウイニングチケットがもろにこのパターンですね。
いつも言うことですが、とにかく大事な基本なので何度でも言います。
「能力評価&構図」これがしっかり把握できていること。
追い切り=現状の力出せるか。
【正統派】で競馬に接していれば自然と結果は出ます。
1着賞金5400万円のG2レースですし、牡馬クラシック第一弾G1皐月賞なんですから、有力馬は特に、『100点ではないけども、十分に走れる状態』で出てきます。
また、1~3着馬までにはG1皐月賞への優先出走権が与えられますので、賞金の足りない馬にとっては大きな意味を持つレースで、“勝つことを度外視してでも3着を外さない”そういう乗り方をしてくる陣営も出てくることも頭に入れておいてください。
近年の傾向通り、有力馬(特にノーザンファーム)のレースの使い分けとして走り、本番で雌雄を決すればよく、その前につぶし合いをする必要はないといった内容。
本番までは仲良く賞金を分け合いましょうねといった談合とまでは言いませんが、スポーツマンシップにはのっとっていない精神がここでも行われます。
※筆者は相撲でいう”人情相撲”とか、政治家の裏金は良くないが、数は力、力は金 といった格言が好きなので(注・田中角栄、金丸信、小沢一郎が好き)、ノーザンファームの使い分けはすごく理解できるしだからこそ馬券で儲けることも出来ている(先週は3000円買ってWIN4、中山最終で当初の予定をかえたことで馬単を取り逃がしてしまいましたが 当然、1点買い)、そのように思っています。
◆そんな今年の弥生賞は登録馬が12頭にとどまっていますので、全馬をみていきましょう。
2戦目にホープフルSに挑戦し、出遅れながらも4着に追い込んでくる。
ゆりかもめ賞は1番人気に推されるも7着と父ゴールドシップ同様にムラな面がすでに垣間見られ、父同様に「東京よりも中山が良いのでは」の見立てからのここへの出走。
意外性のある馬で、勝つまではイメージしづらいがこの馬から3連複で買うのは≪戦略として十分に成り立つ≫
ここに入れば戦績は並以下ですが、5戦すべてを芝のレースに使っているように目先の勝利にこだわっていない点が好感。
ここも、「中山の2000mだから」使ってくるわけで、少なくとも前走で対戦したコスモキュランダ(当方4着、相手は2着)とは差はない。
京都2歳S(14番人気で8着)に駒を進めてはいるが、基本的には前述エコロレイズと戦績も能力も大差がなく、タイプが似ている。
出遅れが多いことが懸念材料。
ダートからホープフルSでいきなり3着(13番人気)し、若駒Sを楽勝しているように、もっと上がありそうな馬。
ダートとはいえ、あのフォーエバーヤングを相手に勝ちに行く競馬をしているように(結果は0.3差の2着だが後続には8馬身の差をつけている)、元値が確かなこと、既にほぼほぼ賞金が足りていること、音無師がゴーサインを出したことがポイントとなる。
新馬を勝ち、東京SP杯(2着)して休養、ここからと今どきの使い方。
時計にインパクトはないが、2戦ともにすんなりと番手に収まれていることがセンスが高い証拠。
元値が弥生賞馬に相応しいかは別だが、今回も少頭数なので、この馬のセンスが生きる可能性はある。
今回がキャリア5戦目で、負けてはいるが新潟2歳S、ホープフルSと重賞経験も十分。
「キャリアを生かして馬券圏内に食い込みました」が可能な存在で、シュバルツクーゲルもそうだが、この馬の賞金では皐月賞に出れないことが濃厚なため考えて乗ってくることは確実。
この馬が1番人気で、この馬が勝てるのかをまずは考えるべき。
新馬、京都2歳Sを勝ち、ホープフルSが4角で膨れながらも2着を確保とまだまだ粗削りなところが不安点でもあり、伸びしろと言う意味での期待でもある。
既に負けを経験しており、賞金も足りているため、中間の調教も先を見据えたものになっているが、元値でこの馬の上を行き得るのはダノンエアズロック、おまけでトロヴァトールだけというメンバー構成なので恥ずかしい競馬にはならないでしょう。
モーリスの仔で姉にプリモシーンと筋の通った血統。
テンが緩かったとはいえ、アイビーSの上り32秒7はとにかく秀逸。
シンエンペラーとは対照的に賞金が足りないことからか、速い時計を出して負荷をかけてきており、本気度という観点からもこちらに食指が動く
2戦とも中山2000mで今回も中山2000m。
どちらも中山で33秒台の上りの脚を使っているように、中山の走り方を知っているようにさえ感じる。
単勝を買える一頭だが、この馬も皐月賞出走への賞金が足りていないことで、3着に終わるくらいだったら、4着以下に負けて青葉賞に向かった方が良いのではと思わさせられる存在でもある。
新馬を勝って京成杯(12番人気で5着)へ。
まだ評価できるキャリアではないが、ここでは逃げの手に出ての好走を期待できないわけではない。
2戦2勝。前走で負かしている、エコロレイズ、コスモキュランダよりははっきりと上と言うことが出来、伸びしろを感じさせる走りから単勝を買える馬。
その前走にしても内にモタれていたので、さらにの時計短縮、パフォーマンスレベル向上は可能。
不良馬場だったので時計は度外視出来るし、勝ちっぷりが良かった。
あのサイレンススズカもそうだったが、弥生賞は1勝馬でも出れることが多いので、完全に、「どれだけやれるかみてみたい」からの挑戦。
ただし、そうしてみたいと思わせるだけのものがこの馬にはある。
ホープフルS、皐月賞と同じコースですし、牝馬の紫苑Sも行われるのが中山2000mです。
右回りで、内回りコースを使用。
コーナーを4回まわる小回りコースです。
スタートから1コーナー途中まで約5mの上り坂を上ったら、そこから、向正面まで約4mの下り坂というメリハリといいますか、パンチの利いたコース。
それに加えて、最後の直線の長さは310mと短いものの、途中に約110mの間で約2.2mを駆け上がる2度目の急坂が待ち受けることで、タフなレース(昨年の皐月賞が好例)となることが多く、コーナーを回る器用さ、坂をものともしないパワーが重要なコースで、展開に恵まれて逃げ切ることが出来ましたというケースは少ないですね。
ただ、前述しているように、多頭数で激しくなることが濃厚な皐月賞と少頭数で緩くなることが多い弥生賞は別物。
弥生賞は、むしろホープフルS(の緩さ、これも昨年は別)に近いと思っていた方が良いでしょう。
年度(馬場) | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023(良) | 1 | 6 | タスティエーラ | 2 | 共同通信杯(G3) 4着 | 2 |
2 | 4 | トップナイフ | 1 | ホープフルステークス(G1) 2着 | 7 | |
3 | 2 | ワンダイレクト | 3 | 若駒ステークス(LR) 2着 | 3 | |
2022(良) | 1 | 10 | アスクビクターモア | 3 | 1勝クラス(中山芝2000m) 1着 | 1 |
2 | 7 | ドウデュース | 1 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着 | 3 | |
3 | 6 | ボーンディスウェイ | 9 | ホープフルステークス(G1) 5着 | 10 | |
2021(良) | 1 | 4 | タイトルホルダー | 4 | ホープフルステークス(G1) 4着 | 7 |
2 | 10 | シュネルマイスター | 2 | ひいらぎ賞(1勝クラス) 1着 | 1 | |
3 | 2 | ダノンザキッド | 1 | ホープフルステークス(G1) 1着 | 1 | |
2020(良) | 1 | 1 | サトノフラッグ | 2 | 1勝クラス(中山芝2000m) 1着 | 1 |
2 | 8 | ワーケア | 1 | ホープフルステークス(G1) 3着 | 2 | |
3 | 10 | オーソリティ | 3 | ホープフルステークス(G1) 5着 | 4 | |
2019(重) | 1 | 10 | メイショウテンゲン | 8 | きさらぎ賞(G3) 5着 | 5 |
2 | 5 | シュヴァルツリーゼ | 6 | 新馬戦(東京芝1800m) 1着 | 2 | |
3 | 8 | ブレイキングドーン | 4 | ホープフルステークス(G1) 5着 | 4 | |
2018(良) | 1 | 9 | ダノンプレミアム | 1 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着 | 1 |
2 | 8 | ワグネリアン | 2 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G1) 1着 | 1 | |
3 | 3 | ジャンダルム | 4 | ホープフルステークス(G1) 2着 | 4 | |
2017(良) | 1 | 11 | カデナ | 1 | 京都2歳ステークス(G3) 1着 | 3 |
2 | 10 | マイスタイル | 8 | こぶし賞(500万) 1着 | 2 | |
3 | 4 | ダンビュライト | 5 | きさらぎ賞(G3) 3着 | 2 | |
2016(良) | 1 | 11 | マカヒキ | 2 | 若駒ステークス(G1) 1着 | 1 |
2 | 10 | リオンディーズ | 1 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 1着 | 2 | |
3 | 4 | エアスピネル | 3 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着 | 1 | |
2015(稍重) | 1 | 4 | サトノクラウン | 2 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着 | 4 |
2 | 5 | ブライトエンブレム | 4 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 7着 | 2 | |
3 | 2 | タガノエスプレッソ | 10 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 6着 | 7 | |
2014(良) | 1 | 10 | トゥザワールド | 1 | 若駒ステークス(OP) 1着 | 1 |
2 | 11 | ワンアンドオンリー | 4 | ラジオNIKKEI杯(G3) 1着 | 7 | |
3 | 3 | アデイインザライフ | 2 | 京成杯(G3) 3着 | 4 |
■数多くのダービー馬を輩出している伝統のレースです。
意外かもしれませんが、1964年に1600の距離で始まりました。
その後は1800で行われ、現在は2000mで定着。
なお、現在の弥生賞ディープインパクト記念となったのは、2020年からです。
少頭数になることが多いレースなので、実績面でのハードルはそれほど高くありませんが、それでもやはり弥生賞。
芝1600m以上の重賞で5着以内、芝2000mのOP特別勝ち。
少なくともこのどちらかをクリアしていないと厳しい。
この例外は1,2着馬に各2頭ずつ、3着馬に1頭だけですから25/30が該当しています。
ただし、近年は人気だけ集めて消えていってくれていたいわゆる素質馬である1勝馬(あのサイレンススズカもそうでした)。
近5年に絞ると、3勝2着1回と抜群の成績で、バッサリとはいかなくなってきています。
ステップでは、G1に昇格後のホープフルS組が確実に上位争いをしており、やはりこの組を最上位に見なければいけません。
キャリア別では、連対数が、
【◎】なんとキャリア2~4戦までの馬で20頭中16頭を占める、驚異の8割というデータが残っています。
・また、さすがに甘くないなと感じさせるのは、
重賞以外で4着以下があった馬は1着馬に1頭、2着馬に1頭いるだけで3着馬にはゼロ。
これは大きな減点材料だと断じたいですね。
・連対最長距離が1800mに満たなかった馬
このデータも、弥生賞を勝とうと思ったら、普通に2000mを走っているし、きちんと結果も出してきているととらえるべきデータでしょう。
連対率は7割ですし、2着に負けた1番人気馬も格好はつけているという内容が殆どなので、やはり、“弥生賞で1番人気に支持されるほどの馬はそれだけのことがある”という見方をすべきでしょう。
相応以上の人気を集めるはずだった、サンライズジパングが右共トモに違和感があることでこのレースを回避します。
これにより11頭でのレースとなりそうですが、各馬の最終追い切りを見ていきましょう。
2月4日のゆりかもめ賞を使っていますし、ここがキャリア4戦目ですので、中間の調教もこんなもの。
【今週の追い切り】
美浦ウッドで併せ馬 横山琉騎手を背に
【82.6-66.6-51.9-37.8-11.7】
遅れたのは大きく追走した分。フットワークがす軽く思い通りの調整が出来ており、現状の力は出せる。
今回がキャリア6戦目となりますが、1月8日の前走から間隔が開いていることもあって、この中間は速い時計、本数共に入念と評価できるレベルです。
【今週の追い切り】
美浦ウッドで併せ馬 菅原明騎手を背に
【80.1-65.6-51.6-37.5-11.7】
一言で順調。いえ、順調以上ですね。
馬体に身が入ってきた感じで動きが力強く、この馬なりに良いことは明らか。
この馬もエコロレイズと同じレースからの臨戦です。
そのエコロと比べると、この中間は静かな調整。
【今週の追い切り】
美浦ウッドで併せ馬
【65.7-50.7-36.7-11.5】
一生懸命走ってはいますが、突っ張った感じの走りで成長途上。
調教面からの上積みと言うか、訴えるものはありません。
東スポ杯からとなるので、あと一本速い時計を出して欲しかった気もしますが、この中間はおしなべて予定通りと言えるでしょう。
【今週の追い切り】
美浦ポリトラックで併せ馬
【68.9-54.1-39.7-11.6】
動きはす軽い。ただ、最終追いももっと負荷をかけて欲しかったように思います。
これで十分と言うより、現状では、『これ以上できない』んだろうなと感じますね。
暮れのホープフルS6着からの参戦で、時計の出し方も順調、理想的。
【今週の追い切り】
美浦ウッドで単走 三浦騎手を背に
【83.6-67.6-52.8-38.2-11.9】
単走だが、併せると負荷をかけすぎると判断した感じ。
馬もそれに応える形で、迫力があって好気合。
≪これはかなり良い理想的≫
同じくホープフルS2着からの参戦。
中間に速い時計があと一本欲しかったとも思わせますが、そのぶん、数を積んでおり相殺できていると思います。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走 川田騎手を背に
【54.6-39.6-25.0-11.9】
全体時計は十分も、フットワークが重苦しい。
坂路は苦手なタイプなのかもしれませんが、まだ重いのかもしれず、シリウスコルトの抜群な感じと比較するとホープフルSでの着順が今回入れ替わっても不思議ありません。
10月のアイビーS以来。
もっと長目からの時計が欲しかった気はしますが、調教の総量は十分でしょう。
【今週の追い切り】
美浦ウッドで併せ馬 キング騎手を背に
【64.8-50.7-36.3-11.4】
実戦を想定した迫力のある併せ馬でした。
時計が速いのは馬場の内目を廻ったからで、そこまでの評価には値しません。
≪意欲感じるし悪くないが≫
次の句をつなげるならば、期待が大きいだけに、もっとやれるでしょ?という不満がやや残った最終追いでした。
葉牡丹賞を勝って2戦2勝。
この中間は質、量とも計画的に成長を促しながら来れています。
【今週の追い切り】
美浦ウッドで併せ馬
【79.5-64.2-50.6-37.0-11.6】
遅れはしましたが、時計速いしこれで十分。
良い調教が出来ました。
京成杯5着以来で、この馬も順調以上に来れています。
【今週の追い切り】
美浦ウッドで3頭併せ 内田博騎手を背に
【65.8-50.8-36.5-11.7】
脚捌きがシャープ。捕らえに行く表情がすごく良い。
エコロレイズとコスモキュランダを負かした1月8日の平場以来。
先週日曜にも時計になっているほど、この中間は熱心。
【今週の追い切り】
美浦ウッドで3頭併せ 横山武騎手を背に
【66.8-52.2-37.8-11.1】
加速してからの切れが凄い。実は一枚上の馬なのかもしれません。
≪驚愕の内容でこれが一番≫
新馬を勝っての二戦目で強い弱いの評価はしづらいが、この中間も順調。
【今週の追い切り】
美浦ウッドで3頭併せ
【70.8-55.4-40.1-12.0】
余力残しでフィニッシュ。疲れ残さず負荷もかけてと絶妙な調教でした。
追い切りのコメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
【文句なしに良いと思えた馬】
上記3頭で、順番をつけるならこの順。
シンエンペラーにはやや不満。
あとの馬はおしなべて順調という評価で良いでしょう。
馬券的には、シリウスコルトからのワイド、相手はファビュラススター、トロヴァトーレ。
単勝、WIN5を買いたいのは、ファビュラススター、トロヴァトーレ、ダノンエアズロック。
シンエンペラーの狙いは下げたい、消えることを期待したいという結論です。
中山記念2024の中でも特に有力な2頭を紹介します。
モノサシ=シンエンペラー、その上を行き得る、そして皐月賞・ひいてはダービーへの賞金が足りていないに該当するだけでなく、この馬もそうとうな素質馬ですから、十分に単勝、WIN5を買えます。
この馬もダノンエアズロックと同様の理由から。
弥生賞そのものは、パドック、返し馬を観てから、選べば良いので心配はしていないのですが、WIN5でこの馬も買うかどうかは他のレースの点数との兼ね合い次第となり、今すぐWIN5の買い目を決めろと言うことであれば、ダノンエアズロックを1頭で買いたいですね。
・シンエンペラー
3番手評価となりましたが、この馬がモノサシであり、もちろん勝っても何も驚かない実力馬です。
評価を下げたのは、既に賞金が足りていることと、中間の調教が明らかに先を見据えてのものだと明確だからであって、この馬を弱いとは思っていません。
・アドミラルシップ
意外性と言うか中山適正を買って。
ただ、もうちょっと馬場が悪いほうがこの馬に有利に働くイメージなので、まだまだ良い馬場でしょうから、期待の範疇は超えません。
有力馬には入れませんでしたが個人的に注目している穴馬を紹介します。
割と人気になってしまうかもしれませんが、私の中では4番手以下。
ですが、3連単、3連複、ワイドで買うなら名前を挙げておきたい素材。
権利取りに徹したときに、巧く立ち回れるのではという算段。
シャカリキに勝ちに行く競馬をしないだろいうという見込みが簡単に立つことも3着でも良いという馬券では大きな武器となります。
3.2倍以上つくならば単勝でもオイシイのではと感じています。
文脈で言うとトロヴァトーレなのでは?と感じられる方もいらっしゃるでしょうが、買いたい馬券が、ダノンエアズロック→シンエンペラーの馬単なので、この馬が〇でないとおかしいからです。
単勝を買い得る馬ですが、ダノンエアズロックとの比較で向こうが上、ダノンエアズロック → トロヴァトーレはちょっとリスクが高いかなと最終的に思えるからこの印になりました。
見限れません。十分に買える。
△の3頭はあくまで3着の欄で。
ダノンエアズロック→シンエンペラーでは決まらないと思えば3連複に置き換えて買うということで良いでしょう。
先週の中山記念において、やはりソールオリエンスは負けたし、エルトンバローズにしてもあんなもんだと思います(見立て通り、やっぱりインチキ臭い馬です)。
やはり、大きなイエスなのかノーなのか?
それを積み重ねていく。
弥生賞ディープインパクト記念では、
シンエンペラーは勝てるのか?
シンエンペラーを負かせる馬はいるのか?いるとすればどれなのか?
権利のない馬はどう乗ってくるのか?
これらに1つ1つ答えを出していく。
地味かもしれませんが、こういうことを繰り返すことによって、あなた自身の馬券の未来がずいぶん変わってきますので、考えてみてください。
他にも弥生賞ディープインパクト記念2024の予想が欲しい方は、よく当たる無料予想を競馬予想サイトランキングに載っているすべてのサイトでもらえます。プロの予想を見てすり合わせることで勝率が上がるかも知れませんね。
]]>今回は中山記念2024の予想を公開します!
買い目から注目ポイントまで徹底的に考察しています。
競馬歴22年の猛者のよく当たる予想をご覧ください!
開催日時 | 2024年2月25日(日) 15時45分発走予定 |
グレード | G2 |
開催競馬場 | 中山競馬場 11R |
コース | 芝1,800m |
性齢 | 4歳以上 オープン |
1着賞金 | 6700万円 |
先週までの東京、京都の開催が終わり、今週からは東は中山、西は阪神で競馬が行われます。
G1や、クラシックに向けて、まさに前哨戦たけなわとなる開催なので、G1そのものとはまた違った楽しみ、違った切り口があります。
中山記念を題材に、どうやってこの前哨戦開催を勝ち切っていくか、それを考えていきましょう。
≪その前に≫
今週末の2月24日から、皐月賞が行われる4月14日まで、関東の主場は中山での連続開催となり、8週連続で競馬が行われます。
既にお気づきの方も多いかもしれませんが、中山では昨年9月の開催から、走破時計、上りタイムが異常に速い決着が目立っています。
芝のマイル戦を例にとると、9月の開幕週=京成杯AHが1.31.6と過去10年で2番目の速さ。
2歳戦ではやや重の1勝級アスター賞=1.33.1の2歳レコード。
さらには年明けの開催でも、この傾向が続いていて、
明け3歳のジュニアC=1.32.5
翌週の新馬戦では、過去最速となる1.33.9が出ています。
【◎】上り3ハロンも全体時計に比例するように速く、特にラスト1Fのラップの速さはこれまでの中山では見られなかったほどです。
例年とはここが違う、それを認識したうえで、G2中山記念を紐解いていきましょう。
≪◎≫中山記念は、”格別定”であること&速い時計があること。
そりゃ皐月賞馬(2キロ増で58キロ)のソールオリエンスが気持ちよく勝つことが一番盛り上がるのでしょうが…
ソールオリエンスには、格はあっても、時計がない!
★皐月賞を勝っているわけですし、その後は勝てていないとは言っても、ダービーも、セントライト記念も、菊花賞も十分に言い訳が出来る、評価を落とす必要のない負けでした。
そして
8着に終わった有馬記念にしても、出遅れてのことですし、それなりの走りは出来ていますし、もっと着順の悪かったプラダリアがG2京都記念を勝てているのですから、”格”の面からは完全にクリアしています。
しかし
この馬には“速い時計がない”んですよねぇ。
これが、今回、ソールオリエンスの単勝や馬単、3連単の1着欄、及びウイン5で1頭に出来ない理由であり、もっといえば、配当的に見合うのか?
適正な単勝オッズはどれくらいか?
一番頭を悩ませる部分です。
それと
この馬は既にG1を勝っていますから、種牡馬としての価値を高めようと思ったら、G1を勝つしかありません。
また、展開的にも、開幕週でフルゲートが濃厚なわけですから、
↓↓↓↓
(たとえ出遅れなくとも)「二の脚がつかず、後方から外々を廻る競馬に」なるといいますか、なってしまうことが濃厚。
「それでもG2なんだから器が違うんだよ」
果たしてそう言えるでしょうか?
う~ん、私は単勝がたとえ2倍ついてくれたとしても、少なくとも10万円の勝負は出来ませんね。
≪ではどれを買えば良いの≫
・ソールオリエンスには全幅の信頼がおけない。
これはわかるけども、ではどの馬から買えば良いのか?
★当然、格と時計を注視していけば良いのですが、
・格があると言えるのは、近走不振も皐月賞馬のジオグリフだけなので、格にこだわるよりも時計にこだわった方が良いでしょう。
≪時計があると言えるのは≫
誤解している人が多いのですが、ここで言う”時計”とは、単純な持ち時計のことではなく、
『速い時計で勝ち負けした』という意味で、1.31.5で走ったけれども8着でしたみたいなのは価値がありません。
だったら、額面の時計は遅くとも、1.32.0で走って1着でしたの方がよほど価値があります。
・毎日王冠を1.45.3、マイルCSで1.32.7で駆けているエルトンバローズ
・チャレンジCで1.57.5で勝っているソーヴァリアント
・京王杯SCで1.20.3、富士Sで1.31.6の2着があるレッドモンレーヴ
【◎】短絡的に言ってしまえば、この3頭が単勝を買える馬=ウイン5で買える馬となり、極論を言えば、中山記念の馬券締め切り時刻までに、この3頭の中でどれか1頭に絞れれば良い(悔いのない、戦略性の高い馬券の買い方という意味です)わけです。
※フェブラリーSで大穴馬券が飛び出した後なので、フワフワした気持ち、大穴馬券を取りたい、出るのではという期待感はわかるのですが、3連単の派手な、見出し受けすると言いますか。
そういうことよりも、地に足のついた、『基本』を忘れてはダメ、本末転倒だと思いますね。
【能力評価&構図】これがしっかり把握できていること。
追い切り=現状の力出せるか。
【正統派】で競馬に接していれば自然と結果は出ます。
1着賞金6700万円のG2レースですし、次が春のG1なんですから、有力馬は特に、『100点ではないけども、十分に走れる状態』で出てきます。
また、1着馬にはG1大阪杯への優先出走権が与えられますので、賞金の足りない馬にとっては大きな意味を持つレースだということも忘れてはいけません。
スタートから1コーナーまでの距離が短く緩やかな上り坂になっています。
その為、スタートから速いラップを刻むことは少なく、しかも、外枠からの先行は外に振られますので、圧倒的に内枠が有利です。
外枠から先行するだけでも、初めにかなり脚を使うので後半スタミナ切れを起こすことが多いですね。
さらに、中山競馬場内回りコースの一周距離は、4大競馬場の中でもっとも短いです。
実は札幌競馬場とほとんど変わらないくらい小回りでコーナーのカーブは他と比べてきつくなっていることも、スパイラルカーブを利用して差して来る小倉競馬場と比べても厳しく、東京とか、京都や阪神の1800mはワンターンですけども、コーナーを4回まわる事からも、逃げ・先行が有利な傾向。
直線の長さは310mと短いですが、途中に約110mの間で約2.2mを駆け上がる急坂があることが逃げ、先行馬にとっての最後の関門です。
現在では既に有名になりましたが、開催終わりに直線コースを一般ファンにも開放していますので、実際に歩いたり、走ったりすれば、『これはきついわな』と実感できます。
また、一般的に馬場が荒れて時計の掛かる馬場になる事が多いですが、開幕週の今週はたとえ雨が降ってもそこまで神経質になることはしなくて良いです。
年度(馬場) | 着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023(良) | 1 | 11 | 牡7 | 57 | ヒシイグアス | 4 | 宝塚記念(G1) 2着 | 5 |
2 | 13 | 牡4 | 56 | ラーグルフ | 8 | 中山金杯(G3) 1着 | 1 | |
3 | 4 | 牡4 | 56 | ドーブネ | 7 | 白富士ステークス(LR) 2着 | 2 | |
2022(良) | 1 | 5 | 牡5 | 56 | パンサラッサ | 2 | 有馬記念(G1) 13着 | 8 |
2 | 11 | 牡6 | 56 | カラテ | 4 | 東京新聞杯(G3) 3着 | 2 | |
3 | 12 | 牡4 | 55 | アドマイヤハダル | 3 | 白富士ステークス(LR) 2着 | 2 | |
2021(良) | 1 | 8 | 牡5 | 56 | ヒシイグアス | 1 | 中山金杯(G3) 1着 | 1 |
2 | 4 | 牡5 | 56 | ケイデンスコール | 5 | 京都金杯(G3) 1着 | 12 | |
3 | 13 | 牡7 | 56 | ウインイクシード | 7 | 中山金杯(G3) 3着 | 11 | |
2020(良) | 1 | 3 | 牡4 | 56 | ダノンキングリー | 1 | マイルチャンピオンシップ(G1) 5着 | 2 |
2 | 7 | 牝5 | 55 | ラッキーライラック | 2 | 香港ヴァーズ(G1) 2着 | 2 | |
3 | 4 | 牝6 | 54 | ソウルスターリング | 6 | 府中牝馬ステークス(G2) 出走取消 | ||
2019(良) | 1 | 1 | 牡5 | 57 | ウインブライト | 5 | 中山金杯(G3) 1着 | 3 |
2 | 3 | 牝4 | 53 | ラッキーライラック | 6 | 秋華賞(G1) 9着 | 2 | |
3 | 7 | 牡4 | 57 | ステルヴィオ | 2 | マイルチャンピオンシップ(G1) 1着( | 5 | |
2018(良) | 1 | 5 | 牡4 | 56 | ウインブライト | 2 | 中山金杯(G3) 2着 | 2 |
2 | 10 | 牝4 | 55 | アエロリット | 5 | 秋華賞(G1) 7着 | 1 | |
3 | 8 | 牡6 | 56 | マルターズアポジー | 6 | マイルチャンピオンシップ(G1) 15着 | 6 | |
2017(良) | 1 | 1 | 牡6 | 57 | ネオリアリズム | 3 | 香港マイル(G1) 9着 | 3 |
2 | 5 | 牡6 | 56 | サクラアンプルール | 8 | 白富士ステークス(OP) 2着 | 5 | |
3 | 9 | 牡7 | 58 | ロゴタイプ | 7 | 香港マイル(G1) 5着 | 5 | |
2016(良) | 1 | 9 | 牡4 | 57 | ドゥラメンテ | 1 | 日本ダービー(G1) 1着 | 1 |
2 | 10 | 牡4 | 55 | アンビシャス | 4 | 天皇賞秋(G1) 5着 | 4 | |
3 | 2 | 牡4 | 55 | リアルスティール | 2 | 菊花賞(G1) 2着 | 2 | |
2015(稍重) | 1 | 4 | 牝4 | 54 | ヌーヴォレコルト | 3 | エリザベス女王杯(G1) 2着 | 1 |
2 | 7 | 牡5 | 57 | ロゴタイプ | 2 | 根岸ステークス(G3) 8着 | 3 | |
3 | 11 | 牡4 | 55 | ステファノス | 4 | 富士ステークス(G3) 1着 | 2 | |
2014(稍重) | 1 | 4 | 牡5 | 58 | ジャスタウェイ | 2 | 天皇賞秋(G1) 1着 | 5 |
2 | 9 | 牡5 | 56 | アルキメデス | 4 | 朝日チャレンジカップ(G3) 1着 | 1 | |
3 | 5 | 牡4 | 58 | ロゴタイプ | 3 | 札幌記念(G2) 5着 | 1 |
■創設は1936年、今年が98回目という伝統のレースです。
大阪杯がG1に昇格したこと、ここから海外遠征に向かう馬など昔と変わらぬレースの格を保持し続けています。
1600~2000mで重賞勝ちがあること。
それだけの格があるということで、1着馬はすべてがあてはまっていましたし、例外は2着馬に1頭だけ、3着馬でも3頭しかいません。
◆G1か、そうでなければ中山金杯
ステップ別では中山金杯組が最多の4連対。
しかも2018年以降の6年での話ですから価値は高いのですが、20頭のうちの4頭に過ぎないとも言え、中山金杯組だから5点プラスですみたいには考えない方が良いです。
また、残る16頭の連対馬のうち、G1からの臨戦だった馬が11頭もいますので、基本はこちら。
さらには、G1組以外ならば、前走3着以内でないと。
この例外は1着馬にはなく、2着馬に1頭、3着馬にも1頭とかなりわかりやすい結果が残っています。
やはり、加齢による衰えはありますね。
・4歳=30頭が出走し、
【 4 4 6 16 】
・5歳=31頭が出走し、
【 4 4 0 23 】
・6歳=27頭が出走し、
【 1 2 2 22 】
・7歳=21頭が出走し、
【 1 0 2 18 】
・8歳上=13頭が出走し、
【 0 0 0 13 】
明確に、年齢を重ねるごとに成績が落ちています。
◆1番人気不振なのですが…
3勝していることはそこそこなのかもしれませんが、2着なし、3着もありません。
ただし、1番人気が消えても他の人気馬がカバーしており、1番人気そのものが不振であっても、高配当が飛び出しているレースというわけではありません。
伝統のG2で、次がG1の馬が多いこと、本来ならば断然人気となって、圧勝しなければならない「ソールオリエンス」がいるにもかかわらず、そのソールオリエンスに対して、「付け入る隙はある」と考えている陣営が多く、その考えが追い切りにも表れていたなと感じる各馬の最終追い切りでした。
結論を先に言うと↓
【◎完全に良い、本気度を感じる馬】
エルトンバローズとボーンディスウェイ
【△まだよくなり切っていないな】
ラーグルフだけ。
〇はその他の全頭とし、イルーシヴパンサーは◎と〇の間と評価しました。
いつものように、人気だからとか、狙っているからとかいった色眼鏡で見るのではなく、各馬を公平に、
“状態が良いのか悪いのか”見ていきますが、このレースは好調馬が多く、状態での差はそんなにないと思って良いでしょう。
マイルCSから3ヶ月振り。
中間の時計は質・量とも十二分。
立て直した効果はかなり大きいと評価できますね。
【今週の追い切り】
美浦ウッドやや重 久保田調教師が乗り
【82.5-66.2-51.5-37.4-11.5】
単走でしたが躍動感があり、時計を出すつもりはなかったが、思った以上の時計になった。
それは【好調の証】です。
暮れの阪神Cから2か月振り。
立ち上げは4日で、先週の美浦ウッド
【81.3-64.8-50.7-36.4-11.2】が秀逸。
【今週の追い切り】
美浦ウッド重
【65.4-50.2-35.7-11.7】
先週で出来ていますので、今週はこれで十分。
それでも、フットワークが素軽く、好調が伝わってきます。
マイルCS4着以来、3か月振り。
先週までがじわっと。
先週の栗東CWで
【81.4-66.6-52.0-37.2-11.3】でスイッチが入った感じ。
【今週の追い切り】
栗東坂路やや重 西村淳騎手を背に
【54.9-38.9-24.6-11.8】
走る姿勢が良いこと、集中して走れていることが何よりもの強調点。
次を見据えた仕上げではありますが、ここまで出来ているのならば、調教の評価は【◎】です。
南部杯、チャンピオンズCとダートを使い、結果が出ずに芝に戻す。
中間は全体的に速い時計を出しておらず、手探りな感じ。
【今週の追い切り】
美浦ウッド重3頭併せ
【84.9-68.8-53.4-38.3-11.4】
今週でなんとか間に合ったという感じですが、手応えは十分、時計も十分、反応も十分です。
マイルCS12着からの臨戦。
G1ではさすがに跳ね返されましたが、札幌記念、富士Sと復活の気配を感じさせてくれました。
中間に速い時計3本とやる気も感じられます。
【今週の追い切り】
美浦ウッド重 3頭併せで
【84.5-68.3-52.0-36.6-11.7】
最後まで集中して走れています。
もっと上の仕上げはあるでしょうが、好仕上がりで力出せます。
皐月賞を勝った時には、三冠か?の声もあがったほどですが、その後勝てていません。
有馬記念以来ですので、速い時計は今週も合わせて3本で十分。
【今週の追い切り】
美浦Wで3頭併せ 田辺騎手を背に
【68.1-52.4-37.6-11.4】
切れ味はさすがだし、反応も良い。
気になる点はまだ馬体が薄い感じなところ。
そうはいっても、及第点以上には十分に達しています。
年明けの京都金杯を使っています(7着)。
1月19日から丹念に乗り込まれていることに好感。
【今週の追い切り】
美浦W重で3頭併せ 大野騎手を背に
【82.8-67.5-53.0-38.4-11.6】
それでもまだ重苦しい感じはしますが、時計が出ているように、明らかに及第点以上です。
チャンピオンズカップ(12着)からの臨戦。
【今週の追い切り】
栗東CW重で単走 小坂騎手が乗り
【84.9-69.5-53.0-39.5-12.3】
真面目に走っていない感じを受けたのですが、逆から言えばそれだけ余力があったということ。
真面目に走っていない=必ずしもだめではなく、少なくとも【〇】評価をつけられる走りだったように感じています。
年明けの金杯(14着)からの臨戦
立ち上げは1月31日。
特に先週の栗東CW 79.8-65.0-50.8-36.6-11.7がハード
【今週の追い切り】
栗東CWやや重
【83.2-67.2-52.3-37.4-11.8】
先週がハードだったのに、この時計。
単走なのにウナっていた。
大敗したからこそ、攻めの姿勢に転じているという印象。
昨年の覇者。暮れに香港に遠征(G1香港Cを3着)して以来。
立ち上げは1日。8歳を迎えたことにより、馬も、レースなんだなとわかっているなを感じさせる。
【今週の追い切り】
美浦Wで併せ馬
【82.0-65.7-51.4-36.5-11.5】
並走馬にプレッシャーをかけさせる調教も、もろともせず。
ややフラフラしていた点がマイナスですが、全体的には十分過ぎる仕上がりで、力出せます。
AJC11着からの臨戦。
中3週の割には意欲的。
【今週の追い切り】
美浦ウッド重で併せ馬 菅原明騎手を背に
【68.1-52.3-37.0-11.6】
手応えで圧倒していました。
前肢の出もスムーズで出方が良い。
成績的には狙いづらいですが、状態は良いと断言できる。
年明けの中山金杯を4着しています。
立ち上げは1日で、入念に速い時計も織り交ぜて。
中間の過ごし方としては理想的と言えます。
【今週の追い切り】
美浦ウッド重 木幡巧騎手を背に
【79.1-64.4-50.0-36.5-11.6】
フットワークが素軽くスムーズ。
気分よさげに走っており、この時計も秀逸なので、まさに思惑通りに持ってこられている。
中山金杯(3着)からの臨戦
中山金杯4着のボーンディスウェイとの比較ならボーンディスウェイを上に取りたいのですが、この馬はそのボーンディスウェイよりも早い1月28日に立ち上げています。
【今週の追い切り】
美浦ウッドで3頭併せ
【69.2-54.5-38.8-11.9】
並走馬をわざと待って併入。
追えばもっともっと時計は詰まっていたはずで良い調教を消化できています。
東京新聞杯5着から中2週
先週の坂路で53.1
【今週の追い切り】
栗東坂路やや重で
【53.9-38.5-24.4-12.1】
脚の回転ピッチ速く、坂路の走り方が出来ている。
中2週なので十分な負荷のかけ方で可もなく不可もなし。
AJC8着からの臨戦。
中間の負荷のかけ方が軽い。
【今週の追い切り】
美浦ウッド重で併せ馬
【83.4-67.0-51.8-37.1-11.6】
頭の高い走りはいつものことですが、併せた相手の勢いの方が完全に上でした。
≪明確に不満を感じたのはこの馬だけでした≫
マイルCS9着以来3ヶ月振り
この馬にとっては距離延長となりますので、中間は意識的に長目から追っています。
【今週の追い切り】
美浦芝で3頭併せ 横山和騎手を背に
【68.0-52.1-37.4-11.9】
もう十分に仕上がっているのでやり過ぎぬように。
実戦を想定した3頭併せを行ったことに陣営の意図が見えましたね。
中山記念2024の中でも特に有力な2頭を紹介します。
重賞勝ちが1400mの京王杯SCだけなので、データからはマイナスの馬なのですが、抜群の切れ味が何よりもの魅力。
マイルよりもむしろ1800の方が良いのではないか。
そのように思っています。
こちらの方がレッドモンレーヴよりも前に位置しているでしょうから、常識的にはこちらなのかもしれません。
ですが、私はこの馬のことを、〝胡散臭い馬”だと分類しています。
そんなに強くないとか、今までも(毎日王冠のことですが)恵まれて勝ててきただけという認識。
しかし、ソールオリエンスを疑っていることもあって、この馬が2番目に浮上したというニュアンスです。
【ソールオリエンス】
大外をぶんまわしたとしても、2、3着ならば安泰というシーンが思い浮かびます。
ただ、やはり積極的には買いたくないですね。
【ボーンディスウェイ】
中山金杯の4着と言うよりも、常総S勝ち時の立ち回りを評価してのことです。
有力馬に入れませんでしたが個人的に注目している穴馬を紹介します。
マイルで速い時計あり。
一瞬の切れ味でゴール前に浮上しても驚けません。
逃げて馬鹿にされるケース。
勝ち切るまではなかなか難しいように思えますが、2,3着で良いのならばそこまでの無理筋ではないように感じています。
この馬の単勝を買っての勝負が一番シックりとくる。
3連複ならこれかとも思えるが、積極的に買いたいとは思えない。
◎とのワイド1点、5倍つくならオイシイと言えるのでは。
見限れません。十分に買える。
両馬とも3連系で買うなら、相手の1頭には入れたいですね。
【◎】中山記念に関しては、レッドモンレーヴの単勝が第一義であり、1点でと言うことであれば、レッドモンレーヴとソールオリエンスとのワイドとなりますね。
追い切り評価のコメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
・ボーンディスウェイを狙ってみたいところ
・エルトンバローズの評価を上方修正
3連複、3連単も買えるレースだと思いますが、点数が多くなるくらいならここまでにしておきたいですね。
以上、中山記念2024の予想でした。
他にも中山記念2024の予想が欲しい方は、よく当たる無料予想を競馬予想サイトランキングに載っているすべてのサイトでもらえます。プロの予想を見てすり合わせることで勝率が上がるかも知れませんね。
]]>今回もフェブラリーステークス2024の予想を公開!
買い目から注目ポイントまで徹底的に考察しています。
競馬歴22年の猛者のよく当たる予想をご覧ください!
開催日時 | 2024年2月18日(日) 15時40分発走予定 |
グレード | G1 |
開催競馬場 | 東京競馬場 11R |
コース | ダート1,600m |
性齢 | 4歳以上 オープン |
1着賞金 | 1億2000万円 |
フェブラリーステークス2024は2月18日(日)に行われる優勝賞金1億2000万円のG1戦です。
こないだ年が明けて元旦に大地震が来たと思ったら、もうG1ですから、早いものだなぁと感じますけども、2億までとはいかなくとも、今週のWIN5のポイントとなるのがこのレースです。
以前からあったことですが、ドバイワールドカップに加えてサウジでもビッグレースが行われることになって、G1とはいっても、どうしても手薄になってしまいます。
今年も、〝両横綱”とも言えるレモンポップとウシュバテソーロがサウジアラビアに向かうことで不参加。
その分
勝つために必要なパフォーマンスレベルが下がることは避けられず、どの馬にもチャンスが出てきた。
しかし
(出走できる)賞金のボーダーが高く、5戦3勝で重賞2着も2回ある、期待しているオメガギネスが16頭のフルゲートに対して19番目の出走順位と、現在のところ、除外の憂き目にあってしまう公算です。
良いように考えれば、出てダメだったときに、最初からそれを排除することが出来たとも言えますけども、それだけ、どの陣営も、『レモンポップとウシュバテソーロ』が不在のココでG1タイトルと賞金を手にし、「日本で天下を取って、来年には堂々と高額賞金レースへ」という青写真を描いています。
≪そのためには≫
当然、負けられないし、ものすごいチャンスでもありますから、
【ガチンコ度の相当に高い】レースとなります。
変な話になりますが…
「イクイノックスには敵いっこない」とか、「リバティアイランドの三冠を邪魔しちゃいけない」といった余分な遠慮、気を廻すことがないということです!
ここでも大事なことはやはり能力評価&構図
【正統派】で競馬に接していれば自然と結果は出ます。
1着賞金1億2000万円のG1レースですし、一応、イグナイター、キングズソード、ドゥラエレーデ、ミックファイアが格上的な存在なのでしょうが、どの馬もJRAのダG1を勝っておりませんので(ドゥラエレーデは2歳G1)、格のことは考えなくて良いです。
◇構図をどう考えるか、これに対するイエスなのかノーなのかで大きく変わってきますので、最初の入り口を間違えてはいけません。
それはウシュバテソーロをどう扱うか?
信じるか信じないか、信じるならばどの程度信じるか?です。
前走の勝ち馬がウシュバテソーロで、前々走の勝ち馬がレモンポップ。
その2頭とそう差のないレースをしているわけですし、レースが行われる東京マイルも2戦2勝なんですから、逆らう余地がどのくらいあるのか?ということになります。
“逃げなければダメ”とか、”折り合いに難がある”というわけでもないですから、マイナス面も少なく、やはり、1番人気に相応しい存在だとは思います。
ただし相撲で言えば大関のようなものだとは言えますが、その大関が横綱不在だからと言って簡単に勝てるのか?となると話は別で、『1番人気でマークされても堂々と勝ち切れる』ほどG1は甘くないし、そこまでの力量があるのか?あるいは、デキをキープできているのか?
私は、『力量は認めても頭からは買いづらい』そう思っています。
やはりそんなに強いんだったら、白山大賞典とかマーキュリーCを使っていませんって。
これと、G1の連続2着による疲労度がどうしても気になるからで、半信半疑ならぬ、
【三信七疑】いや、【2.2信7.8疑】が私の見解です!
肝心の、どの馬を買えば良いのかを見ていきましょう。
1600mの南部杯で、レモンポップに2秒もの差をつけられていますが、JBCスプリントを勝ったことは立派。
前につけれる脚も安定しており、普通に考えれば、負けるとしても、直線で、〝いったん先頭のシーン”まではあるでしょう。
なんとか出れるかもしれません。
ルメールを確保もしており、出れて欲しいと思っているのですが、勝負事の機微として、こういうパターンは出れても良い結果にならないことが多いですからね。
それでも昨年東京ダート1600mの最速時計をマークしているのはこの馬ですから、無碍には出来ないのかもしれません。
初めてのダートですが、十分過ぎるほどに買えると思っています。
キタサンブラックに母の父がクロフネという血統面でもそうですが、前に行ける脚質と、「レモンポップ&ウシュバテソーロの両横綱不在」なんだったら、安田記念や天皇賞だけ走れば十分に勝ち得ます。
『イクイノックスに挑んだ馬』と『イクイノックスと戦ったことのない馬』。
有馬記念がそうだったように、前者の経験値が上回っていたとして何の不思議がありましょう。
あまりに過剰な人気となるのであれば嫌いたいですが、普通に考えて16倍はつくと思うんですよね(単勝支持率5%)。
JBCクラシックを勝っていますので、もっと上の評価をしないといけないのかもしれませんが、正直、東京大賞典の5着が実力なんじゃないかなと思うのです。
もしですけど、チャンピオンズCに出ていたら何着だったのかなということで、少なくともレモンポップに勝っていたということはなかったでしょう。
ガイアフォースは初めてのダートですが、この馬はチャンピオンズC3着、東京大賞典も3着なのですから、レモンポップやウシュバテソーロに勝つにはどうしたらいいか?ではなく、今回はウィルソンテソーロに勝つにはどうしたらいいか?とハードルが一段低くなるわけです。
1回だけの3着なら、新関脇ですけども、3着が2回あるわけですから、〝大関を狙う関脇”であって、この馬もイクイノックスに挑んでいますし(内容はガイアフォースの方が断然上ですが)、ガイアフォースに期待するのなら、この馬にも高い評価をしないといけません。
【つまりは両横綱以外の現在のダート界はたいしたことない】という前提に立っていると言うことですね。
昨年の2着馬です。
今年で8歳ですけども、武蔵野Sでも夏負けでまともな調整が出来なかった中、十分な走りで3着。
単純に、〝昨年の方がメンバーが強かった”とするならば、この馬が勝ったとて何の不思議もありません。
◇名前が挙がった6頭からオメガギネスを外した5頭をWIN5で買いたいと思っているのですが…
ドンフランキーも買いたいと思っています!
この馬の推し材料は、なんといってもスピード。
リュウノユキナやリメイクとの比較からもイグナイターに劣っているわけではありませんので、すごく食指が動きますね!
向こう正面が長いことで、展開が読みづらいコースです。
逃げも差しも互角だなぁという印象ですが、結局のところは総合力がモノを言う東京コースです。
左回りで、高低差2.4mの急坂を含む約500mの直線が最後に控えます。
加えて、3コーナーに下り坂があり、なおかつスピードが落ちにくいスパイラルカーブになっているので、前に行く馬が脚を貯める事が難しいです。
その為、本来は逃げ・先行が有利なダート戦にもかかわらず、差し・追込もよく決まるコースになるわけですね
また、スタートから約150mも芝を走る特殊なコースでもあることで、芝部分が外側の方が長いので内と外の有利・不利も相殺されていると言って良いでしょう。
年度(馬場) | 着順 | 馬番 | 性齡 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023(良) | 1 | 7 | 牡5 | レモンポップ | 1 | 根岸ステークス(G3) 1着 | 1 |
2 | 15 | 牡7 | レッドルゼル | 3 | JBCスプリント(Jpn1) 4着 | 1 | |
3 | 6 | 牡6 | メイショウハリオ | 4 | 東京大賞典(G1) 3着 | 1 | |
2022(重) | 1 | 6 | 牡5 | カフェファラオ | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 11着 | 4 |
2 | 15 | 牡5 | テイエムサウスダン | 5 | 根岸ステークス(G3) 1着 | 6 | |
3 | 11 | 牝4 | ソダシ | 4 | チャンピオンズカップ(G1) 12着 | 2 | |
2021(良) | 1 | 3 | 牡4 | カフェファラオ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 6着 | 2 |
2 | 10 | 牡8 | エアスピネル | 9 | チャンピオンズカップ(G1) 7着 | 12 | |
3 | 7 | 牡8 | ワンダーリーデル | 8 | 根岸ステークス(G3) 2着 | 10 | |
2020(良) | 1 | 12 | 牡6 | モズアスコット | 1 | 根岸ステークス(G3) 1着 | 3 |
2 | 15 | 牡7 | ケイティブレイブ | 16 | 川崎記念(Jpn1) 6着 | 2 | |
3 | 9 | 牡6 | サンライズノヴァ | 3 | 武蔵野ステークス(G3) 5着 | 3 | |
2019(良) | 1 | 6 | 牡5 | インティ | 1 | 東海ステークス(G2) 1着 | 1 |
2 | 3 | 牡6 | ゴールドドリーム | 2 | 東京大賞典(G1) 2着 | 1 | |
3 | 2 | 牡5 | ユラノト | 8 | 根岸ステークス(G3) 2着 | 3 | |
2018(重) | 1 | 12 | セ6 | ノンコノユメ | 4 | 根岸ステークス(G3) 1着 | 6 |
2 | 14 | 牡5 | ゴールドドリーム | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 1着 | 8 | |
3 | 6 | 牡8 | インカンテーション | 6 | 東京大賞典(G1) 7着 | 4 | |
2017(良) | 1 | 3 | 牡4 | ゴールドドリーム | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 12着 | 2 |
2 | 9 | 牡7 | ベストウォーリア | 5 | 根岸ステークス(G3) 2着 | 3 | |
3 | 10 | 牡5 | カフジテイク | 1 | 根岸ステークス(G3) 1着 | 1 | |
2016(重) | 1 | 14 | 牡4 | モーニン | 2 | 根岸ステークス(G3) 1着 | 1 |
2 | 7 | 牡4 | ノンコノユメ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 2着 | 3 | |
3 | 4 | 牡5 | アスカノロマン | 7 | 東海ステークス(G2) 1着 | 4 | |
2015(良) | 1 | 4 | 牡5 | コパノリッキー | 1 | 東海ステークス(G2) 1着 | 1 |
2 | 14 | 牡5 | インカンテーション | 5 | 東海ステークス(G2) 3着 | 3 | |
3 | 10 | 牡5 | ベストウォーリア | 3 | チャンピオンズカップ(G1) 11着 | 9 | |
2014(良) | 1 | 13 | 牡4 | コパノリッキー | 16 | フェアウェルステークス(OP) 9着 | 3 |
2 | 15 | 牡5 | ホッコータルマエ | 2 | 川崎記念(Jpn1) 1着 | 1 | |
3 | 11 | 牡6 | ベルシャザール | 1 | ジャパンカップダート(G1) 1着 | 3 |
■基本的には固いレースです。
1番人気は5勝
【 5 2 2 1 】
連対率7割、複勝率9割ですから、単純に言うと無視はできないのですが、今年のウシュバテソーロがそこまでの信頼度に達しているか?がポイントですね。
なお、6着に敗れたのは2年前のレッドルゼルです。
2番人気も3勝
【 3 2 0 0 】
十分な成績で、勝った馬はモーニン、ゴールドドリーム、カフェファラオと、実質1番人気の面々がなんらかの理由で2番人気に甘んじたというケースです。
今年はそれにあてはまる2番人気なのか?ちょっとパターンに嵌らないのではと思っています。
■人気薄での勝利は10年前のコパノリッキーのみ。
ただし、そのコパノリッキーは翌年に1番人気に推され、堂々と勝利を収めています。
■重賞実績
ダート1400m~1800mで中央の重賞か交流JPN1に勝ち鞍があること。
例外は1着馬に1頭、2~3着馬に2頭しかいません。
東京ダートコースで重賞3着以内がないと厳しい。
例外は1着馬に2頭、2~3着馬にそれぞれ3頭となっています。
複数の連対馬を輩出しているのは4つのレースから。
・根岸S=57頭いて、
【 4 2 3 48 】
チャンピオンズC=18頭
【 3 3 3 9 】
・東海S=20頭が出走し、
【 2 1 1 16 】
・川崎記念=15頭が出走し
【 0 2 0 13 】
根岸SとチャンピオンズCで、連対数は同じですけども、率に直すと断然チャンピオンズC。
しかし、今年も昨年同様にチャンピオンズCからの直行馬がいませんので、頭の痛いところです。
1999年(25年=四半世紀前)にメイセイオペラが勝っていますが、その後はトーシンブリザード、フリオーソが連対を果たしています。
ただ、ここ10年では9頭が出走し、すべてが掲示板に載ることが出来ませんでした。
今年の地方馬3頭、イグナイター、スピーディキック、ミックファイアはこのレベルに達しているのか?そういう問いも有益なように思いますね。
※やはり、固めのG1なんだなぁという印象を受けます。
さすがはG1、しかも、どの馬も色気を持って臨めるレースとなったことで、「本気で仕上げてきたなぁ」と感じさせる陣営がいくつもありました。
結論を先に言うと、イグナイター、ウィルソンテソーロ、キングズソード、ドゥラエレーデがそれに該当し、“文句なしに良い”です。
逆に、期待していたのに、ガッカリとなったのは、ガイアフォース。
これでは馬券を買えませんね。
私の馬券スタンスは、どの券種を買うことになっても(WIN5は別)、1点買いなので、”良い”よりも、”ダメ”に敏感なんです。
いつものように、人気だからとか、狙っているからとかいった色眼鏡で見るのではなく、各馬を公平に“状態が良いのか悪いのか”見ていきます。
根岸S8着から、中2週。
先週に栗東坂路で53.1の時計を出しているのが立ち上げ。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【53.0-38.3-24.5-12.2】
前走は併せ馬、今回は単走。
その分時計が落ちていますが、これ以上やる必要もないでしょう。
≪可もなく不可もなし≫
先週の8日に、園田ダートで、51.6-37.3-12.3 この時の内容も良かったです。
【今週の追い切り】
園田ダートで単走
【65.4-49.1-36.4-12.2】
さらにの上昇で、かなり本気で仕上げてきたなと感じられます。
馬もそれに応えることが出来ています。
イグナイターとは対照的に、先週までは、「本当に1番人気になるような馬の仕上げか?」を感じさせました。
だから、G1連続2着の疲れを疑ったわけです。
【今週の追い切り】
美浦Wで併せ馬、武士沢騎手を背に
【83.7-62.1-51.8-37.3-11.5】
追い出すと危なげなく先着。
まだまだ余力があったし、この1週で確実に良くなっています。
これだけの動きが出来るんだったら、“大丈夫”。
出れることが確定していないのに、先週は意欲的な時計を出しています。
美浦Wやや重馬場を
【81.0-64.7-50.1-36.7-12.2】
【今週の追い切り】
美浦Wで併せ馬、ルメール騎手を背に
【82.5-65.6-51.3-37.4-11.3】
年齢やキャリアを考えるとまだ完成されていないのは仕方がありません。
現状では十分なデキにあると言えますが、やはり、走りに余裕がないように映りますので、文句なしで良くみえた面々からはどうしても一段劣ってしまいます。
7日の栗東CWでエルトンバローズと併せて不良馬場を
【98.6-67.0-51.8-36.6-11.4】の内容にやる気を感じて期待していたのですが…
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【52.9-37.6-23.6-11.7】
突っ張った走りで、フットワークも揃っていない。
正直なところ、【ガッカリ】でこれでは買えません。
もしかしたら、先週の調教がオーバーワークになってしまったのかも。
AJC杯10着から中3週。
先週の栗東CW86.4はまずまず以上の内容。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【54.2-38.6-24.5-12.2】
ダート云々よりも、「ワンターンが良い」からの参戦。
しかし、追い切りから訴えるものを見つけることはできませんでした。
2週前、先週と、”まさに順調”な調教が出来ていた。
【今週の追い切り】
栗東CWで併せ馬、岩田望騎手を背に
【81.2-66.0-51.9-37.4-11.6】
捕まえに行く迫力がある。
推進力が強く、一番順調に、陣営が思い描いたように調整できたのはこの馬かもしれません。
≪評価を上方修正しないと≫
安田記念以来で初ダートとなります。
先々週の美浦ウッド82.5。先週の80.8と順調以上で、良い推移。
【今週の追い切り】
美浦ウッドで単走、内田騎手を背に
【82.9-66.5-51.8-37.4-11.9】
時計は出ていますのでそこそこ以上の評価は出来るのですが、動きにやや不満。
立場を考えれば、状態が良いことが買える条件の馬ですから、ちょっと狙いづらいですね。
4日の浦和で 50.5-37.2-12.7 でスイッチが入った感じ。
【今週の追い切り】
野田ダート単走で
【65.8-50.5-37.2-12.4】
まだ暗い時間の追い切りだったが、回転が速く、スピード感十分。
≪力が足りるかは別として中央G1に悔いのない仕上げ≫
前走からの間隔を考えれば、中間にせめてあと一本速い時計を出して欲しかった。
【今週の追い切り】
栗東坂路で併せ馬、武幸四郎調教師が乗って
【52.1-38.1-24.9-12.9】
これでやっと態勢が整ったまでもってこれたなという印象。
4年越しの悲願の出走。
先週の栗東CW【80.5-65.7-52.0-37.7-12.4】が実質的な最終追いという位置づけ。
【今週の追い切り】
栗東坂路で併せ馬
【53.5-38.4-25.1-12.6】
順調は順調。ただ息遣いに不満。
もっと上があるなを感じさせる状態。
日曜に栗東CWで【84.5-68.3-52.4-36.9-11.7】
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走、ムルザバエフ騎手を背に
【49.1-36.4-24.4-12.6】
日曜に十分な時計を出したばかりなのに、こんな速い時計出して良いんかなとも思いましたが、普通にこの時計になってしまったというところ。
時計が示すだけでなく、良い調教が出来ました。
≪かなり良いですね!≫
10月の東京盃以来と間隔が開きましたが、その分しっかりと、入念に乗っています。
【今週の追い切り】
栗東ポリトラックで併せ馬、池添騎手を背に
【81.8-65.4-51.0-37.5-11.0】
ゴールに向けて加速していくラップはさすが期待しているだけのことはあります。
本線はドバイゴールデンシャヒーンなのかもしれぬが、
≪穴としての期待は出来る≫
東海Sから中3週。徐々に調教ピッチを上げている。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走、藤岡佑騎手を背に
【55.8-40.8-26.0-12.6】
もうちょっと、あと時計1つ詰めて欲しかった。
陣営も鞍上もギリギリと判断した感じで厳しい。
大井で3週にわたって十分な負荷をかけることが出来ました。
【今週の追い切り】
大井ダートを矢野騎手を背に
【66.5-52.0-37.7-12.2】
前の捌きが固い。まだよくなり切っていない感じで物足りぬ。
武蔵野S3着以来ですが、速い時計も2本出していますし、十分過ぎるほどに青写真通り。
【今週の追い切り】
≪木曜に≫栗東坂路で単走
【55.2-40.1-25.9-12.8】
行きたがるのをなだめつつ。
活気はあったし、木曜追いという事情を考えても、もうちょっとやって欲しかった。
≪がっかり、評価下方修正≫
上記のコメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
この順位付けとします。
フェブラリーステークス2024の中でも特に有力馬を4頭紹介します。
最初に名前を出しましたが、3連複の軸という意味合いです。
勝ちに行くレースをするが、結局は勝てない、2着あるいは3着ではというのが私の見立て。
ただ、3連複だったり、ワイド1点だったりで馬券を買う際は頼りにして良いのではというニュアンスです。
レッドルゼルとどちらを上にするか悩みましたが、今回は割と人気の方でしょうけども、それでも妙味があるところまでだと思いますし、まだまだマークされる立場ではありません。
ドゥラエレーデとウィルソンテソーロのワイドで、「やっぱりG1の2,3着は強かったね」、「それでも5倍もついてくれたよ」というケースは十分にあり得ると思っています。
単勝を1番買いたい馬かもしれません。
その理由は、4度目の正直というよりも、単純に去年の方がメンバーが強い、前に行く馬が多く、どの馬も色気を持って乗ることが濃厚なことで、この馬の差しが有利に働くだろうから。
一段上の馬になった感じ。
中央在籍時に東京ダート1600mでも勝っており、コース適性にも問題がなく、地方馬3頭の中ではもっとも計算できる存在。
有力馬には入れませんでしたが個人的に注目している穴馬を紹介します。
「行くだけ」と、やることは決まっており、スピードがあることからも逃げれることは確定的。
軽度の骨折明けとなりますが、長めの時計を何本も乗られており、休養明けだから割引きということはないです。
一昨年3着したソダシとイメージがダブります。
天皇賞・秋のように最後はバタバタになっても早目早目の競馬をすれば良いのでは。
(3連複・ワイドの軸)
(単勝も買いたい)
※たとえ出走できても、勝負事の機微という観点と前走東海Sで物足りなさを感じたオメガギネス(かなり評価している馬なのですが)は買いたくありません。
逆に言えば、ルメール騎乗で、媒体によっては1番人気まであり得るこの馬を切れればそれだけで結構な配当が約束されます。
WIN5では、あえてウィルソンテソーロを切った5頭で
3連複ならウィルソンテソーロから名前を挙げた馬に(10点)。
それでも十分な配当になるのでは。
どうしても3連単と言う人は、ウィルソンテソーロを2着の欄と3着の欄だけにマークすれば40点。
お金のない人はワイド1点。
ウィルソンテソーロとドゥラエレーデ
3連単を100円ずつ40点買うならば、このワイドに4000円と言う方が現実的かもしれませんね。
この組み合わせのワイド。
ドゥラエレーデの1頭軸で3連複、ドンフランキーを合わせた6点
余裕のある人は3連単軸1頭ドゥラエレーデからマルチで36点。
このあたりが推奨馬券となります。
以上、フェブラリーステークス2024の予想でした。
他にもフェブラリーステークス2024の予想が欲しい方は、よく当たる無料予想を競馬予想サイトランキングに載っているすべてのサイトでもらえます。複数の予想を見てすり合わせることで勝率が上がるかも知れませんね。
]]>今回も京都記念2024の予想を公開!
買い目から注目ポイントまで徹底的に考察しています。
先週の東京新聞杯でWIN543万円的中!
競馬歴22年の猛者によるよく当たる予想をご覧ください!
先週の東京新聞杯、追い切り記事を見返していただければと思いますが、コスタノヴァやビザンチンドリームもいて、京都10Rの1番人気馬スマートフォルスは負けるとパドックをみて簡単に判断できたにもかかわらず、WIN5が43万7070円もついてくれたのは嬉しい限りでした!
3600円しか使っていないですけども、(これでも毎週買い続けると、WIN5だけで年間約20万円使うことになります)このスタンスを続けている限り、今年のWIN5に負けはありません。
やはり
【能力評価&構図】
これをしっかり把握できていること、
追い切り=現状の力出せるかが重要。
「WIN5の43万くらいで偉そうなことを言うな」
そういう方もいるかもしれませんが、わけのわからない情報といった奇をてらうのではなく、【正統派】で競馬に接していれば自然と結果は出ます。
そのことを証明できたと思いますし、もちろん今週も、今週からもこのスタンスを貫いていきます!
開催日時 | 2024年2月11日(日) 15時35分発走予定 |
グレード | G2 |
開催競馬場 | 京都競馬場 11R |
コース | 芝2,200m |
性齢 | 4歳以上 オープン |
1着賞金 | 6200万円 |
馬番 | 枠 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | バビット | 牡7 | 57.0 | 団野 | 10 |
2 | 2 | ブレイヴロッカー | 牡4 | 56.0 | 酒井 | 5 |
3 | 3 | プラダリア | 牡5 | 58.0 | 池添 | 3 |
4 | 4 | ジェットモーション | セ8 | 57.0 | 田口 | 11 |
5 | 5 | ベラジオオペラ | 牡4 | 57.0 | 横山和 | 1 |
6 | 5 | ラヴェル | 牝4 | 54.0 | Mデムーロ | 6 |
7 | 6 | プラチナトレジャー | 牡6 | 57.0 | 岩田康 | 9 |
8 | 6 | ナイママ | 牡8 | 57.0 | 和田竜 | 12 |
9 | 7 | ルージュエヴァイユ | 牝5 | 55.0 | 松山 | 2 |
10 | 7 | シュヴァリエローズ | 牡6 | 57.0 | 西村淳 | 8 |
11 | 8 | マテンロウレオ | 牡5 | 57.0 | 横山典 | 4 |
12 | 8 | アフリカンゴールド | セ9 | 57.0 | 国分恭 | 7 |
馬名 | 予想オッズ |
---|---|
ベラジオオペラ | 2.4 |
ルージュエヴァイユ | 3.4 |
プラダリア | 5.9 |
マテンロウレオ | 9.4 |
ブレイヴロッカー | 9.8 |
ラヴェル | 17.6 |
アフリカンゴールド | 37.1 |
シュヴァリエローズ | 43.3 |
プラチナトレジャー | 50.5 |
バビット | 73.3 |
ジェットモーション | 88.1 |
ナイママ | 178.1 |
さて、今週日曜、京都競馬場のメインレースは古馬G2″伝統の京都記念”が行われます。
昨年は、のちに有馬記念で感動を届けることになるドゥデュースが格の違いであっさりと順当勝ちを果たしたレースですけども、今年のメンバーは様相一変。
今年のメンバーの中で、ジャパンカップとか有馬記念を勝つことになる馬がいるかと言われれば・・・
普通にいませんし、おまけでなれるかも?という存在は6戦4勝、ダービー4着のべラジオオペラしかいないと言って良いでしょう。
ということであれば、1着賞金6200万円の厳冬期のG2戦であり、鬼(本当に強いG1馬)の居ぬ間に自分の取り分を少しでも確保したい。
そういうG2戦だというのがこのレースの本質です。
[基本]なので、大事なことです。
2200m戦なので、
・負担重量は4歳56キロ、5歳以上57キロが基本で牝馬は2キロ減です。
23.2.11以降のG1勝ち馬は3キロ増(牝馬限定のG1は除く)
牝馬限定G1及びG2勝ち馬は2キロ増(牝馬限定のG2は除く)
牝馬限定G2及びG3勝ち馬は1キロ増(牝馬G3は除く)
23.2.3以前のG1勝ち馬は2キロ増、牝馬限定G1、G2勝ち馬は1キロ増(ただし2歳時の成績は除く)。
★単純にいえば、重い斤量を背負わされる馬=実績馬・格があるというわかりやすい構図で、いわゆる私の表現で言うところの、〝格別定”。
とはいっても、近1年でのG1勝ち馬の出走はなし。
京都大賞典を勝ったプラダリアとスプリングSを勝ったべラジオオペラのみが規定より1キロ増で戦うという、並のG2と言いますか、G2としてはメンバーレベルが心許ない、そんなレースであり、最初に結論を言ってしまうと、
単勝を買える、WIN5を買えるのは、『以下の3頭だけ』です
・プラダリア
・べラジオオペラ
・ルージュエヴァイユ
この中からさらに突き詰めれば、京都大亜要点を勝ったとはいえ、メンバーや展開に恵まれたなという印象のプラダリアを一段下に見れば、べラジオオペラとルージュエヴァイユの2頭だけと言って良いでしょう。
馬券はワイドもあれば、3連単、3連複もありますし、 ≪登録馬が12頭なので≫、1頭ずつ見ていきましょう。
39戦5勝。
9歳馬ですが、2年前の勝ち馬ですし、逃げ脚は衰えておらず、ついつい穴で買ってみたくなる存在ですね。
「逃げたい」だろうし、このメンバーなら「逃げれる」とも思えますが、それは他陣営も織り込み済みであって、この馬が逃げてくれた方が他陣営も競馬がしやすくなりますから、どうでしょう、
≪掲示板があったら大健闘で、3着内を期待するのはリスクの方が大きい≫
それが現状の妥当な評価だと考えます。
22戦4勝。
OP特別でもまともな勝負になっていないのに、格別定でどうするの? が正直なところで、この馬からすれば、少頭数の2200m戦なので、気楽な着狙いで少しでも良い着順をという狙い。
26戦3勝。
2年間勝ち星のない馬ですが、今の京都の馬場が味方してくれそうなプラスもあるので、この馬が3着だとしてもおかしくはありません。
とはいえ、この馬も少頭数が魅力で少頭数に活路を求めての話。
ジェットモーションよりはもちろん期待できますが、ジェットモーションと比べてもなぁというのが正直なところ。
30戦1勝。
この馬も近走不振なうえ、加齢によるパフォーマンスレベルの低下が目立つ。
「なんで引退させないの?」は一般競馬ファンの視点であって、「(引退が見えているんだから)少しでも可能性のあるレース(で頑張ってもらいたい)」ということ。
15戦4勝。
元値はある馬ですが、なかなか良くなってきませんね。
5走前天皇賞・秋(一昨年)、4走前AJC杯(昨年)、3走前毎日王冠(昨年)までは着順こそ悪いものの、内容はそこまで悪くはなかったのですが、近2走は言い訳のしようがないレース。
陣営も試行錯誤しているのがわかりますが、大望は酷。
14戦3勝。
青葉賞を勝ってから、京都大賞典を勝つまでが長かった。
有馬記念の14着が現状のこの馬の立ち位置とも言えますが、その有馬はかなり状態が良かったですし、着順こそ14着と大きいですが、そこまで悪くはありません。
このレースの”3強”の中では3番手だと思っていますが、余裕のある人は買って良いと思います。
20戦4勝。
たたき上げと言いますか、8戦目にして3勝クラスを勝ち上がり。
とはいえ、その甲斐路Sは内容もメンバーも良かったので、無碍には出来ません。
15戦4勝。
安定して相手なりに走れる馬で、大敗の少ないタイプ。
「小倉日経OPも考えたが、今の京都の馬場が魅力なのとこちらも少頭数なので」こちらに。
小倉日経だと勝たないと意味がないですが、ここなら3着でも十分、だったらこちらということで、いわゆる勝負気配的には買いの存在。
6戦4勝。
私が〇戦〇勝といった表現をするのは、そのニュアンスをわかっていて欲しいからという理由からなのですが、メンバー中、唯一勝率5割を超えている、“立派なOP馬”です。
チャレンジCの時は、プラス20キロという数字以上にやっとこさ態勢が整ったなと感じさせたものですが、それでもキッチリとボッケリーニを相手に勝ちを譲らなかったわけですから、ダービー4着は伊達ではありません。
将来的にもこれから先重賞を勝つのはしんどいという馬ではありませんので、もちろんここも有力です。
≪買えるが、あまりに人気なら他の馬の単(後述、ルージュエヴァイユ)が妙味≫
16戦3勝。
昨年の2着馬で、その勝ち馬はあのドゥデュースです。
とはいえ、スムーズに立ち回ったのに、3馬身半もの差をつけられているように、狙うには総合力がやや足りない、そんな存在です。
7戦2勝。
まず斤量の54キロは有利でオークス4着は評価できる走り。
前に行ける脚も魅力でどれか必ず穴馬を挙げなさいと言われればこの馬となります。
11戦4勝。
戦績は、
【 4 3 0 4 】
ですので、このメンバーでは、べラジオオペラに次いで2番目にまともと言えます。
エプソムC、府中牝馬S、エリザベス女王杯はいずれも2着で、勝てるだけの調整もしてきています。
外回りコースを使用します。
3コーナーにある、高低差4.3mの坂が大きな特徴で、だからこそ京都らしいスリリングな展開となることが多い条件です。
向正面から上り、3コーナー途中で一気に下る。
この下り坂で勢いをつけ直線に入るので、外に振られる馬が多く馬群がバラけやすいことも大きな特徴ですね。
トップスピードに乗るまでが遅い馬にはマクリ差し戦法が有効だが、基本的に内で我慢してイン差しをするのがベストで外回りですから、4コーナーの切れ込みを利用することが出来るからですね。
その為、内枠が有利ですけども、現在の京都の馬場では必ずしも内枠にこだわる必要はありません。
また、芝質が軽い事が多く、高速決着になりやすいことも特徴。
スピード・瞬発力に優れた馬が狙い目なのですが、現在は時計がかかっており、馬場も荒れているため、例年の京都記念のように神経質になることはないでしょう。
エリザベス女王杯(G1)
京都記念(G2)
京都新聞杯(G2)
などが京都2200mで行われる主なレースです。
また、展開はこうなることが多い。
スタート地点は内回り4コーナーの出口付近で、コースを1周強回ることになります。
スタートから最初のコーナーまでは平らで約397mもあることから、距離の2200mと合わせて、そこまでペースアップすることはありません。
1,2.コーナーは小回りですが中距離コースの前半部分ということで各馬はゆったりとしたペースで向こう正面に入ります。
この間も起伏がないことが大きな特徴ですね。
向こう正面もしばらくは平たんなコースを走りますが、向こう正面半ばから少しずつ上り傾斜に入っていきます。
坂のてっぺんは3コーナーのはじめにあり、そこを超えたら今度は一転して下り傾斜に変わります。
この部分が大きなポイント。
京都競馬場の名物である3コーナーのアップダウンは『淀の坂』と呼ばれ、スローで坂を駆け上がりつつ、下り傾斜で勢いをつけてスパートを仕掛けるのが定石。
4コーナーを超えたら最後の直線は約400mです。
京都競馬場は同地方にある阪神と違って直線上に上り坂は存在しません。
そのため、各馬は3コーナーの下り坂で得たスピードをフルに活かしてゴールを駆け抜けることができるのです。
京都の芝2200mは典型的な中距離コースながら、向こう正面半ばまでこれといった坂道が存在しないのでペースをコントロールしやすいことが逃げ、先行馬に有利に働き、差し馬にマイナスに働くことが多いですね。
しかし、3コーナーの淀の坂は大きなポイントで、下り坂の慣性を利用して競馬する馬が多くなりました。
そのため、ロングスパート気質の競馬になりやすいです。
京都競馬場はスピードを思う存分活かせる舞台ですが、近年は仕掛けが早くなりがちなので長く脚を使えるだけのスタミナも重要視されます。
年度(馬場) | 着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023(良)阪神 | 1 | 12 | 牡4 | 58 | ドウデュース | 1 | 凱旋門賞(G1) 19着 | 3 |
2 | 1 | 牡4 | 56 | マテンロウレオ | 6 | 中山金杯(G3) 5着 | 3 | |
3 | 8 | 牡4 | 57 | プラダリア | 4 | 日経新春杯(G2) 3着 | 4 | |
2022(稍重)阪神 | 1 | 11 | セ7 | 56 | アフリカンゴールド | 12 | 日経新春杯(G2) 5着 | 12 |
2 | 1 | 牡6 | 56 | タガノディアマンテ | 8 | 中山金杯(G3) 4着 | 9 | |
3 | 5 | 牡7 | 56 | サンレイポケット | 6 | ジャパンカップ(G1) 4着 | 10 | |
2021(良)阪神 | 1 | 4 | 牝5 | 54 | ラヴズオンリーユー | 1 | 有馬記念(G1) 10着 | 6 |
2 | 2 | 牡6 | 56 | ステイフーリッシュ | 3 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 4着 | 4 | |
3 | 9 | セ7 | 56 | ダンビュライト | 6 | 京都大賞典(G2) 7着 | 5 | |
2020(重) | 1 | 7 | 牝4 | 54 | クロノジェネシス | 1 | エリザベス女王杯(G1) 5着 | 2 |
2 | 1 | 牝4 | 53 | カレンブーケドール | 2 | ジャパンカップ(G1) 2着 | 5 | |
3 | 5 | 牡5 | 56 | ステイフーリッシュ | 3 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 2着 | 5 | |
2019(良) | 1 | 8 | 牡5 | 56 | ダンビュライト | 6 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 6着 | 3 |
2 | 10 | 牡4 | 56 | ステイフーリッシュ | 1 | 中山金杯(G3) 2着 | 7 | |
3 | 12 | 牡6 | 57 | マカヒキ | 2 | 有馬記念(G1) 10着 | 12 | |
2018(重) | 1 | 4 | 牡4 | 55 | クリンチャー | 4 | 菊花賞(G1) 2着 | 10 |
2 | 10 | 牡4 | 57 | アルアイン | 3 | 菊花賞(G1) 7着 | 2 | |
3 | 6 | 牡4 | 57 | レイデオロ | 1 | ジャパンカップ(G1) 2着 | 2 | |
2017(稍重) | 1 | 6 | 牡5 | 58 | サトノクラウン | 3 | 香港ヴァーズ(G1) 1着 | 4 |
2 | 4 | 牝7 | 54 | スマートレイアー | 5 | 香港ヴァーズ(G1) 5着 | 6 | |
3 | 3 | 牡4 | 57 | マカヒキ | 1 | 凱旋門賞(G1) 14着 | 1 | |
2016(重) | 1 | 7 | 牡5 | 56 | サトノクラウン | 6 | 天皇賞秋(G1) 17着 | 7 |
2 | 6 | 牝4 | 53 | タッチングスピーチ | 3 | エリザベス女王杯(G1) 3着 | 4 | |
3 | 2 | 牡5 | 57 | アドマイヤデウス | 4 | 有馬記念(G1) 7着 | 11 | |
2015(良) | 1 | 6 | 牡5 | 56 | ラブリーデイ | 3 | 中山金杯(G3) 1着 | 4 |
2 | 9 | 牡4 | 55 | スズカデヴィアス | 4 | ステイヤーズステークス(G2) 4着 | 6 | |
3 | 4 | 牡5 | 57 | キズナ | 2 | 天皇賞春(G1) 4着 | 1 | |
2014(稍重) | 1 | 11 | 牡6 | 57 | デスペラード | 6 | 有馬記念(G1) 7着 | 7 |
2 | 10 | 牡6 | 58 | トーセンラー | 2 | マイルチャンピオンシップ(G1) 1着 | 2 | |
3 | 9 | 牡5 | 56 | アンコイルド | 4 | ジャパンカップ(G1) 8着 | 5 |
■京都で行われる京都記念は4年振りですが、阪神で行われようともこのレースの古馬中距離路線における位置づけは変わっていません。
そのため、過去10年を検証します。
人気馬が結果を出している
1番人気の着順は、
【6・5・12・3・3・2・1・1・5・1着】と
【 3 1 2 4 】なのですが、2番人気も勝ってこそいないものの、
【2・3・5・4・4・3・2・5・13・中止】と比較的安定しています。
そして、これが大きいのですが、
この10年で1~3着に7番人気以下が入ったのは、22年の勝ち馬アフリカンゴールドと2着馬タガノディアマンテだけ。
基本的には人気馬と人気のない馬の間には大きな差があると思っている方が無難です。
年明け初戦だった馬のうち、前走がG1(海外を含む)だった馬が40頭いて、
【 7 5 7 21 】
とすごい成績。
一方で、年明けに1走以上消化していた馬は、
【 3 4 2 46 】
格の面で言えばどうしても劣りますけども、その割には健闘していると言えますし、特に2019年からに限れば、
【 2 4 2 20 】
と成績が上がってきており、これがトレンドとも言えましょう。
しかしながら…
関連性が高いと思われる日経新春杯組は、
【 1 0 1 19 】
と、明確に不振です。
ここ10年の、1~3着馬は全部で30頭いますけども(当たり前ですが)、2200m以上の距離で1~3着がなかったのは、
17年2着スマートレイアー
23年2着マテンロウレオ
この2頭のみ。
もっといえば、スマートレイアーには2200mのG1エリザベス女王杯で5着とはいえ0秒1差の実績がありましたし、マテンロウレオは2200m以上の出走が一度だけでしたので、重要な要素だと断言できます。
重賞連対実績がなかったのは15年に2着したスズカデヴィアスだけ。
24頭には重賞で2回以上の連対実績があり、1回しか連対実績のない6頭のうち半分の3頭は2200m以上でOP勝ちがあった点が共通しています。
◆やはり、4、5歳が有利。
・4歳=31頭が出走し、
【 4 6 3 18 】
・5歳=25頭が出走し、
【 4 0 4 17 】
・6歳=28頭が出走し、
【 1 3 1 23 】
・7歳以上は32頭が出走し
【 1 1 2 28 】
勝率は5歳馬がトップですが、連対率、複勝率は4歳馬がダントツで、若いほど優秀。
牝馬は、
【 2 3 0 14】
G1で1~3着のある馬に限定するなら、
【 2 3 0 8 】
と成績が上がっています。
※やはり”伝統の京都記念”であり、『格別定』なんだなと感じさせてくれますね。
京都記念は予定通り、12頭の登録馬がそのまま全馬出走します。
第二のサクラトゥジュールを探すべく、いつものように、人気だからとか、狙っているからとかいった色眼鏡で見るのではなく、各馬を公平に、
状態が良いのか悪いのか見ていきます。
2週前の24日に、栗東CW(やや重)で
【82.7-68.1-54.2-39.7-12.9】 とバタバタになるほどの負荷をかけることで上昇を期待していました。
【今週の追い切り】
栗東CWで単走
【82.9-66.5-52.2-37.5-11.7】
全体時計速く及第点をあげて良いと思いますが、可もなく不可もなしで、陣営が望んだ大幅な変わり身もなしなことで、
≪大望は酷≫
こまめに時計を出し、先週が好内容。
【今週の追い切り】
栗東CWで併せ馬
【84.7-66.2-51.4-36.8-11.3】
今週も好内容で特に終いの伸びが目立つ。
≪能力的にどうかは別として、状態だけは太鼓判押せる≫
中1週となるため、先週までは軽い運動。
【今週の追い切り】
栗東CWで単走
【84.1-68.7-53.9-38.6-11.5】
テンに抑えた分、最後までもった感じで中1週ですからこれで十分、これ以上やると良くない。
リズムよい点が良い材料で、気分も良さげに走っていた。
日経新春杯以来となりますが、いきなり3日に美浦ウッドで、 81.4-65.3-50.9-37.0-12.1の時計を出しています。
【今週の追い切り】
≪木曜に≫美浦坂路で単走
【54.1-39.3-25.9-12.9】
やればもっと時計は出た感じ。
ここまで手が回らない、回せないが本音ですが、≪状態は良く、大穴大好きな人なら≫
中間は、プールや坂路で軽めの調整。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【55.1-40.0-25.9-12.5】
変わり身を感じません。しかも全くと言って良いほどに。
≪今回も相当に厳しい≫
立ち上げが1月21日で、全部で6本の時計。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走 池添学調教師が乗り
【52.2-37.8-24.6-12.4】
フットワークと感触を確かめながらの騎乗だったのが伝わる。
前肢がスッと出ており、状態は良い。
≪一段上の馬になったかも≫
速い時計は全部で3本ですが、緩い時計を織り交ぜて入念に仕上げている。
【今週の追い切り】
美浦ウッド・やや重で併せ馬
【66.8-51.9-37.4-11.8】
ストライドが奇麗に伸びていて、躍動感がある。
≪もう一押し欲しい感じしますが、おまけで穴資格あり≫
先週栗東CWでの
【83.6-67.8-52.8-37.9-11.8】が優秀。
【今週の追い切り】
重馬場の栗東CWで酒井学騎手を背に
【83.5-68.1-53.5-38.4-12.1】
道中はだらっとした感じもゴールに向けて気持ちが入った感じ。
しかし、全体的には楽走で馬の気に任せた感じで、先週終了時点の期待感の大きさを考えると拍子抜け。
立ち上げは1月24日。
全部で5本の時計で、まずは思惑通りに来ることが出来た。
重の栗東CWを3頭併せ 横山和騎手が乗り
【83.6-69.7-54.8-39.0-11.5】
まだ真面目に走っていない感じ。3頭併せでしたが併せた人選といいますか馬選を間違えたんじゃないの?と言いたくなる気もします。
≪馬のデキは及第点以上ですが、万全の臨戦とは言えぬ≫
中山金杯を使っているのに、立ち上げが1月24日で、中間も意欲的な調教が目立っています。
【今週の追い切り】
重馬場の栗東CWで酒井学騎手を背に
【85.2-68.9-53.6-38.5-11.9】
走り自体はシャープなのですが、馬体に余裕を感じます。
これだけ調教をやっていても、まだ重いのかもしれません。
≪総合的調教十分に合格点≫
2週までが楽走。
先週の栗東CW
【79.7-64.3-50.3-36.6-12.0】が秀逸。
【今週の追い切り】
重馬場の栗東坂路で
【53.0-37.8-24.5-12.7】
力強いフットワークで一生懸命走っている。
良い負荷をかけることが出来た。
≪人気薄ではこの馬が一番≫
エリザベス女王杯の後、このレースを目標に入念。
出走馬中、〝一番人事を尽くした”と言えるのはこの馬でしょう。
【今週の追い切り】
やや重の美浦坂路で併せ馬
【52.9-38.7-25.2-12.3】
併走馬に対して終始余裕の手応え。
≪好調オーラを感じる≫
コメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
・一番はルージュエヴァイユ
・べラジオオペラには付け入る隙があるように感じます。
・プラダリアの評価を上方修正しないといけません。
・穴で一番はラヴェル。
このあたりが推奨馬券となります。
ここからは京都記念2024で買うべき有力馬を紹介していきます。
6戦4勝でダービーも0秒1差の4着だし、まだ緩いながらもいチャレンジCをボッケリーニを相手に勝ち切っている点を踏まえれば、外すわけにはいかないし、全幅の信頼とまではいかくとも、資金に不安のある人がウイン5を当てたいと思ったら、この馬を1頭にするのが有望な選択肢と言えましょう。
単勝ではオッズとの兼ね合いがありますから買えないかもしっれませんが、ウイン5で一頭にするのならばできるはずです。
べラジオオペラを負かし得る存在。
重賞で3戦連続での2着、特にG1エリザベス女王杯での2着はここで、今年のメンバーで格が足りていないとは言わせません。
有力馬には入れませんでしたが、個人的に注目している馬を紹介します。
今回の立場なら、後ろから脚を溜める競馬を試みることが出来るでしょう。
1600mだと頭数が多く除外の可能性が高いからここにと勝負気配からいったらマイナスの面があることは重々承知していますが、却ってこの条件の方がという気もしています。
相対的に3番手の評価をしますが、筆者は積極的に買いたくありません。
その理由は、青葉賞では単勝を取った馬なのですが、その後の成長に大いに不満。
京都大賞典と有馬記念(大敗も内容は悪くない)だけではかつてのきらめきが戻ってきたとは言えないと思うからです。
※少頭数のレースなので、そう何頭も買えません。
べラジオオペラが断然と思えば→WIN5を1頭に
ルージュエヴァイユに期待できると思えば、
ラヴェルに期待する場合は、
以上、京都記念2024の予想でした。
他にも京都記念2024の予想が欲しい方は、よく当たる無料予想を競馬予想サイトランキングに載っているすべてのサイトでもらえます。複数の予想を見てすり合わせることで勝率が上がるかも知れませんね。
]]>今回はそんなきさらぎ賞2024の予想を公開!
買い目から注目ポイントまで徹底的に考察しています。
過去データから独自の分析をしているので是非参考にしてください。
きさらぎ賞2024は2月4日京都競馬場芝1800mで行われる優勝賞金4100万円のG3選です。
古くはスペシャルウィークやサトダイさん(サトノダイヤモンド)といったクラシックホースを輩出しているレースで、時期的に、“少頭数になりやすいこと”で、素質のある1勝馬が出やすいし、不利を受けにくいことで、好結果を残し、そのままクラシックに乗るというケースが多いです。
また、京都の1800mで行われますので、ダービーコースの東京2400mと相関性の高いコース(=ともに瞬発力が要求される)です。
今年の登録馬は12頭ですので、全馬が出走可能であり、2勝馬はヴェロキラプトルだけという、やや小粒なメンバー構成。
逆に言うと、「このメンバーでも勝てば4100万だし、勝てればダービーまでの出走は確定」するわけですから、やはり、勝つこと。
3着よりは良いに決まっていますが、「2着にそこまでの意味はない」と考えている陣営が多いことを申し上げておきます。
開催日時 | 2024年2月4日(日) 15時35分発走予定 |
グレード | G3 |
開催競馬場 | 京都競馬場 11R |
コース | 芝1,800m |
性齢 | 3歳 オープン |
1着賞金 | 4100万円 |
馬番 | 枠 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ピエナオルフェ | 牡3 | 57.0 | 川島 | 12 |
2 | 2 | インザモーメント | 牡3 | 57.0 | 鮫島駿 | 9 |
3 | 3 | ウォーターリヒト | 牡3 | 57.0 | 幸 | 10 |
4 | 4 | ヴェロキラプトル | 牡3 | 57.0 | 西村淳 | 6 |
5 | 5 | シヴァース | 牡3 | 57.0 | Mデムー | 5 |
6 | 5 | ナムラエイハブ | 牡3 | 57.0 | 和田竜 | 8 |
7 | 6 | レガーロデルシエロ | 牡3 | 57.0 | Aルメート | 7 |
8 | 6 | ファーヴェント | 牡3 | 57.0 | 川田 | 1 |
9 | 7 | ジャスティンアース | 牡3 | 57.0 | 松山 | 3 |
10 | 7 | ブエナオンダ | 牡3 | 57.0 | 武豊 | 4 |
11 | 8 | テイエムリステット | 牡3 | 57.0 | 酒井 | 11 |
12 | 8 | ビザンチンドリーム | 牡3 | 57.0 | ピーヒュ | 2 |
きさらぎ賞は登録馬が全部で12頭ですので、1頭ずつ見ていくことにしましょう。
3戦1勝ノースヒルズの生産でホープフルSに駒を進め12番人気で8着。
ホープフルSは仕方のない結果、むしろ頑張ったと評価して良いのでは。
勝っている舞台の京都1800mとなり、今の京都の馬場は速い時計になりそうもないこともこの馬には追い風。
≪人気薄も馬鹿には出来ぬ≫
3戦2勝で社台ファームの生産。
出走馬中唯一の2勝馬で、こちらもホープフルSに駒を進めています(5番人気で逃げて10着)。
序盤から2番手の馬に来られてラクな展開ではなかったので着順は仕方ないです。
2戦目の野路菊Sでは好位で折り合えていますので逃げるだけの馬ではありません。
もうワンパンチ欲しいなと言う気はしますが、センスもあるし、G1→G3と定石通りにメンバーレベルが下がっていますので、期待が出来ます。
≪単勝買えるがワイド安心≫
5戦1勝で伏木田牧場の生産、シンザン記念の3着馬。
勝ったのがハナ差の接戦ですが、負けた4戦はいずれもそこまでの着差がなく、相手なりに走れるタイプですね。
筆者は、シンザン記念のメンバーレベル、レースレベルをそこまで評価していないので、この3着をどう考えるかですが、距離が延びる今回の方が余裕を持ってレースができるでしょうね。
≪上位の評価は出来ないが≫
1戦1勝、名牝ヴィブロスの仔でノーザンファームの生産馬。
馬主は大魔神・佐々木主浩氏と素質も話題性も、そして前走の内容も期待にたがわぬ馬です。
現時点での完成度で言えば、人気先行の感は否めませんが、1600で勝って、2戦目に距離を伸ばして重賞挑戦なのは陣営の予定通り。
≪半信半疑、いえ三信七疑≫
2戦1勝で三嶋牧場の生産。
未勝利戦の快勝で同じ京都1800mのここに挑戦することが決まった経緯。
調教でもまだまっすぐ走れていないので、もっともっと上がある馬なのですが、将来的にはテン良し中良し終い良しの競馬が出来そうなイメージがあります。
≪過度の期待?オッズ次第≫
4戦1勝でグランド牧場の生産馬。
この馬もシンザン記念に出ており(16番人気で6着)、芝がダメなわけでも、重賞で明らかに足りないわけでもありません。
≪買いづらいが状態は良い≫
5戦1勝でディリー杯4着のあと、自己条件を勝てず。
とはいえ、「現状2000では長い」ことがわかったのが収穫。
≪もどかしいが、力出せる≫
6戦1勝で沖田牧場の生産。
重馬場の2200m戦を6戦目で勝ち上がり。
しかも負けた他のレースにも強調材料なしなので、ちょっと買いづらい。
≪前走内容良かったのだが≫
1戦1勝、ノーザンファームの生産で、上り33秒9で2000mの新馬戦を快勝とノーザンファームの期待馬らしいパフォーマンスを披露。
【特筆すべきは】、最後の4ハロンが加速ラップなのにそれでも差し切っていること。
(あり得ない話ですけども…)きさらぎ賞の中からどれか一頭をもらえるとすれば、私はこの馬を選びます(=つまりは競走馬としての資質は断然これが一番と言いたい)。
≪追切次第も全面的に信頼≫
2戦1勝で東SP杯の3着馬です。
東京SP杯でシュトラウスの単勝を取っているので、この馬をそんなに強いとは思っていないのですが、それでもG3レベルならどこかでなんとかなって良い素材だとは思っています。
切れる脚があるのは初戦で実証済みなので、もしかしたらですが右回りの方が良かったという可能性はあります。
≪相応バッサリは切れない≫
2戦1勝で川田騎手から武豊騎手への乗り替わり。
出走ならば中1週となり、先約(ファーヴェント)があるから川田騎手が乗れないわけです。
前走は折り合いを欠いてのものなので評価を下げる必要はありませんが、わざわざこの時期に中1週で使う必要があるのかなと疑問に思います。
≪使い方が不満食指動かぬ≫
3戦1勝で3戦ともに内容のあるレースをしています。
調教でも掛かっており、将来的には短距離戦に行くのかもしれないが、先週の調教が圧巻と言って良いレベルで、能力は高いし、将来的にも楽しめる馬だと思います。
≪2着しても何も驚かない≫
多頭数の外枠はちょっと嫌だなぁと感じますが、今回は最大で12頭立てなのですから、枠順の有利不利に神経質になることはありません。
脚質云々よりも切れる脚、瞬発力を要求されるコースなので、ビザンチンドリームのように加速ラップをそれでも速い上りで差し切っているような馬に最適の舞台です。
京都の芝1800m戦は、外回りコースで行われるわけですが、2コーナー奥にある引き込み線の一番奥にスタート地点があります。
スタート後に向正面を走る距離が900mもあることで、枠順による有利不利はほとんどないと言えるわけですね。
900mも直線部分があれば、それだけで速いラップを刻むことになりますから、(今の馬場だと別ですが)速いラップ、速い時計で決着することが多いわけです。
そして京都競馬場の向正面では、高低差4mの坂を400mも走らなければなりません。
これは東京競馬場のゴール前の坂と同程度の傾斜で距離は倍近いのでかなりキツいですし、だからこそ、このコースで良いパフォーマンスをした馬がその後も活躍できるわけです。
外回りのため第4コーナーも切れ込みを利用することが出来ますからゴチャつくことも少なく、
切れ味重視の能力反映コース
私が好きなコースです!
年度 | 着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2023(良)中京 | 1 | 2 | 56 | フリームファクシ | 1 | 1勝クラス(中京芝2000m) 1着 | 1 |
2 | 7 | 56 | オープンファイア | 2 | アイビーステークス(LR) 3着 | 2 | |
3 | 3 | 56 | クールミラボー | 6 | 未勝利戦(阪神ダ1800m) 1着(-0.5) | 1 | |
2022(稍重)中京 | 1 | 2 | 56 | マテンロウレオ | 2 | ホープフルステークス(G1) 6着 | 9 |
2 | 3 | 56 | ダンテスヴュー | 3 | 東京スポーツ杯2歳ステークス(G2) 4着 | 5 | |
3 | 11 | 56 | メイショウゲキリン | 8 | 梅花賞(1勝クラス) 3着 | 3 | |
2021(良)中京 | 1 | 2 | 56 | ラーゴム | 3 | 京都2歳ステークス(G3) 2着 | 2 |
2 | 3 | 56 | ヨーホーレイク | 2 | ホープフルステークス(G1) 3着 | 4 | |
3 | 9 | 56 | ランドオブリバティ | 1 | ホープフルステークス(G1) 競争中止 | 2 | |
2020(良) | 1 | 1 | 56 | コルテジア | 7 | シンザン記念(G3) 3着 | 9 |
2 | 7 | 56 | ストーンリッジ | 4 | 新馬戦(阪神芝1600m) 1着 | 2 | |
3 | 8 | 56 | アルジャンナ | 1 | 東京スポーツ杯ステークス(G3) 2着 | 2 | |
2019(良) | 1 | 4 | 56 | ダノンチェイサー | 3 | こうやまき賞(500万) 1着 | 1 |
2 | 1 | 56 | タガノディアマンテ | 6 | エリカ賞(500万) 3着 | 5 | |
3 | 6 | 56 | ランスオブプラーナ | 7 | なずな賞(500万) 2着 | 1 | |
2018(良) | 1 | 3 | 56 | サトノフェイバー | 4 | 新馬戦(京都芝2000m) 1着 | 2 |
2 | 8 | 56 | グローリーヴェイズ | 2 | こうやまき賞(500万) 2着 | 2 | |
3 | 4 | 56 | ラセット | 5 | 未勝利戦(京都芝1600m) 1着 | 2 | |
2017(重) | 1 | 7 | 56 | アメリカズカップ | 6 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 9着 | 9 |
2 | 1 | 56 | サトノアーサー | 1 | シクラメン賞(500万) 1着 | 1 | |
3 | 4 | 56 | ダンビュライト | 2 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 13着 | 2 | |
2016(良) | 1 | 9 | 56 | サトノダイヤモンド | 1 | 500万(阪神芝2000m) 1着 | 1 |
2 | 2 | 56 | レプランシュ | 4 | シクラメン賞(500万) 1着 | 3 | |
3 | 3 | 56 | ロイカバード | 2 | 福寿草特別(500万) 1着 | 1 | |
2015(良) | 1 | 3 | 54 | ルージュバック(牝) | 1 | 百日草特別(500万) 1着 | 2 |
2 | 5 | 56 | ポルトドートウィユ | 2 | シクラメン賞(500万) 1着 | 2 | |
3 | 4 | 56 | アッシュゴールド | 3 | 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 8着 | 4 | |
2014(稍重) | 1 | 1 | 56 | トーセンスターダム | 2 | 京都2歳ステークス(OP) 1着 | 1 |
2 | 5 | 56 | バンドワゴン | 1 | エリカ賞(500万) 1着 | 1 | |
3 | 3 | 56 | エイシンエルヴィン | 6 | 未勝利(新潟芝1600m) 1着 | 1 |
昨年までの過去3年は中京2000mで行われておりますが、施行時期が変わっているわけではありませんし、同じ1800mの共同通信杯との兼ね合いもあるのですが、構図はだいたい毎年似たような感じです。
1番人気として十分な、平均的な成績が残っています。
もともとこのコースなんですから、強い馬が走れる状態で人気になっているのならば、そりゃ信頼度は高まります。
では、2番人気、3番人気といった次位はでうでしょうか?
これも平均的な2番人気の成績です。
もう1つ2つ3着以内が合って良いかなとは思いますが、3番人気としてはまずまず、こんなもんでしょう。
つまり
1~3番人気=上位人気馬は信頼できる。
3頭ともが揃って馬券圏外に消えた年はありません。
ここまでの1番人気~3番人気までの30頭を一くくりにすると、
【 7 7 5 12 】
この数字ならば、4番人気以下の単勝を買うとか、そこから軸馬を選ぶのは無謀と言えるレベルかもしれません。
繰り返しになりますが、やはり、『明け3歳のこの時期に能力が反映されるコース』で行われることが大きな要因であり、人気=能力とは完全には言えないのでしょうが、競馬ファンの優秀なところで、だいたいは人気と能力は比例しますもんね。
近年はホープフルSからきさらぎ賞が年明け初戦と言う馬の活躍が目立っています。
間隔的にも、格的にも納得できるところですね。
2歳戦が整備されたことも大きいのでしょうが、前走が重賞というのも妥当なローテで、その分、新馬勝ち、未勝利勝ちからここも勝ち切るというのが減っている感じ。
これは基本的なスタンダードだと言って良いでしょうから来年以降もきっと続くでしょう。
私の本命馬、ビザンチンドリームには嫌なデータです。
きさらぎ賞は予定通り、12頭の登録馬がそのまま全馬出走します。
いつものように、人気だからとか、狙っているからとかいった色眼鏡で見るのではなく、各馬を公平に、
“状態が良いのか悪いのか”
見ていきます。
【今週の追い切り】
栗東CWウッドで併せ馬 鮫島駿騎手を背に
【81.5-66.1-51.3-36.5-11.5】
前の組に追いついたことで、4頭併せの形となりました。
口割りながら頭の高い走法で現在のこの馬にとってきつい調教だったのでしょう。
ただし、全体の印象としては悪くありません。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走 西村淳騎手を背に
【53.8-38.5-24.7-11.8】
この時期の3歳馬ですから仕方がないのですが、完成途上ですね。
頭も高く、実が入っておらず、貧相です。
【今週の追い切り】
栗東坂路で併せ馬
【54.3-38.2-24.4-12.3】
フラフラはしていましたが、まだ余力を感じました。
そこまで評価は出来ませんが、それでも及第点はあげて良いでしょう。
【今週の追い切り】
栗東ポリトラックで併せ馬
【82.1-65.2-50.4-37.1-11.3】
ちょっと細いくらいの馬体です。
前肢がスムーズに出ており、まずまず以上ですね。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【53.8-38.6-24.2-11.8】
ゴールに向けて姿勢がしっかりし、伸びている点に好感が持てます。
≪期待通りの上昇示してる≫
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走 酒井学騎手を背に
【52.3-38.4-24.6-12.1】
時計は合格点ですが、全体の印象として訴えるものがありません。
【今週の追い切り】
栗東坂路で併せ馬
【52.6-38.5-25.3-12.6】
今週の追い切りも良かったですが、それまでの中間も良かった。
≪現状の力を発揮できる≫
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走 川島騎手を背に
【54.9-40.6-26.7-13.3】
人気薄なんですからもうちょっと積極的にやって欲しかった気はします。
とはいえ、キャリアと間隔を考えれば、これ以上はやれなかったでしょう。
【今週の追い切り】
栗東CWで併せ馬 国分優騎手が乗り
【86.4-71.0-55.2-39.3-11.6】
断然の1強だと思っていただけに、不満が残ります。
長目から追っているとはいえ、全体時計も、ラップタイムも?マークがつきます。
もちろん、馬なりで時計を出すことを優先していなかった意図はわかりますが、それにしても…。
【今週の追い切り】
栗東坂路で併せ馬 川田騎手を背に
【52.6-37.8-24.3-12.0】
ビザンチンドリームとは対照的にこの馬は良かった。
走りに余裕があり、ビシッと。
最後は馬なりのまま12秒0でまとめている以上にスピードを感じました。
≪評価を上方修正しないと≫
【今週の追い切り】
栗東CWで併せ馬 酒井騎手を背に
【84.3-68.0-52.4-37.2-11.7】
良いフットワークで走る馬ですね。
調教内容も上々で力出せます。
ただ、良いフットワークの分、今の京都の馬場が合っているとは思えないですね。
【今週の追い切り】
美浦坂路で単走
【54.4-38.3-24.4-11.7】
このラスト1ハロン11秒7という数字は今週の美浦坂路で一番速い時計です。
特筆できますし、この時計が出せると言うことは脚力があることは間違いがありません。
ここからはきさらぎ賞2024で買うべき有力馬を紹介していきます。
私は1強だと思っています。
先週日曜東京12Rでドクタードリトルの単勝を10万買いましたが(260円)、思った以上につくならば、この儲けを全部買っても良いくらい。
WIN5は当然、1頭です!
ビザンチンドリーム→レガーロデルシエロの馬単で20倍くらいつかないかなぁと思っています。
十分にこの決着は期待できると思っています。
馬単に5万円まではたぶんいれないでしょうが、1万円なら買って良いかなと。
筆者は1点買いなので、3連単で点数を多めに買うということはしませんが、パドック返し馬次第で馬単の相手となり得る面々だと思っています!
有力馬4頭には入れませんでしたが、個人的に注目している馬を紹介します。
出走馬中唯一の2勝馬で、ホープフルSに駒を進めています。
G1からG3になりメンバーのレベルが下がったことにより期待大。
ただ逃げる馬ではなく好走できる馬です。
穴馬といえるかどうかはさておき、東京SP杯でシュトラウスの単勝を取っているので、この馬をそんなに強いとは思っていないのですが、それでもG3レベルならどこかでなんとかなって良い素材だとは思っています。
現時点での予想買い目を公開。
最終追い切り後に改めて買い目は更新します。
※勝つのは◎ビザンチンドリームだと思っているので(この条件、この情勢なので枠順を気にする必要もない)、ワイドではなく、単勝か馬単で勝負したい。
もちろん、WIN5にも期待したい。
そう思っています!
追い切り評価のコメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
・ビザンチンドリームの評価を下方修正しないといけません。
・ファーヴェントの評価を上方修正しないといけません。
そういう意味では大金勝負がしづらいレースになってしまったのが残念です。
WIN5においてもビザンチンドリームを1頭にするのは危険で、ファーヴェントは必ず入れたいですし、ファーヴェントの単勝が面白くなりました。
以上、きさらぎ賞2024の予想でした。
他にもきさらぎ賞2024の予想が欲しい方は、よく当たる無料予想を競馬予想サイトランキングに載っているすべてのサイトでもらえます。複数の予想を見てすり合わせることで勝率が上がるかも知れませんね。
]]>今回はそんな東京新聞杯2024の予想を公開!
買い目から注目ポイントまで徹底的に考察しています。
過去のデータから独自の分析をしているので是非参考にしてください。
東京新聞杯2024は2月4日に東京競馬場芝1,600mで行われるG3戦です。
古馬マイル路線にも確たるチャンピオンホースが存在しません。
春のG1安田記念と同じコース、同じ距離で行われることから近年の東京新聞杯は重要度が高まっています。
昔の東京新聞杯は冬枯れの芝で斤量規定が細かく、実績馬にはどう考えても不利な条件だったので、OP特別に毛の生えた程度のメンバーしか集まりませんでした。
しかし、斤量規定が格別定に替わったことで重要度がグッと上がり、リスグラシューやインディチャンプといった後のビッグネームもここの勝ち馬に名を連ねています。
【基本】なので、大事なことです。
23.2.4以降のG1勝ち馬は3キロ増(牝馬限定のG1は除く)
牝馬限定G1及びG2勝ち馬は2キロ増(牝馬限定のG2は除く)
牝馬限定G2及びG3勝ち馬は1キロ増(牝馬G3は除く)
23.2.3以前のG1勝ち馬は2キロ増、牝馬限定G1、G2勝ち馬は1キロ増(ただし2歳時の成績は除く)。
単純にいえば、重い斤量を背負わされる馬=実績馬・格があるというわかりやすい構図で、今年のメンバーでは、
この3頭に、その後が不振ながらも、きさらぎ賞勝ち馬のフリームファクシ、サウンドビバーチェが格上と言える存在です。
2着だと1600万円、3着は1000万円の賞金がもらえます。
いくら東京競馬場でも、Ⅾコースを使用するため、フルゲートは16頭で、22頭が特別登録しているのですが、ここを使っても、まだ本番のヴィクトリアマイルだったり、安田記念までには時間がありますから、
『現状の出来で東京コースとマイル戦を試したい』
特に、ローズS勝ち、秋華賞2着のマスクトディーヴァからすればそういう意味合いのレースであり、リバティアイランドは別格としても、ローズSで負かしたブレイディヴェーグがエリザベス女王杯を勝ったことで、この馬が裏路線といいますか、3番手の扱いとなっている、だからここからの始動となったわけです。
秋華賞も2着ですから、別に賞金を加算できなくてもG1戦線に進めますので、『本気度』という観点ではお勧めできませんが、この機会に、
「一気に試せることは大きな意味がある」ことが言えます。
1800mのローズSを1分43秒0という破格のレコードで駆けていること、秋華賞でただ一頭あのリバティアイランドを追い詰めたこと。
この馬が鋭い差し脚で勝ち切ることが一番盛り上がる結末だとは思いますが、果たしてそううまくいくのかどうか?
妥当なオッズはどのへんか?
この馬には敬意を払いつつ、他の馬から買った方が良いのではないか?
それを探っていきましょう。
まずはジャスティンカフェ。この馬が2番人気かなと思います。
エプソムCは危なげのない順当勝ちでしたし、マイルCSにしても、「G1では…」という声をよそに十分過ぎる走りで3着に。
「一段上の存在になった」。
これはある関係者の弁ですが、確かに、昨年(1番人気で4着)よりも安定感が格段に増していますし、1つ年をとっても、中間の動きからは衰えなど考える必要はなく、より円熟味を増したこと、「G1を勝てるに越したことはないけど、この馬にとって今年どれだけ活躍できるかがポイント」となることも事実。
路線は違いますが、ディープボンドみたいなものでしょうか、G1では足りなくてもG2、3では譲れない、そういう覚悟で出てくる馬です。
次にウインカーネリアン・サウンドビバーチェ。
この2頭にはすごく気になります。
なぜなら、マスクトディーヴァにしてもジャスティンカフェにしても、“後ろから差し脚を伸ばす馬”で、今回に“好位からの競馬を試したい”と思っているわけではありませんから。
必然的に、「レースを作れて」、有力馬のエンジンがかかったころには〝はるか前”でのセーフティーリードが具現化できる馬だからです。
【◎】特にウインカーネリアンは、昨年の東京新聞杯を1分31秒8、前半600m34秒4、後半600m34秒7というイーブンペースで逃げ切っていますけども、これと同じことをやれれば、いくらマスクトディーヴァでも届かない、(なにしろマスクトディーヴァは大外ぶん回しが濃厚でもありますので)となります。
開催日時 | 2024年2月4日(日) 15時45分発走予定 |
グレード | G3 |
開催競馬場 | 東京競馬場 11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 4歳以上 オープン |
1着賞金 | 4100万円 |
馬番 | 枠 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | サクラトゥジュール | 牡7 | 57.0 | キング | 15 |
2 | 1 | アスクコンナモンダ | 牝6 | 57.0 | 横山武 | 9 |
3 | 2 | ドルチェモア | 牡4 | 57.0 | 石橋脩 | 16 |
4 | 2 | ルージュリナージュ | 牝5 | 55.0 | 横山和 | 14 |
5 | 3 | ウインカーネリアン | 牡7 | 58.0 | 三浦 | 5 |
6 | 3 | マスクトディーヴァ | 牝4 | 56.0 | 岩田望 | 1 |
7 | 4 | ジャスティンカフェ | 牡6 | 58.0 | 坂井 | 2 |
8 | 4 | ホウオウビスケッツ | 牡4 | 57.0 | 岩田康 | 12 |
9 | 5 | ウンブライル | 牝4 | 55.0 | ルメール | 3 |
10 | 5 | ダノンタッチダウン | 牡4 | 57.0 | 北村友 | 13 |
11 | 6 | マテンロウスカイ | セ5 | 57.0 | 横山典 | 4 |
12 | 6 | コナコースト | 牝4 | 55.0 | 戸崎圭 | 7 |
13 | 7 | トゥードジボン | 牡5 | 57.0 | 藤岡佑 | 6 |
14 | 7 | サウンドビバーチェ | 牝5 | 56.0 | 浜中 | 10 |
15 | 8 | フリームファクシ | 牡4 | 58.0 | 菅原明 | 11 |
16 | 8 | アヴェラーレ | 牡5 | 56.0 | キングスコ | 8 |
馬名 | 予想オッズ |
---|---|
マスクトディーヴァ | 2.3 |
ジャスティンカフェ | 5.3 |
ウンブライル | 9.2 |
マテンロウスカイ | 10.3 |
ウインカーネリアン | 12.7 |
トゥードジボン | 15.6 |
コナコースト | 16.0 |
アヴェラーレ | 18.8 |
アスクコンナモンダ | 21.6 |
サウンドビバーチェ | 21.7 |
フリームファクシ | 21.8 |
ホウオウビスケッツ | 30.0 |
ダノンタッチダウン | 35.7 |
ルージュリナージュ | 44.8 |
サクラトゥジュール | 45.6 |
ドルチェモア | 89.8 |
G1の3歳馬のNHKマイルC、ヴィクトリアM、安田記念が行われる舞台ですね。
向正面の奥からスタートし、250m地点までは緩やかな下りです。
3コーナーまでは約550mほどの直線なのでポジション争いがさほど激しくならないので、枠順の有利不利も気にすることはありません。
ただし、3コーナー手前でいったん坂を登るが、再度下りの状態でコーナーに突入するため、息を抜きたいはずのコーナーで息が抜けないことが大きい。
そのため1400mに比べれば、上がりが掛かる傾向となり、前に行った馬も苦しいが、後ろに控えた馬も前の貯金を覆すには一苦労というタフなコースです。
マイル戦ながらスタミナ消耗戦になるコースで、このコースを逃げ切るにはスピードに加え、スタミナ、底力が必要となる。
このコースが『中距離・2000mを走れるくらいのスタミナが要求される』と言われる理由ですね。
クラスが上がるほど逃げ一辺倒では難しくなる……はずだが、外差しが利きにくくなっている影響なのか、近年は安田記念(ロゴタイプ)、NHKマイルC(メジャーエンブレム、ミッキーアイル)など大舞台での逃げ切りも目立っている(メジャーエンブレム、ミッキーアイルは単純にそのレースの中では抜けて強かった)。
とはいえ、基本は瞬発力を持つ馬が有利なコースなので、イメージとしては好位、もしくは好位直後から切れる馬が一番安心して買えますね。
また、一般的に速いタイムが出る高速馬場になる事が多いので、スピード豊富でキレのある瞬発力を持つ馬が好走傾向。
この傾向が顕著な開幕間もない時期(東京新聞杯は2週目)は、先行した馬がバテずに粘り切るケースが多発しており、やはり2週目ですから、マスクトディーヴァみたいな馬よりも、ウインカーネリアンのような馬が狙い目になりますね(人気の面からも)。
年度(馬場) | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023(良) | 1 | 2 | 牡6 | 58 | ウインカーネリアン | 4 | マイルチャンピオンシップ(G1) 12着 | 9 |
2 | 15 | 牝4 | 56 | ナミュール | 2 | エリザベス女王杯(G1) 5着 | 3 | |
3 | 16 | 牝4 | 55 | プレサージュリフト | 6 | 京都金杯(G3) 3着 | 2 | |
2022(良) | 1 | 11 | 牡4 | 56 | イルーシヴパンサー | 4 | ノベンバーステークス(3勝クラス) 1着 | 1 |
2 | 6 | 牝4 | 55 | ファインルージュ | 1 | 秋華賞(G1) 2着 | 2 | |
3 | 9 | 牡6 | 57 | カラテ | 2 | ニューイヤーステークス(LR) 1着 | 1 | |
2021(良) | 1 | 10 | 牡5 | 56 | カラテ | 5 | 若潮ステークス(3勝クラス) 1着 | 8 |
2 | 4 | 牡5 | 56 | カテドラル | 12 | キャピタルステークス(LR) 9着 | 2 | |
3 | 11 | 牝5 | 54 | シャドウディーヴァ | 3 | エリザベス女王杯(G1) 8着 | 14 | |
2020(良) | 1 | 1 | 牝5 | 56 | プリモシーン | 4 | マイルチャンピオンシップ(G1) 11着 | 9 |
2 | 12 | 牝4 | 54 | シャドウディーヴァ | 6 | 常総ステークス(3勝クラス) 1着 | 2 | |
3 | 13 | 牡4 | 56 | クリノガウディー | 5 | マイルチャンピオンシップ(G1) 7着 | 12 | |
2019(良) | 1 | 2 | 牡4 | 56 | インディチャンプ | 1 | 元町ステークス(1600万) 1着 | 1 |
2 | 6 | 牝5 | 54 | レッドオルガ | 6 | ターコイズステークス(G3) 6着 | 6 | |
3 | 1 | 牡5 | 56 | サトノアレス | 4 | 阪神カップ(G2) 15着 | 5 | |
2018(良) | 1 | 8 | 牝4 | 55 | リスグラシュー | 3 | エリザベス女王杯(G1) 8着 | 7 |
2 | 3 | 牡4 | 57 | サトノアレス | 5 | キャピタルステークス(OP) 2着 | 2 | |
3 | 15 | 牡4 | 56 | ダイワキャグニー | 2 | 中山金杯(G3) 5着 | 3 | |
2017(良) | 1 | 2 | 牡4 | 56 | ブラックスピネル | 3 | 京都金杯(G3) 2着 | 6 |
2 | 5 | 牡4 | 56 | プロディガルサン | 5 | 菊花賞(G1) 11着 | 11 | |
3 | 7 | 牡4 | 57 | エアスピネル | 1 | 京都金杯(G3) 1着 | 1 | |
2016(良) | 1 | 6 | 牝6 | 55 | スマートレイアー | 5 | エリザベス女王杯(G1) 5着 | 8 |
2 | 3 | 牡7 | 57 | エキストラエンド | 6 | 京都金杯(G3) 7着 | 4 | |
3 | 10 | 牡5 | 56 | マイネルアウラート | 11 | 阪神カップ(G2) 9着 | 12 | |
2015(稍重) | 1 | 6 | 牡6 | 56 | ヴァンセンヌ | 3 | 元町ステークス(1600万) 1着 | 2 |
2 | 13 | 牡6 | 56 | アルフレード | 9 | ニューイヤーステークス(OP) 9着 | 2 | |
3 | 10 | 牡5 | 56 | フルーキー | 1 | 京都金杯(G3) 4着 | 2 | |
2014(重) | 1 | 7 | 牝6 | 57 | ホエールキャプチャ | 8 | エリザベス女王杯(G1) 6着 | 4 |
2 | 11 | 牡5 | 56 | エキストラエンド | 3 | 京都金杯(G3) 1着 | 6 | |
3 | 12 | 牡5 | 57 | クラレント | 5 | 阪神カップ(G2) 3着 | 7 |
■ステップが多様化しています。
ひと昔前は、正月・中山のニューイヤーS → 東京新聞杯が定番でしたが、ノーザンファームの使い分けや、格別定となったことによる、G1参戦馬が使ってきやすくなったことでステップが多様化しているわけです。
過去10年では
・エリザベス女王杯組が4連対
・京都金杯組が3連対。
しかし
最近5年に限れば、
・エリザベス女王杯組は1連対
・京都金杯組は連対馬がゼロ。
露骨なまでに成績を落としています。
※なお、前走で掲示板を外していた馬が1着馬に4頭、2着馬に5頭、3着馬に4頭も名を連ねていますので、G1組はもちろんのこと、非G1組の巻き返しも少なくないだけに、前走の成績から明確な傾向があるわけではないという厄介なレースでもあります。
■年齢別では、
・4歳=40頭が出走し、
【 4 5 4 27 】
・5歳=39頭が出走し、
【 2 3 5 29 】
・6歳=37頭が出走し、
【 4 1 1 31 】
・7歳=22頭が出走し、
【 0 1 0 21 】
・8歳より上は10頭が出走
【 0 0 0 10 】
昔のトロットサンダーみたいな馬はなかなかいませんから、8歳になって速い時計で走りなさいと言われても厳しいことを数字が示しています。
4歳が中心で、5,6歳までは同じ評価、あとは落ちるという風な感じ方で良いでしょう。
また、牝馬という括りでは
21頭の出走で8連対と無視できない成績が残っています。
過去10年の人気別の成績を見てみると、上位人気は信頼できないという結果に。
1番人気が2連対、2番人気も1連対と散々な成績。
馬単は7回までが5000円を超えており、そのうち4回が万馬券。
だから今年もそうだよとは言いませんが、仮に固めのくみあわせでも他の重賞に比べれば好配当にシフトした配当となってくれましょう。
東京新聞杯はフルゲートの16頭で争われることになりました。
予定通りというべきか、カルリーノ、カルロヴェローチェ、セッタレダスト、ラヴェル、リューベックの5頭が非抽選での除外となりました。
いつものように、人気だからとか、狙っているからとかいった色眼鏡で見るのではなく、各馬を公平に、
“状態が良いのか悪いのか”見ていきます。
【今週の追い切り】
美浦ウッドで3頭併せ
【86.1-69.7-54.0-39.6-12.0】
余力残しの内容でしたが、これで十分でしょう。
状態はキープしてますね。
【今週の追い切り】
栗東CWウッドで3頭併せ 中井騎手を背に
【85.1-68.9-53.3-37.7-12.1】
追ってシャープ。並走馬をあっという間に置き去りにしています。
≪グッドかなり良いです!≫
【今週の追い切り】
美浦ウッドで併せ馬 三浦騎手が乗り
【83.8-67.0-52.1-37.9-11.6】
やや軽めにも映りましたが、躍動感があって、これで十分でしょう。
≪十分に合格点をつけれる≫
【今週の追い切り】
美浦ウッドで3頭併せ
【67.5-52.5-38.0-11.4】
もっとやって欲しかったというのはありますが、9か月ぶりのレースで無理もさせられないところ。
≪本気と言えず使ってから≫
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【54.4-38.6-24.1-11.7】
状態上がっています。なによりもフットワークが力強くなった。
≪十分過ぎるほどに買える≫
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【52.3-37.6-24.6-12.6】
時計が速く、ちょっときつそうな顔つきでした。
ただ、良い負荷をかけることが出来たのは事実で、沈むフォームも好感が持てます。
≪馬にスイッチを入れた≫
【今週の追い切り】
美浦ウッドで併せ馬
【80.9-64.5-50.4-36.1-11.5】
元気が有り余っている感じ。
外々をまわって、素軽いし、まさに唸っている。
≪完全に穴馬として狙える≫
【今週の追い切り】
栗東CWで3頭併せ 坂井瑠騎手が乗り
【82.7-66.9-51.7-37.2-11.7】
フットワークがまだ本物ではない感じ。
≪完全に拍子抜けガッカリ≫
【今週の追い切り】
栗東ポリトラックで単走
【67.9-52.4-38.0-11.5】
今週は軽めですが、先週のポリトラックで十分の判断。
まずまず、仕上がっており相応ではあります。
【今週の追い切り】
栗東CWで単走
【52.4-37.3-11.3】
動きが重苦しく、まだ重いんだなを感じさせる。
【今週の追い切り】
≪木曜に≫美浦ウッドで併せ馬 石橋騎手を背に
【81.8-65.2-49.9-35.6-11.1】
強い負荷をかけきっちりと先着と陣営の思惑通り。
≪大敗続くが好調教なので≫
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【54.0-38.1-24.4-12.0】
叩きつける感じのフットワークで体を使って走ることを覚えてきた感じ。
≪状態明らかに上がってる≫
【今週の追い切り】
美浦ウッドで単走 岩田康誠騎手を背に
【68.3-52.5-37.8-11.4】
スムーズな走りで時計もまずまず。
とはいえ、強調材料を欠く。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【53.5-38.9-25.0-12.0】
まだ粗削りやなぁという走り。
昨秋には及びませんが、復帰戦としては十分なレベルに仕上がっていると思いますが…
≪負ける消える期待できる≫
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【52.4-37.5-24.3-12.2】
前肢の筋肉が盛り上がっている。
≪前走時より一段階上良化≫
【今週の追い切り】
美浦ウッド併せ馬
【68.8-53.9-38.7-11.5】
闘志感じる顔つきで気合が乗っている。
コーナリングもスムーズで全体的に良い。
ここからは東京新聞杯2024で買うべき有力馬を紹介していきます。
7歳というのがネックですが、ここでも逃げれるのでは。
“2倍のマスクトディーヴァならば、6倍のこの馬を買った方が良いのでは”にもろに該当します。
思い切ってサウンドビバーチェを抜擢するかとも思えましたが、やはい、この馬の差し脚、ポテンシャルを無視していいわけではありません。
ウインカーネリアン→マスクトディーヴァ の馬単で約20倍だとすれば、十分過ぎる戦果ではないでしょうか。
ここの次かなぁという気もしますが、明らかに状態が良くなっていますので、もっとスッと動けるでしょう。
あくまで穴での推奨で、ウインカーネリアンとセットで考えた方が良いかもしれません。
ここを目標に間隔が開いているのが良い。
落ち着きが出てきたのが何よりも良く、脚取りからもパワーアップしていることを感じられる。
有力馬4頭には入れませんでしたが、個人的に注目している馬を紹介します。
近走からは手を出せませんが、いろんなことに目をつぶって、「東京の軽い、今のコンディションの馬場」が大幅なプラス材料。
このレースの傾向にも合っています。
意外と人気になってしまうかもしれませんが、穴馬での:推奨で良いでしょう。
立て直されていること、マイルの方が良いことがセールスポイント。
ただ、イメージ的には東京よりも、もうちょっと直線が短いほうが良いのかなとも思えます。
現時点での予想買い目を公開。
最終追い切り後に改めて買い目は更新します。
このあたりが主力馬券で、あとは遊びの範疇と言うスタンスが正解だと思っています!
※単純に大きな配当が欲しいので、点数を多く買ってもかまわないということであれば、3連単でも良いのですが、筆者は点数を多く買うのがいやなタイプなのでこの買い目とします。
追い切りのコメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
・マスクトディーヴァには全面的な信頼は置けません。
・ジャスティンカフェにしてもそれは同様。
であれば、思い切った穴狙いも十分に有益な戦略で、
これらの面々を狙いたいところ。
WIN5では点数を廻し、これらを加えたいと思います。
以上、東京新聞杯2024の予想でした。
他にも東京新聞杯2024の予想が欲しい方は、よく当たる無料予想を競馬予想サイトランキングに載っているすべてのサイトでもらえます。複数の予想を見てすり合わせることで勝率が上がるかも知れませんね。
]]>過去のデータから独自の分析をしているので是非参考にしてください。
シルクロードステークス2024は1月28日に京都競馬場芝1200mで行われるG3のハンデ戦です。
G1高松宮記念の前哨戦ではありますが、1着馬になっても優先出走権は与えられません。
確たるチャンピオンホースが不在の上、チャンピオンホースとして期待されたママコチャにしてもその地位を確固たるものに出来ていないスプリント路線。
3月24日のG1高松宮記念に向けて、まさに戦国模様を呈しています。
あの織田信長にしても、桶狭間の戦いの前は弱小勢力に過ぎませんでしたし、美濃をとってやっと武田信玄や上杉謙信といった列強と肩を並べることが出来たわけで、話をシルクロードSに戻せばオタルエバーやバースクライ、付け加えるならばアグリにしても、ここを勝つことが出来てやっとこさ高松宮記念=天下取りに名乗りを挙げることが出来るという構図です。
・優勝賞金は4100万円
2着だと1600万円、3着は1000万円の賞金がもらえます。
フルゲートは18頭で20頭が特別登録しているのですが、ハンデ戦ですから、やはり、ハンデの付き方、トクした、損したを把握できていないといけません。
トップハンデは『58キロ』のアグリとトゥラヴェスーラです。
このうち、トゥラヴェスーラは31戦4勝の9歳馬。
重賞勝ちこそないものの昨年の高松宮記念が3着で永島まなみ騎手が騎乗することでも話題となっています。
しかし、この58キロはどう考えても損してますね。
京王杯SC、阪急杯でも2着がありますけども、それにしたって2,3年前の話であり、もっといえばどちらも人気薄での気楽な立場が奏功したわけで、”自分で勝ちに行って勝ち切れるのか?“という強い馬の条件を満たしていないうえに単純な実績から重いハンデを課される。
うがった言い方にもなりますが、だから永島まなみ騎手が乗せてもらえるとも言えます。
一方のアグリは、14戦5勝、昨年の阪急杯の勝ち馬で高松宮記念では3番人気、スプリンターズSでは2番人気にも推されていますので、『まずまず妥当』、『実際のところ0.5キロトクをしている』とも言えます。
また、2月一杯で定年、引退となる安田隆行厩舎(騎手時代にはあのトウカイテイオーでダービージョッキーに輝く)ですから、師のためにも、気持ちよく勝ちたいことは言うまでもありません。
もちろん、58キロでも勝ち切る力はありますが、≪モノサシ≫と認定は出来ても、この手のタイプは”半信半疑”といいますか、”四信六疑”、馬券的には”三信七疑”くらいに思っていた方が良いでしょう(妥当な単勝オッズは3倍くらいと思っていてください)。
実績からいえば、重賞勝ちがないのですから、このハンデは見込まれています。
もちろん、スワンSや京阪杯は内容が濃かったのでそれを買われてのことなんでしょう。
またコンマ5キロのハンデは、通常”0.5キロ恵まれた”ことが多く、重賞勝ちのないルガルをトゥラヴェスーラ、アグリと同じには出来ないという一面もあります。
オタルエバー、サンライズオネスト、ホープフルサインの3頭。
この中ではズバリ、オタルエバーですね。
気性が成長したことでレースで溜が利くようになったことが大きく、特に前走のラピスラズリSの内容が濃く、重賞の壁がないとは言いませんが、単純な数字、時計では十分以上にやれます。
サンライズオネストは往時の力がなく、ホープフルサインにしても勝つまでは至れないでしょう(ウイン5で買う必要なしと言っています)。
3連勝中のバースクライ=54キロ、6着に終わったものの富士Sで2番人気に推されたエターナルタイム=54キロが買える馬。
特に、ハーツクライの仔ではあってもバースクライにはそうとうな勢いを感じます。
今名前が挙がった馬たちの中から勝ち馬は出るでしょうし、馬券に絡む3頭のうち、少なくとも2頭は馬券に絡むと思えます。
開催日時 | 2024年1月28日(日) 15時35分発走予定 |
グレード | G3 |
開催競馬場 | 京都競馬場 11R |
コース | 芝1,200m |
性齢 | 4歳以上 オープン |
1着賞金 | 4100万円 |
馬番 | 枠 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | カイザーメランジェ | 牡9 | 56.0 | 津村 | 18 |
2 | 1 | リバーラ | 牝4 | 54.0 | 田口 | 16 |
3 | 2 | ホープフルサイン | 牡8 | 57.0 | 太宰 | 13 |
4 | 2 | ルガル | 牡4 | 57.5 | 西村淳 | 1 |
5 | 3 | エターナルタイム | 牡5 | 54.0 | ルメール | 3 |
6 | 3 | サトノラムセス | 牡6 | 55.0 | 池添 | 14 |
7 | 4 | ジューンオレンジ | 牝4 | 54.0 | 横山和 | 6 |
8 | 4 | ディヴィナシオン | 牡7 | 56.0 | 古川吉 | 17 |
9 | 5 | サンライズロナウド | 牡5 | 55.0 | 横山典 | 8 |
10 | 5 | カワキタレブリー | 牡5 | 55.0 | 岩田康 | 15 |
11 | 6 | サンライズオネスト | 牡7 | 57.0 | 和田竜 | 9 |
12 | 6 | メイショウソラフネ | 牡5 | 56.0 | 角田河 | 7 |
13 | 7 | アグリ | 牡5 | 58.0 | 坂井 | 2 |
14 | 7 | テイエムスパーダ | 牝5 | 56.0 | 富田 | 10 |
15 | 7 | バースクライ | 牝4 | 54.0 | 岩田望 | 4 |
16 | 8 | トゥラヴェスーラ | 牡9 | 58.0 | 永島 | 12 |
17 | 8 | オタルエバー | 牡5 | 57.0 | 松山 | 5 |
18 | 8 | ショウナンハクラク | 牡5 | 55.0 | 浜中 | 11 |
京都芝1200mは、速い時計で決着することの多い条件ですが、先週の降雨の影響がどの程度あるのかがポイントとなります。
向正面の直線半ばがスタート地点で、最初のコーナーまでの距離はおよそ320mなのですが、上り坂が続くために他場の1200mほどには前傾ラップにはなりにくい。
イメージとしては、勝ち時計が1分8秒0ならば、前半600mが34秒0、後半600mも34秒0とイーブン、もしくはそれに近い時計の刻み方をします。
坂を上り切ると4コーナーからは平坦なことと、直線も短いため逃げ・先行馬が有利となっているのがスタンダードです。
また、内回りで3~4コーナーの角度が急なため、頭数にかかわらず内枠有利なのですが、先週の競馬を見ていた人ならば、〝外が伸びていた、逃げ馬が内を開けて走っていた”ことが強烈に印象に残っていることと思います。
この馬場がどのくらい回復しているか。
Bコース2週目となるわけですが、馬場の回復具合が重要となりますので、今後の馬場状態の推移を把握し、土曜、そして日曜の直前まで馬場を気にすることが大事です。
サウジやドバイの海外に遠征し高額賞金を目指すという流れが強くなっていますが、高松宮記念を念頭に置いた際に、シルクロードSのこの間隔の良さが関係者受けしていることも事実です。
だから
中京開催ではありましたが、2年前の勝ち馬はメイケイエール、昨年の勝ち馬はナムラクレアと本番でも人気に推される面々が参戦しているわけで、中京開催の近3年はありますけども、過去10年でデータを見ていきます。
年度(馬場) | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023(良)中京 | 1 | 2 | 牝4 | 56.5 | ナムラクレア | 2 | スプリンターズステークス(G1) 5着 | 2 |
2 | 9 | 牡7 | 57.5 | ファストフォース | 10 | タンザナイトステークス(OP) 4着 | 5 | |
3 | 8 | 牡4 | 56 | マッドクール | 1 | 知立ステークス(3勝クラス) 1着 | 1 | |
2022(良)中京 | 1 | 3 | 牝4 | 55 | メイケイエール | 2 | スプリンターズステークス(G1) 4着 | 7 |
2 | 16 | 牝5 | 54 | シャインガーネット | 7 | オーロカップ(LR) 3着 | 1 | |
3 | 10 | 牡6 | 56 | ナランフレグ | 3 | タンザナイトステークス(OP) 1着 | 2 | |
2021(良)中京 | 1 | 13 | 牡6 | 56 | シヴァージ | 4 | 京阪杯(G3) 5着 | 5 |
2 | 2 | 牡6 | 57.5 | ライトオンキュー | 3 | スプリンターズステークス(G1) 9着 | 6 | |
3 | 12 | 牡4 | 57 | ラウダシオン | 2 | マイルチャンピオンシップ(G1) 15着 | 6 | |
2020(良) | 1 | 8 | 牝4 | 55 | アウィルアウェイ | 3 | 京阪杯(G3) 4着 | 6 |
2 | 6 | 牝4 | 53 | エイティーンガール | 6 | 2019ファイナルステークス(3勝クラス) 1着 | 2 | |
3 | 15 | 牡4 | 54 | ナランフレグ | 8 | 浜松ステークス(3勝クラス) 1着 | 3 | |
2019(良) | 1 | 2 | 牡4 | 56.5 | ダノンスマッシュ | 1 | 京阪杯(G3) 1着 | 1 |
2 | 8 | 牝6 | 53 | エスティタート | 11 | 京阪杯(G3) 5着 | 8 | |
3 | 18 | 牡9 | 57 | ティーハーフ | 12 | 淀短距離ステークス(OP) 3着 | 9 | |
2018(重) | 1 | 1 | 牡5 | 57 | ファインニードル | 4 | スプリンターズステークス(G1) 12着 | 6 |
2 | 7 | 牡5 | 58 | セイウンコウセイ | 5 | 京阪杯(G3) 7着 | 5 | |
3 | 4 | 牡6 | 55 | フミノムーン | 15 | スワンステークス(G2) 17着 | 11 | |
2017(良) | 1 | 7 | 牡7 | 57.5 | ダンスディレクター | 3 | 阪神カップ(G2) 4着 | 6 |
2 | 11 | 牡4 | 55 | セイウンコウセイ | 4 | 淀短距離ステークス(OP) 1着 | 5 | |
3 | 9 | 牡5 | 56 | セカンドテーブル | 7 | 淀短距離ステークス(OP) 2着 | 2 | |
2016(稍重) | 1 | 1 | 牡6 | 57 | ダンスディレクター | 2 | 阪神カップ(G2) 2着 | 5 |
2 | 8 | 牡5 | 56 | ローレルベローチェ | 5 | 淀短距離ステークス(OP) 1着 | 1 | |
3 | 7 | 牡6 | 55 | ワキノブレイブ | 11 | 淀短距離ステークス(OP) 8着 | 4 | |
2015(良) | 1 | 3 | 牝6 | 55.5 | アンバルブライベン | 2 | 淀短距離ステークス(OP) 2着 | 3 |
2 | 2 | 牡6 | 56 | サドンストーム | 3 | 淀短距離ステークス(OP) 5着 | 2 | |
3 | 15 | 牡8 | 57 | セイコーライコウ | 12 | ラピスラズリステークス(OP) 3着 | 2 | |
2014(良) | 1 | 2 | 牝5 | 55 | ストレイトガール | 2 | 尾張ステークス(OP) 1着 | 1 |
2 | 1 | 牝4 | 55 | レディオブオペラ | 1 | 淀短距離ステークス(OP) 1着 | 1 | |
3 | 6 | 牝5 | 53 | リトルゲルダ | 13 | 尾張ステークス(OP) 11着 | 2 |
■内枠有利
1~4枠で53頭が出走し、
【 6 6 3 38 】
5~8枠で63頭が出走し、
【 1 1 4 57 】
明確に内有利、外不利となっていますが、前述したように今年はとにかく馬場状態(=特に内)を注視してください。
■1番人気そのものの成績は悪いですが…
10年間の勝ち馬全10がすべて4番人気以内の馬でした。
2着にしても4頭が4番人気までの馬でした。
データからは、1着の欄には人気馬を選ぶというのがスタンダードとなります。
ともに京都1200mなので、シルクロードSと同じ舞台なのですが、京阪杯→一息入れてシルクロードSが好走パターンとなっています。
重賞1~3着かOP特別勝ちの実績が欲しい。
重賞勝ちの実績があった
勝ち馬は6頭
2着馬は4頭
3着馬も4頭
重賞で2着があった馬までも加えるとあと8頭も増えます。
★重賞で1~3着も、OP特別勝ちもなかったのは、20年に2着したエイティンガール、20年3着のナランフレグ、昨年3着のマックドールだけでした。
データからは、この条件を満たす馬から◎を選ぶのが妥当だと言えます。
これはもう明確に不振です。
ハンデ頭は、
4、11、6、(1、11)、2,15,(5、16)(9、11、13)、7着に終わっています。
これは寒いこの時期ですから、仕上げにくいこと、どうしても故障を避けるために手加減してしまうことが要因だと思います。
また、実績馬にとっては、トップハンデでも何が何でもここを勝たないといけないという理由がないからですね。
また、54キロ以下のハンデの馬は1勝もできていません。
厳冬期の短距離・ハンデ戦とはいえ、あまりに極端なハンデも買いづらいという結果が
残っています。
4歳馬=31頭
【 4 3 3 21 】
5歳馬=34頭
【 2 3 2 27 】
6歳馬=47頭
【 3 3 3 38 】
7歳馬=34頭
【 1 1 0 32 】
8歳より上=21頭
【 0 0 2 19 】
やはり、スピード、時計がモノを言う短距離戦ですから、7歳以上は結果が残っていないのも頷けます。
連対率であっても、複勝率であっても、やはり若い世代の成績が良いことは必然とさえ言って良いでしょう。
シルクロードSはフルゲートの18頭で争われることになりました。
ドグマだけが除外となったのですが、人気のない陣営であっても、「別に逃げる理由もない」。
つまりはそこまで突出した存在がいないことを証明しています。
そんな対戦メンバーだけに、状態の良さを武器に上位入線を目論むことは当然の話です。
いつものように、人気だからとか、狙っているからとかいった色眼鏡で見るのではなく、各馬を公平に、
“状態が良いのか悪いのか”見ていきます。
申し上げている通り、この馬が、≪モノサシ≫です。
【今週の追い切り】
栗東坂路やや重で単走 坂井騎手を背に
【53.1-38.7-25.0-12.0】
終いの脚とまっすぐ駆け上がる様はさすが。
当然、格に達している馬ですし、状態もこの馬としては十分。
富士S6着が嫌われている感じも、1200で変わる可能性高い。
【今週の追い切り】
美浦ウッドやや重で併せ馬
【83.1-67.4-53.6-39.2-12.1】
馬体がコンパクトにまとまっており、楽走で併入。
何が何でもの気迫までは感じませんが、
≪90点の点数をつけれる≫
ラピスラズリSを勝っての参戦。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走 松山が乗り
【49.7-36.5-24.4-12.6】
唸っています。好気合でお父さんのリオンディーズに似ていますね。
≪かなり良い、92点以上≫
直1000以外は大敗続く…
【今週の追い切り】
美浦ウッドやや重
【66.7-52.4-38.4-12.5】
よくもないが、悪くもないです。
≪点数つけると82、3点≫
淀短距離Sは10着に終わっていますが、陣営は1200がダメだと思っていない。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【55.9-39.9-25.4-12.3】
中1週を考慮しての軽め。
上々で、馬体もキープできている。
こちらも淀短距離Sからの中1週。
【今週の追い切り】
≪木曜に≫栗東坂路で併せ馬
【56.1-40.5-25.7-12.2】
完全に軽めですが、これ以上やるとかえってまずいでしょうから、ちょうど良いのではというラインです。
今期はまずまず順調で、掲示板に載っています。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【51.7-37.0-24.2-12.2】
好時計でストライドが伸びており、さすが、能力はあるなと感じさせます。
≪状態自体は良い≫
1400の新春Sを勝っての参戦でアグリと同じ引退が近い安田隆行厩舎。
【今週の追い切り】
栗東坂路で併せ馬 安田調教師自らが乗り
【53.1-38.9-25.1-12.4】
まだ遊びながらの走りでしたが、手応えに余裕があり、やればもっともっと時計が出ていたはず。
≪アグリより、こちらかも≫
1400を2連勝、1200でも勝ち鞍あり。
【今週の追い切り】
栗東坂路で併せ馬
【53.1-38.9-25.1-12.4】
もっとやって欲しかったなぁとは思いますが、走りっぷりに余裕を感じました。
≪これで良いと思います!≫
京阪杯、淀短距離SとOPの洗礼を浴びていますが、今回に前進あっても不思議なし。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【51.5-36.8-24.3-12.4】
馬の気に任せて。前脚の回転が良い。
頭打ちで恵まれないことには…
【今週の追い切り】
≪木曜に≫栗東坂路で単走
【54.3-38.3-24.8-12.6】
この馬なりに順調。これ以上を望むのも酷で、順調の評価
セントウルSこそ勝てましたが、そもそもピークだった3歳時のCBC賞の時には戻れていない。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【53.8-33.8-24.7-12.3】
心身のバランスが整っていない感じ。
≪完全に良い頃のデキなし≫
58キロのトップハンデ。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【55.5-39.4-25.3-12.4】
時計は軽いですが、フットワークが素軽く、思ったよりも良い。
≪90点あげられるデキ≫
異なる競馬場で1200Mを3連勝してOP入り。
【今週の追い切り】
栗東CWやや重で単走
【68.2-52.3-36.9-11.4】
走る馬だなぁと感じさせますが、やや突っ張った走りがマイナス。
それでも、1Fはシャープで、まだ余裕もあった。
≪88点以上といったとこ≫
レベルに疑問符はつくが、タンザナイトS2着は勝ちに等しい内容。
【今週の追い切り】
美浦坂路やや重で単走
【54.9-39.4-25.2-12.4】
順調は順調で上々の部類との間くらい。
≪85点ほど≫
前に行ける脚が魅力。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走
【52.8-37.9-24.2-12.0】
これは良い。力が漲っている。
≪92点、いや、それ以上≫
相手が強いレースだと結果が出ておらず。
【今週の追い切り】
美浦ウッドで併せ馬
【67.8-52.8-38.4-11.8】
外目を廻って負荷をかけている点は評価できるが、中間を含め、過去の戦績を覆せるほどの内容ではない。
有力の1頭。
【今週の追い切り】
栗東坂路で単走 西村淳騎手を背に
【53.4–37.5-23.7-11.4】
ゴールに向かって走り良くなっていた。
やればもっと時計も詰まっていたはずで、好調教。
≪92点≫
コメントを読んでもらって、誉めているのが単純に良い馬です。
90点が良い目安と思っていてください。
さすがにG1ではありませんので、95点とかはいませんけども、そういうニュアンスだと思っていてください。
オタルエバーが急上昇で、この馬に食指が動きます!
そして、ルガルですね!
この2頭のワイド1点は、押さえでも良いので、買ってもらいたいなと思えます。
枠順や追い切りによる上げ下げがありますので、不利な枠に当たらない、追い切りでもマイナス評価がないと仮定しています。
3連勝の時計、内容が秀逸。
54キロのハンデがデータから気になるところですが、牝馬ですので、実質56キロですし、これは3勝クラスを勝ったばかりなので55キロにはできなかったと考えれば納得のいくはなし。
マイルや1400を使っていたことで出世が遅れたという解釈で良いでしょう。
≪モノサシ≫アグリを負かし得ることは言うまでもありませんので、
【単勝やウインを5買える】
バースクライと同等の評価、期待を出来る馬ですがハンデの57.5キロを考慮し、この馬が下となりました。
ただ、スワンSも京阪杯も内容が濃かったことで、十分に重賞に手が届く存在になっています。
当然、≪モノサシ≫アグリを負かし得ることは言うまでもありませんので、
【単勝やウインを5買える】
有力馬2頭には入れませんでしたが、個人的に注目している馬を紹介します。
前々走の1400m戦が上り勝負でしたが、楽々と差し切っています。
これが1200になることでさらにのパフォーマンスレベル向上があっても何の不思議もありません。
積極的には買いづらいですが、先行力が何よりもの魅力。
馬場次第ですけども、立ち回りの妙で2,3着なら可能性があります。
現時点での予想買い目を公開。
最終追い切り後に改めて買い目は更新します。
単勝、WIN5はバースクライとルガル。
他のレースで点数が多めになるのであれば、バースクライを1頭にするのもあり。
アグリは勝ちに行く競馬をするはずで、展開のキーとなるのはアグリ。
したがって、買えるかどうかはアグリより上か下かを考えれば良い。
買う買わないは別として、この組み合わせのワイドが何倍つくのかだけはチェックしておくべきでしょう。
以上、シルクロードステークス2024の予想でした。
他にもシルクロードステークス2024の予想が欲しい方は、よく当たる無料予想を競馬予想サイトランキングに載っているすべてのサイトでもらえます。複数の予想を見てすり合わせることで勝率が上がるかも知れませんね。
]]>